ドイツ環境援助(DUH)によって開催された「エネルギー節約に尽力する自治体コンテスト」でバイエルン州の州都であるミュンヘン市が優勝した。コンテストは住民10万人以上、2〜10万人、2万人以下の3つのカテゴリーに分けて審査された。結果は以下の通り。
●カテゴリー:住民10万人以上の自治体
1.ミュンヘン(München)
2.ミュンスター(Münster)
3.ハンブルクおよびニュルンベルク(Hamburg、Nürnberg)
●カテゴリー:住民2〜10万人の自治体
1.ラーシュタット(Rastatt)
2.フィアーンハイム(Viernheim)
3.ノーダーシュテット(Norderstedt)
●カテゴリー:住民2万人以下の自治体
1.ベッテンベアグ(Wettenberg)
2.オットーブルン(Ottobrunn)
3.シュバルツバルト地方クーニクスフェルド(Königsfeld)
コンテストではドイツ全土から参加した77の市町村を対象に、エネルギー節約・効率向上対策について審査。ミュンヘン市は学校・幼稚園に対して行動モデルを提案したほか、自治体職員を対象としたプロジェクト(英訳:Pro Climate-contra CO2)を成功させた。また新興住宅地においてエネルギー効率の良い宅地開発を実現した。ミュンヘン市のエネルギー消費量は1998年から2003年にかけて12%減少。
カールスルーエにほど近い5万人の住民を抱える町ラーシュタットは1998年から2003年にかけてエネルギー消費量を21.4%削減することに成功した。ギムナジウム(Grundschuleとよばれる基礎学校での4年を終えて入る9年制の高等学校)および自治体所有の建物において消費されるエネルギー対策プログラムにより、1年で100万KWhの電力が節約される。1999年に導入された学校および幼稚園における行動プロジェクトは、3年目ですでに16.4%の電力消費削減、31%の暖房用エネルギー消費削減を達成した。
住民1万2500人の村ベッテンベアグはすでに1990年に村ぐるみでエネルギーマネージメントを導入し、大きな成功を収めた。1998年から2003年にかけてのエネルギー消費削減率は12.5%。特筆すべきはこの期間中に街頭のための電力消費が12.8%減ったこと(筆者注:発光ダイオードの使用とかかわっている事例だった気がする)。専門知識のある住民からなるエネルギー審議会の活躍も大きかったということだ。
<参考>http://www.sonnenseite.com/fp/archiv/Akt-News/6601.php
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