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サイレント マジョリティ

2017-06-13 10:02:02 | 日記
デモに参加しない「silent majority」は賛成であると、ベトナム戦争に反対する人たちに対して、当時のニクソン大統領が放った詭弁である。同様の意味で岸元首相が言ったのが「声なき声」、安保闘争に対しての発言。声なき声を、逐一、掘り起し聞きもしないで、政治家独特の詭弁。政治家たちにとっては便利な言葉だ、よって以後「声なき声」は独り歩きし、暗黙の了解、すなわち政策に賛成だと使われてきた。

黒岩のり子さんの「新まなづる」が入ってきた。議会では議員の定数問題が取り上げられているようだ。
現在の真鶴町の議員定数は11。現状維持で行くか、減らすべきかを議論しているようである。減数とは10あるいは8にする、といったところではなかろうか。

原則論からいえば、議員は幅広く、いろいろな層から、さまざまな意見を持った人たちが多い方が望ましい。しかし現実には、数だけ多く烏合の衆になっている例が多い。烏合の衆の多数はこわい。さりとて、ロボット化されたような単一意見の少数もこわい。

さて、定数問題(それは削減だけで増員は一度もないが)が取り上げられると、まずあげられるのが費用。一人削減するといくらになるかということだ。現在、議員一人当たりの経費は年、400万円。この金額をどうとらえるか。若者の平均収入から見れば、高いとは言わないが、低い金額ではない。もちろん、一生懸命仕事をして、広報広聴を心がけている議員には、とても足りないのはよくわかっている。しかし多くの議員は勉強もしないサラリーマン議員だと思われている。実際そうかも。だから汗水たらして働いているサラリーマンに比べて、優遇されているというやっかみ意見が出るのは仕方がないことだ。
1人減らして400万円を浮かしてみよう。果たして町政に反映されるだろうか。過去の例を見ると、議員たちのお手盛りに消えていることが多い。予算決算書がないので、きちんとした数字は入れられないが、議会費(職員経費も入っている)の推移は、7000万円台でさほど変化していないと思う。だから一人減らせば財政が潤うと考えるのは早計だ。数字のマジックといったところだろうか。
私がいつも腹を立てているのは、議員たちの意識には、予算決算の数字は単なる数字で、財政は「税金」であるという認識がないことだ。

議員も少なくとも専門職ぐらいの自覚をもって、地方自治法と地方財政法、せめてこれだけは勉強してほしいよ。発言を聞いていると、わかっていない議員が多い。

議員たちに、やってみては?と言いたい。
偉そうなことを言っているが議員たち、町民の声を知っているだろうか。声なき声を聞いたことがあるかい?
定数問題に、タイトルの「サイレント マジョリティ」を使っている議員たちもいるだろう。「サイレント マジョリティ」は決してすべて同意見ではないのだ。反対もいれば賛成もいる、興味が無い人もいるし、わからないひともいる。どれがmajorityなのか、案外わからないだったりして。例えば、私、講演会や報告会には一切行かない。賛成だから行かないのではない。興味がないから行かないでもない。意見がないから行かないのでもない。物理的に「行けない」のだ。真鶴は高齢者の町だ。コミュニティバスも走っているが、バス停に行くためには坂道を登ったり下ったりしなければならない。生活だけでたくさん。そういう人たちは大勢いる。

だから議員たちが本当に町民の意識を、気持ちを知りたければ、「来てください」ではなく、「行くこと」だ。数人のグループを作って戸別訪問すればいいのだ。どう?選挙前の顔見世にはなるよ、今なら選挙法には引っかからないだろう。そのくらいのことはしてごらんよ。一人では数字のまやかしと疑われるから数人で。こんな小さな町、しかもコンパクトにまとまっている町、3000所帯余りだから、割り振ったって行けない数じゃない。やれるかな?やれたら大したもんだけど、やらないだろうな??
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