紅葉の綺麗な大阪市内の厚生年金会館で
YOKO ONO PLASTIC ONO BAND のコンサートが11/24日ありました。
幾度も見るのを止めようかと思いましたが、
縁あって見て来ました。
最初から最後まで
YOKOの「あああ」「ううう」「おおお」の叫び声、
時にはこれらの合成音の歌詞
(50%ぐらいの詩が彼女の叫び声です。)のロックでしたが、
終ってみれば、
YOKOを取り巻くサポートメンバーの楽器をこなす上手さで,
十分にこの奇天烈な歌詞を音楽に仕立てていました。
見に行って良かったです。
前回のブログでYOKOの音楽に対しての不満を述べましたが、
あれはあれで、YOKOなりの唯一の表現だと思いました。
やはり生の演奏は技術が素晴らしければ、
本当に素晴らしい舞台になると思います。
中には少し自分達だけが楽しんでいるような演奏もあり、
実験的な少し聞きづらい音楽もあったりでしたが、
全体としては80点くらいはクリアしていたと思います。
コンサートのラストソングとしては
ジョンレノンの「平和を我らに」を選び演奏しました。
日本に来ることに関して不安はあったが、
来て良かったと最後にYOKOは言っていました。
最後に持ってきた「平和を我らに」で
ジョンの魂をいつまでも引き継いで行こうと
しているところなどは
PLASTIC BANDはジョンレノンのバンドなのでしょう。
日本人のメンバーそれぞれが魅力的で、
小山田圭吾さんは芯が一本入っていて格好良く、
ドラマーのあらきゆうこさんは腕っ節があり、
清水ひろたかさん、
本田ユカさんは透き通った綺麗な雰囲気を持っていて、
ゲストの細野晴臣氏は貫禄があり、それぞれに楽しませて頂きました。
ショーンレノンはやはりジョンレノンによく似ていて、
少しジョンの気の強さを抜いたような雰囲気でした。
ビデオクリップは変(?)でもライブではよく聞こえるので不思議です。
それにしてもYOKOは「あああ」「おおお」が多いです。
普通の歌詞を付けて歌えばいいのにとコンサート中ずっと思っていましたが、
コンサートの最後の方になって、
普通の歌詞を使って曲を作れば、一曲~2曲で飽きるバンドだなと思いました。
音中心ですか、このバンドは?
BETWEEN MY HEAD AND THE SKY
http://www.youtube.com/watch?v=00BEwG_5Swc
このポスター欲しかったのですが、
売り切れでした。