「わかばガールズ」をねんどろいどで再現する試みの第一弾は、奥田直にしました。上図のコミックスの裏表紙イラストを参考にして工作してみることにしました。
奥田直によく似た顔パーツおよび髪形パーツを有する、491番の艦これ霧島です。中古ショップのフィギュア500円均一セールに出ていたのを見つけて、買ってまいりました。
こういう感じです。帝国海軍軍艦艦艇マニアであった私としては、どう考えても、このねんどろいど霧島が、高速戦艦霧島の擬人化であるというのがさっぱり理解出来ません。ただの女の子のフィギュアじゃないか、しかも服装が巫女さんっぽいのは何でだろう、というような思いしか浮かびません。
なので、躊躇なく改造用パーツに使用して、ガンガン盛って、削って、研磨しようと思います。 (苦笑)
同時に用意したのは、琴吹紬のねんどろいどです。奥田直は一年生なので、制服のリボンは青、ソックスの色は白です。したがって、琴吹紬のボディ部分がそのまま転用出来ます。
両者を並べてみました。ねんどろいどの一般的な製品傾向として、発売時期が古いものの方がサイズが大きいです。なので、102番の琴吹紬の方が、491番の霧島よりも身長が約1センチ長いです。
また、パーツの組み付け方法も最近のものほど分割式になっているため、首のジョイントを含めた顎下部分が、霧島では別パーツ化されています。サイズも小さくなっているため、例えば前髪パーツだけを差し替えようとする場合、古い製品に組み合わせる事が難しいケースが多いです。
今回は、霧島の頭部をそのまま転用するため、サイズ違いの問題はありませんでした。
霧島の頭部を、琴吹紬のボディに付けてみました。奥田直の雰囲気に近づきました。結構いけるんじゃないか、と感じました。顔パーツはそのまま利用出来ますので、髪パーツを改造して合わせるだけで再現出来そうだと思いました。
コミックス裏表紙イラストと比較して、髪型の違いを確かめました。奥田直は、額の中央で左右に分け、左右の耳前に鬢髪を真っ直ぐに垂らします。
霧島は、額の左寄りに分け目があり、耳前に垂れる髪がありません。
霧島の側面観です。この角度で見ると、全然髪形が違いますので、奥田直の雰囲気からは遠ざかってしまいます。改造の要はここだろうな、と考えました。
髪形の改造イメージを、大まかに黄線で引いてみました。耳前の鬢髪を下まで延長し、後髪は垂下させて短くまとめます。
正面観における髪形の改造イメージは、上図のようになります。額上の前髪の分け目を中央に移し、耳前の垂髪をストレートに作ります。 (続く)