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◆Notebook◆

先走ってまして

2009-05-31 | どうでもいい話だったり
昨晩「2009後半戦に突入!」と思いっきり先走ったこと書いてしまいまして、お恥ずかしい限り。後半戦まではまだ1ヶ月ありますね。失礼しました。
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頑張っているような頑張っていないような毎日。
以前書いた卵はやはりアゲハでした。実は6個ほど保護していたのですが、全部幼虫からさなぎになり、今日そのうちの一匹が無事に羽化し旅立って行きました。
どの個体も例外なくさなぎになる直前は「はらぺこあおむし」になるので、えさの確保も大変。山椒やみかんの鉢植えを買ったり、夫の実家から夏みかんの枝を送ってもらったりしてなんとか扶養致しました。

昨年9月に蛹化したまま越冬したのも今月無事に羽化。まさに長い眠りでして個体によって「ちょうちょ」になる時期がこうも違うものかと驚きました。人間界だけ「一律20才で大人!」なわけないだろうと思います。

そうそう『はらぺこあおむし』の著者エリック・カールさんのブログがかわいくて面白くて、楽しみに読んでます。

WEB SHOPは何が何でも6月中にオープンしたいと準備を進めています。
待っていて下さっているとメールを下さった方々、本当にありがとうございます。日程は目途が立ち次第ご案内させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
自分のささやかな目標としては、毎月1回2日間オープン、年に2回新作発売、年に1回個展か何かのイベントで作品発表というスケジュール。なんとか頑張って近いうちに!

学校は週2くらいのペースで通っています。デッサンはようやく(2年半かかって!!!)線を引くのが楽しくなってきました。なるべくシンプルな線で、量感を意識して、線で紙を切り分けていく感じで、そしてくれぐれも上手く見せようなどと思わずにあるがままをあるがまま写す、というのが最近自分に課している課題(学校では特に指導はないので自分で課題出さないと)。
まだまだ他の皆さんのように素敵なデッサンは描けないのだけれど、形を追って線を引くのが楽しくなってきたのでよかった。

(10分で1枚描きます、ひたすらその繰り返し)

一方水彩の授業は実験あるのみ!と思って描いてます。今はモデルさんの姿・形や教室風景を描くのではなくて、その人の人格や精神みたいなのが表現できたらなと思って描いてるのですがなかなか思うような絵は描けません(当たり前ですが)。
こちらも合評はあっても具体的な指導はないので、何かヒントはないかと時間を見つけては展示を見て回ってます。
最近見たのは

◎「追悼 片岡球子展」(日本橋高島屋)
◎「日本の美術館名品展」(東京都美術館)
◎「ラウル・デュフィ展」(三鷹市美術ギャラリー)

片岡球子さんの作品は実物見るのは初めてだったので、頭を平手打ちされたような衝撃でした。103歳で亡くなられたのですが、晩年まで衰えを知らない探究心と不屈の執念が渦巻いていて嵐のようなパワーでした。
画面にはこれっぽっちも悩んだような跡はないのですが、そこまでにはどれだけの勉強と研究があったのかと思います。

「研究をしない人はいくら年齢的に若くてもすでに年寄りだ」
と図録に記されていた大村はまの言葉がぴったり、最期まで若い精神をお持ちだったのだろうな、天晴れ明治の女性。

日本の、、、は文字通り名品ばかりが狭い空間にひしめきあっていて、途中めまい・吐き気がしそうなくらい。一度見たかった三橋節子さんの実物が見られてとても嬉しかったです。そして身を切られるように切なかった。
岡鹿之助も2枚、熊谷守一も2枚見られたし、今まであんまり好きじゃないかもと思っていたルドンもやっぱりすごいきれいだなぁと再認識できたし、とてもよかった。

デュフィは高校生の頃から好きで個展は何度も見てるのですが、今回のは初めて見る作品が結構あってよかった。水彩もいいのが結構ありました。電気の精とラヴィアンローズはいつの日にか実物見たい!!!


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