妻一人 子二人

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてブログ開設

2010.3.18~ ブログタイトルだけリニューアル

フシギちゃん

2017年07月15日 22時48分10秒 | Weblog
実家の父親の本棚から拝借した、三島由紀夫の「沈める瀧」を読了。

昭和38年当時の本なので、漢字は旧字体が出てくるし、仮名づかいも昔のモノだし、

一行読むのにひと苦労であった。旧字体がわからなくて、飛ばし飛ばしに読んでいたが、

だいぶ後になってから、「ああ!そう読むのか!」なんてこともよくあった。

物語の内容は、思いっきり平たくして言ってしまえば、ある若者の青春群像である。

延々と続く心理描写や情景描写が、面倒くさがりの私にはとても重たかった。

どの登場人物にも感情移入できない。

超がつくほどのプレーボーイである主人公・城所昇、若いダム技師たち、バーの女性たち、

悲劇のヒロインとなる菊池顕子。

しかし終盤で、ようやく浮気した妻を連れ戻そうとする旦那が登場し、

彼の「事務的対応」には胸が好く思いだった。

しかし、その重たく感じた心理描写で、ドロドロとした内容が続くのかと思ったら、

最終章では何事もなかったように、”ダムの下に滝は沈んでいるのです おしまい”

私の印象としては、ずいぶんあっさりしたカンジでこの話は終了した。

面白かったといえば面白かったし、楽しめなかったといえばそんな気もしないではない。

「金閣寺」を読んだ時もそうだった。今のところ”三島由紀夫はフシギな作家”

という印象しかない。しかし、ほかの作品も読んでみたい。


最期となった三島事件(ウィキペディア)を読んでいる。

最期の事件だけ見ると、フシギちゃんとしか言いようがない・・・
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