GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治家志望の端くれとして、出来る限り多くの方に政治に興味を持って頂けるように解説します。

「年金の真実」こんなタイトルの本を読んだ事があるので、少しだけ解説してみたいと思います。

2017-09-01 21:38:20 | 政治
僕が政治家になろうと思ったのは...
「納得出来ない不公平感をどうにかしたい」という思いがきっかけです。

その中でいくつか関心のある(納得いかない)テーマの中の一つが年金問題です。

昨日のニュースでこんなものがありました。

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170831-567-OYT1T50076.html

長くないので全文引用してみます。



厚生年金の保険料率引き上げ、18・3%に固定

08月31日 17:58読売新聞

 会社員や公務員らが加入する厚生年金の保険料率が9月から、現在の18・182%(労使折半)から18・3%(同)に引き上げられる。

 2004年の年金制度改革で毎年料率が引き上げられてきたが、今回の引き上げで上限に達し、今後は固定される。会社員の大半は10月支給の給与から保険料がアップする。

 04年改革では、現役世代の負担増に歯止めをかけるため、年金保険料に上限が設定された。同年9月まで13・58%だった厚生年金保険料は段階的に引き上げられてきた。自営業やパート労働者らが納める国民年金の保険料も引き上げられ、今年4月に固定された。が、今回の引き上げで上限に達し、今後は固定される。会社員の大半は10月支給の給与から保険料がアップする。

 04年改革では、現役世代の負担増に歯止めをかけるため、年金保険料に上限が設定された。同年9月まで13・58%だった厚生年金保険料は段階的に引き上げられてきた。自営業やパート労働者らが納める国民年金の保険料も引き上げられ、今年4月に固定された。


この記事によると厚生年金の掛け金はじわじわと引き上げられ、13年間で約4.7%も上がっているという事です。

例えば月給が50万の人ならこの13年間に約23,500円の掛け金増で、その半額が本人負担です。40万の人の本人負担額一万円弱、30万の人で7,000円くらいの実質負担増です。

皆さんはこんなに年金掛け金が上げられてる事に対して、実感はありましたでしょうか?

僕は何となく上がっている事は知っていましたが、そんなに増えていたとまでは知りませんでした。

そもそも、僕たちが現在納めている年金掛け金は全て現在の高齢者に支給されるもので、自分たちが支給を受けるものでは無いという事はご存知でしょうか?

もちろん、たくさん支払った人はその分多めに貰える事にはなっていますが、基本的にはその時点の納税者(労働者)が払ってくれた掛け金から支給される事になっています。

この仕組みを「賦課方式」といいます。

年金制度が出来た頃は、掛け金を払わずに支給を受けた人もいましたし、そもそも10人の現役世代で1人の高齢者を支えているような時代もありました。今は約3人で1人の高齢者を支えているはずですが、今後は更に高齢者の割合が増えていきますので、それが年金への不安になっているのです。

もうお気づきの事かと思いますが、掛け金に対して何倍もの給付を受けた人がたくさんいるんですよね。

現在支給を受けてる高齢者の方々も、平均寿命まで生きると掛け金に比べてかなり多い給付を受けられます。

一方で、ある試算によると1965年以降に生まれた世代は支払った額の給付は受けられないとされています。

今の20代の人たちは数千万円レベルで損するという試算になっていたはずです。

要するに制度が無茶苦茶で、それが分かった後にも大きく手は加えられなかった。いよいよどうしようもなくなった2004年に大改革をしたが時既に遅し!

僕が読んだ本の著者によると、「人口動向・景気動向などの全ての要素が厚労省の甘い前提通り運んだ場合に何とか今の制度を維持出来るチャンスが辛うじてある」だそうです。

誰が責任とるんや!

ここで僕が言いたい事は、自分たちが貰えないからと、たくさん貰ってる現在や過去の高齢者に文句を言いたい訳ではありません。

この問題を放置した責任は厚労省(昔は厚生省)の官僚であり、政治家です。

本来は今の高齢者が負担した額に応じて、支給額を減らしていくような制度にすればいいのですが、政治的に無理なんですよね。

票をたくさん持っている高齢者が嫌がる事なんて政治家には出来ません。

そんなこんなで負担は若い人にしわ寄せがいくわけです。

そう考えると投票を放棄している若い人にも少しは責任があるんですが...

話題を少し変えまして、日本維新の会はこの現在の賦課方式を積立方式に変える提案をしています。

現実的には賦課方式の良いところ(インフレに強いところ)を残す必要はあるかもしれませんが、今の日本の間違っているところを正そうとしているんです。

というところで、最後は党の宣伝で締めさせていただきます。


追記

家に帰ってから給料明細を確認しました。
置いてあった一番古いものが6年前でその時から掛け金は約8,500円増えていました。
ちなみに僕はそんなに高給取りでもないですし、そんなに月給ベースも上がっていません(泣)
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