気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

あんこうチーム Ⅳ号戦車D型改(F2型仕様) 完成です !!  

2015年06月08日 | ガルパン模型制作記

 組み立ての終わった各部のパーツに、サーフェイサーを吹き付けて塗装の下地を作りました。


 本塗装を行ないました。劇中車はプラウダ戦時の暗い雪原のフィールドにて活躍していたためか、カラーの配分が他のシーンに比べて大まかになっています。車体と転輪とOVM類の一部が同じ色になっているのもそのためでしょう。
 なので、塗装は楽でした。ミスターホビーの「ガールズ&パンツァー カラーセットあんこうチームVer.」の「大洗グレーⅠ」を使用しました。


 続いて車体各部の塗り分けを筆で行ないました。公式設定資料図を見ても、OVM類の一部は車体と同じ色であるうえ、クリーニングロッドの木製の柄までが金属系の色になっているという、奇妙な配色がなされていますが、劇中車を可能な限り再現するという原則にのっとり、その奇妙な配色をそのまま踏襲しました。
 とりあえず、車体左側においては、ジャッキ台等の木製部分はミスターカラーの43番のウッドブラウン、後部のクリーニングロッドやパールは履帯と同じ色にみえるので、28番の黒鉄色で塗りました。後部のテールランプには47番のクリアーレッドと49番のクリアーオレンジを使いました。


 車体右側においても、木製部分はミスターカラーの43番のウッドブラウン、ジャッキや斧やスコップ等の金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。キャタビラツールはどう見ても車体と同じ色なので、そのままにしました。


 転輪のゴム部分は、いつものようにポスカの黒で塗りました。筆塗りよりも楽に出来るうえ、失敗が殆どありませんでした。


 塗装の終わった転輪を、車体に組み付けてゆきました。プラッツのキットは転輪の組み付けがしっかりしていなくて微妙にズレが生じることがあるので、定規をあててなるべく転輪が綺麗に並ぶように調整しながら付けました。


 全ての転輪を付け終った状態です。


 履帯は、28番の黒鉄色で塗ったものをはめました。このキットでは誘導輪を未接着として位置を自在に調節出来るようになっているため、履帯の装着も楽に出来ました。履帯をはめこんでから、誘導輪の軸を回して位置を後ろにずらし、履帯が少しピンと張るようにしました。
 その後、砲塔を載せました。塗膜によってキツキツになったのは狙い通りで、傾けても砲塔が落ちるということが無くなりました。


 サーフェイサーと本塗装の塗膜によって、かすかに見えていたネジ穴の埋め跡もほとんど目立たなくなりました。追加したボルトなどはよく目立ち、劇中車の外見により近づけることが出来ました。


 デカールは、1番を2枚、2番を1枚、3番を2枚使いました。左はおまけのシールで、私の好きな冷泉麻子であるのはラッキーでした。


 デカールを貼り終わりました。梯子の留め金具などが劇中車に全くついていない理由を、デカールを貼った後にようやく悟りました。大洗女子学園校章が貼られると、留め金具は邪魔になってしまうのですね。


 砲塔左右のあんこうマークは、中央よりも下寄りにセットしました。公式設定資料図やアニメのシーンでもそうなっています。理由は、砲塔左右前端のフックにあんこうデザインが干渉しないようにするためでしょう。


 斜め後ろからのアングルです。砲塔のゲベックカステン背面の大洗女子学園校章もなかなか決まって見えます。たぶん、大洗女子学園校章のデザインを優先して、本来なら付いているゲベックカステン背面下端の出っ張りを無くしたのではないかと推測されます。


 なかなか良い出来に仕上がったと思います。Ⅳ号戦車の第一作目として初期のD型をタミヤのキットで作りましたが、あちらの方が色々と改造や変更が多くて苦労した気がします。それに比べると、今回のプラッツの公式キットは、意外にも小改造ばかりで割合に楽に制作出来ました。


 各所のハッチは全てピットマルチ使用によって開閉自在にしてあります。来たる9月30日にピットロードさんが発売を予定している、Ⅳ号戦車D型(F2型仕様)のEDバージョンにあんこうチームのパンツァージャケット姿のフィギュアが付属しますが、それを乗せて楽しむことを前提にして、今回のキットも全てのハッチを動かせるようにしました。


 正面観です。エンジン点検ハッチの改造、バイザー上部の切り欠きと覗き穴などの出来もまずまずでした。車体前端の溶接痕や各所のネジ穴も綺麗に消えています。大体は劇中車の状態になっていると思います。


 かくして、完成した車輛があんこうチームに引き渡されました、というシーンです。こういう楽しみ方のために買っておいた、カラコレの限定版パンツァージャケットデザインの五人が笑顔で並びました。Ⅳ号戦車D型の完成時にも同じようなことをやっていますが、その時とは逆の並び方にしました。
 カラコレのあんこうチームは、こちらの方が笑顔が多くて雰囲気が良いですね。


 カラコレのサイズですと、キューポラ以外のハッチ内に収めるのは不可能ですので、上図のようにあちこちに立たせるのみにしました。それでもガルパン戦車の世界が充分楽しめます。今回の冷泉麻子も、あっちの方角を見つめる丸山紗希スタイルでした。


 ラストはやっぱり西住みほの搭乗シーンで決まりですね。カラコレのサイズだと、キューポラだけになんとかおさまるという感じなので、五人全員を乗せるとなったら、ピットロードさんのEDバージョンのあんこうチームフィギュアしか候補がありません・・・。

 以上で、あんこうチームの搭乗車が完成しました。製作日数は、4月20日から5月21日までの32日でした。のんびりと作っていたせいもありますが、途中で倉吉や奈良へ出かけたり、大阪ぼちぼち作戦を楽しんだりしていましたから、実際の制作日数は半分ぐらいでした。改造や変更は小さなものばかりだったので、割合に組み立て易く、毎日作っていれば、十日ぐらいで完成出来たのではと思います。一日あたりの平均作業時間は約一時間ほどでした。

 今回のキットはプラッツの公式キットでしたが、思ったよりも組み立て易かったので、よく言われるような批判が無かったのも納得出来ました。元キットがスマートキットであるため、作りやすさもそのまま受け継いでいるように思いました。
 また、誘導輪のスポークを6本に変更する以外は、楽な小改造ばかりだったのも今回のキットの特徴です。ガルパン仕様への制作が楽に出来るキットの一つに数えて良いと思います。

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