ひさしぶりに連絡をとって来る人が、たまにいる。
偶然、街中やら、街じゃないとこやらで出くわす人がいる。
戻ってきたような、めぐりめぐってしまったような。
即席の祝福、やがて来る、長い、ながいお別れ。
では、こういうのは、どうだろう?
今まさに、見計らっての、情報の追加。
「私は、音信が途絶えた人を知っている」
僕の、1桁を維持する携帯電話の連絡先でさえも。
途絶えた音信の暫定的な案内表示だったりする。
いてもたってもいられず、突発的に、数年連絡を取っていない相手へ
メールを出したりする。
「ひさしぶり」
はじまりよ、朝日のようにさわやかに、M.J.Q。
「また、会おう」
どこかで。いつか。きっと。
果てのない希望をもって、再会は実現される。
すでに、ここで、今。
この感情が薄らいでしまう前に書きとめようと取り出した3色ボールペン。
黒、赤、青。どれを使うか迷っている間に、時間だけがすぎていく。
カチ、カチ、カチ。
「わたしはしばらく、音信不通となるでしょう」
天気予報を伝える気象予報士が言ったら。
聞き逃しかけた視聴者は、夕食の席でしばし、とまどうだろう。
「えっ?なんだって!?晴れだか、雨だか、はっきりしてくれよ!!」
なるほど。
本日の夕食は、コロッケですか。いいですね。
「キャベツは適度に、包丁使いにはまだ慣れていない初心者苦心の作、くらいの。
細さがあるといいでしょう」
気象予報士は、コロッケに添えるキャベツについても、知悉している。
彼らが知るのは、天候だけではないのだ。
そうこうしているうちに。
夕闇の頃をすぎ。湿り気を帯びた空気をくぐりぬけ。
雨は降り始める。人知れず、大地を潤し、人知る頃、雨あがる。
あの娘がわすれていった傘を届けるべきかどうか、悩んでいるあいだに。
「しばらく音信不通になった人」リストに、くわえてもらえると、ありがたい。
こういうリストは、本当に存在するのである。
NTTの職員が、タウンページを届けてくれる際。
「後ろから3ページ目に、例のリスト、ありますから」と耳打ちしてくれたのを、
今、なつかしく思い出す次第。
夕食前にやってきた彼は、忙しそうに、次の家へと向かっていった。
「タウンページこそが、おまけ」だったのは、衝撃的な事実だった。
またもや、よくある話、ふつうの話。
夕食のコロッケに、幸あれ!
偶然、街中やら、街じゃないとこやらで出くわす人がいる。
戻ってきたような、めぐりめぐってしまったような。
即席の祝福、やがて来る、長い、ながいお別れ。
では、こういうのは、どうだろう?
今まさに、見計らっての、情報の追加。
「私は、音信が途絶えた人を知っている」
僕の、1桁を維持する携帯電話の連絡先でさえも。
途絶えた音信の暫定的な案内表示だったりする。
いてもたってもいられず、突発的に、数年連絡を取っていない相手へ
メールを出したりする。
「ひさしぶり」
はじまりよ、朝日のようにさわやかに、M.J.Q。
「また、会おう」
どこかで。いつか。きっと。
果てのない希望をもって、再会は実現される。
すでに、ここで、今。
この感情が薄らいでしまう前に書きとめようと取り出した3色ボールペン。
黒、赤、青。どれを使うか迷っている間に、時間だけがすぎていく。
カチ、カチ、カチ。
「わたしはしばらく、音信不通となるでしょう」
天気予報を伝える気象予報士が言ったら。
聞き逃しかけた視聴者は、夕食の席でしばし、とまどうだろう。
「えっ?なんだって!?晴れだか、雨だか、はっきりしてくれよ!!」
なるほど。
本日の夕食は、コロッケですか。いいですね。
「キャベツは適度に、包丁使いにはまだ慣れていない初心者苦心の作、くらいの。
細さがあるといいでしょう」
気象予報士は、コロッケに添えるキャベツについても、知悉している。
彼らが知るのは、天候だけではないのだ。
そうこうしているうちに。
夕闇の頃をすぎ。湿り気を帯びた空気をくぐりぬけ。
雨は降り始める。人知れず、大地を潤し、人知る頃、雨あがる。
あの娘がわすれていった傘を届けるべきかどうか、悩んでいるあいだに。
「しばらく音信不通になった人」リストに、くわえてもらえると、ありがたい。
こういうリストは、本当に存在するのである。
NTTの職員が、タウンページを届けてくれる際。
「後ろから3ページ目に、例のリスト、ありますから」と耳打ちしてくれたのを、
今、なつかしく思い出す次第。
夕食前にやってきた彼は、忙しそうに、次の家へと向かっていった。
「タウンページこそが、おまけ」だったのは、衝撃的な事実だった。
またもや、よくある話、ふつうの話。
夕食のコロッケに、幸あれ!
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