御機嫌如何ですか。
世紀末。あたくしが いわゆる新婚時代の頃のお話です。
腰痛が悪化して(新婚さんが腰が痛いと言うと、すぐ何やらツッコむおじさんていましたよね。今でも居るかな?) 鍼は怖いので。タウンページで、保険がきく個人の整体を見付け、数回通いました。
ある日、一本の電話。
電話主「○○さんの、奥様ですよね」
ラリサ「はい…?」
主「こちら、病院なのですがいま、ご主人様が事故に遭われて、こちらでおあずかりしています」
ラ「ええっ?!( ; ゜Д゜そ。それで、状況はどうなんですかっ?!」
主「意識が朦朧とされてます。確認のために、保険証の番号をお願いします」
慌てて、保険証の番号と、住所氏名を、伝えた。
主「わかりました、それではこれから応急処置をはじめますので、ちょっと奥様に協力をお願いします」
ラ「協力?あの、病院の、場所を教えていただきたいのですが?!」
主「いまは、まだ動けません!応急処置を施してから申上げますので、ご協力を!」
あたくし。気が動転しておりました。とりあえず指示に従わねばと。指示に従わねばと。
ラ「わかりました、どうすればよいでしょうか?」
主「あのですね。御主人様は、股関節をやられておりまして。。まずここに処置をしないといけないので奥様。。。」
主「旦那さまの、股間を刺激しなければなりません。その為に。」
ラ「その為に?」
主「奥様の、アノ時の声を、旦那さまの耳元に聴かせてあげていただいて、興奮をさせてあげてください!いま、すぐにです!時間がないのです!」
ラ「え?でもそれはちょっと。。。」
主「時間がないのです、旦那さまのために、急いで!!」
ラ「は。はいっ、わかりましたっ!!」
。。。。。そんな、やり方があるんだなあ。
この際だから仕方がない。。。。
ラ「(ご想像にお任せします)」
主「。。。。。まだ、たりませんね、処置できるところまではいってませんねえ。。。もうすこし頑張って下さい」
ラ「わ、わかりました。では。。
(控除凌辱(笑)部分)」
しばらくすると、受話器の向こうから、吐息のような音が微かに聞こえてきました。
よし、これならいいんでないか。
主「い、いいですよ奥様、その調子でもっと続けて下さい。。。」
ラ「これならいいですね!」
主「続けてください。」
ラ「(公序凌辱さらに続。)」
主「。。ああ。いいですね奥様。もっと、もっと、はあはあ」
ラ「。。。。。。?」
。。。はあはあはあ。。。。。。
も、もしもし?
はあはあ。。。。。ぷちっ。
つーつーつー。。。。
やっと、やっと気が付きました。
遅いですか(  ̄▽ ̄)
切られる直前まで、マジメにやってました。
騙されたのね
おバカさん
当時は、家の電話にディスプレイ機能もなく。
それから1ヶ月くらいして気が付きました。
保険証。
あ。整体。
それから5年以上たってから
「オレオレ詐欺」というものが世間を騒がせるようになりました。
「おれおれ、母さん、事故に遭った」
麻酔をかけるから エロい声出して。。。
声出すかどうかは、個人の自由ですが
お金は、出してはいけません。
そんな、為になるお話を今日はさせていただきました。
三體牛鞭
人の助 媚薬