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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その11

2014年03月07日 | ガルパン模型制作記

 ステップ17と18です。ステップ17では砲塔上のキューポラ部分を組み立てますが、機銃のD8はガルパン仕様では外されていますので不要となります。また、色々とガルパン仕様と異なるところがありますので、順に改造を施してゆきます。
 ステップ18では、砲塔パーツD48にキューポラや37ミリ副砲などを取り付けますが、砲塔パーツD48そのものも形状がガルパン仕様と異なりますので、いくつかの改造が必要となります。


 右は砲塔パーツのD48、左はステップ17で組み立てて機銃D8をつけず、またハッチのD25とD26をつけない状態にとどめたキューポラ部分です。いずれもキットのパーツのままです。


 公式設定資料図を見ると、キューポラ部分は全体的に丸味を帯び、窓も小さくなっています。機銃を外して、覗き窓に変更しているものと思われます。砲塔の37ミリ砲身基部の下には、キットのパーツに見られる刳り込みがありません。


 したがって、キューポラ部分においては赤色円内の窓部分を小さく作り変えることになります。そして砲塔パーツにおいては、黄色円内の刳り込み部分を完全に埋めることになります。
 この刳り込み部は、本来は37ミリ副砲の俯角を大きく確保するためのスリットであるので、これが無いと37ミリ副砲は0度以下の俯角が取れなくなります。M3中戦車リーの副砲は高い位置にあるので、近接戦闘では0度以下の俯角をとるケースも多いと思われますから、それが出来ない状態になっているというのは、本来は有り得ないですね。アニメ特有の謎設定のひとつでしょうか。


 まずプラ板をキューポラ部分の前面に貼り付けて前面を少しかさ上げし、窓を小さく表しました。砲塔パーツの刳り込みは、プラブロックを削ってはめ込んで埋めました。


 キューポラ部分の前面に貼り付けたプラ板の上にパテを塗って盛り上げ、やや丸みをつけました。砲塔パーツの刳り込みにはめ込んだプラブロックの表面を、サンドペーパーで磨いて整形しました。


 砲塔パーツD48には、他にも出っ張りや凹みなどがありますので、少しずつヤスって整形していきました。


 公式設定資料図を見ると、砲塔はお椀を伏せたような形で出っ張りなどはなく、上から下まですっきりとした形になっています。


 キットのパーツは、白色の枠内に出っ張りがあり、赤色円内には文字のモールドがありました。なので、これらは全て削り取りました。また三ヵ所にある出っ張りのうちの二ヶ所、黄色円内に示した部分では、上面に小さな突起がありますので削って平らにしました。
 さらに、オレンジ色の矢印で示したように、底辺の縁が盛り上がっていますが、ガルパン仕様では縁部の盛り上がりがありません。おまけに砲塔自体の中央部分が微妙に凹んでいます。


 そこで、底辺の縁を削ってフラットに仕上げ、微妙に凹んでいる部分にバテを塗りまわして盛り上げました。


 一日置いて乾燥させたのち、ヤスリやサンドペーパーでヤスってパテ部分を滑らかに仕上げました。後でもう一度パテを塗って整形を行う予定です。


 公式設定資料図にて、キューポラ部分が丸みを持っていることを再確認しました。キットのパーツは角ばっているので、これを少しでも丸味ある形に近づける必要があります。


 また、ハッチはキットのまま組むと前に折りたたむ形になりますが、劇中のワンシーンを見ると観音開きになっていることが分かります、これはグラントのタイプですが、ハッチそのものも小さくなっています。


 ひとまず、キューポラの上部を少しかさ上げすることにし、プラ板をハッチ部の大きさに合わせて切り出しました。


 切り出したプラ板を、キューポラの穴にはめ込みました。


 続いてハッチ部分を下書きし、切り抜きました。


 パテを盛って、乾燥させたのちにヤスったりして丸く作りました。


 ハッチ部分も劇中シーンのように小さく仕上げました。右はキットのパーツD25で、大きさが全然違います。最初はこのパーツD25を削って小さくしようかと考えたのですが、それよりは丸く切りぬいた部分を使う方が楽だと気付きました。


 丸く切りぬいた部分のプラ板を、半分に切り離してハッチの形にして、それぞれに蝶番をプラ板の切れ端で表しました。


 ハッチにしたプラ板をはめこんだ状態です。


 劇中のワンシーンにて、ハッチが開いた状態を確認しました。対サンダース戦にてウサギさんチームが索敵を行っている時のシーンで、澤梓がキューポラ上に頭を出して周囲を見回しています。ハッチの内側には、ハンドルや黒いクッションが付けられているのが分かります。


 そこでハンドルはキットの不要パーツB5を改造して作り、クッションはプラ板でそれらしく切って貼り付けました。このキューポラのハッチも開閉出来る状態にしたいので、開いた際にハッチ内側のハンドルなどが見えるようにしました。


 再びハッチを閉じた状態にし、中央に細長い留め具をプラ板で追加しました。


 キューポラを砲塔に載せ、37ミリ副砲を仮組みしてみました。


 あちこちいじって改造し、削ったりヤスったりしましたので、キットのパーツの本来の形よりも丸味が増して、劇中のイメージに近づけることが出来たように思います。このあと、細部をさらに磨いたりして整形してゆく予定です。
 とにかく大変な作業の連続でしたが、ここまでたどり着ければ、あとは細かい改造や各所の整形作業だけになります。 (続く)

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