浅沼元琉の気学観測

成すことなくして、終わり有り

「浅沼元琉の気学観測」第十八話

2017年07月06日 | FM”レディオモモ”での放送
(鑑定士は上空から運勢全般の動きを眺めている)
鑑定をしていると「気学ってそんなことまで分かるのですか?」という感想を頂くことがあります。他人からは決して見えないと思っている心の内や生活環境を鑑定士があたかも見ているかのように言い当てるからです。そして過去起きたことや過去に経験した時のその方の心境や周囲の状況も大よそ把握できるからです。さらに言うと、常識では分かるはずのない未来の展開を推測するからです。これらの判断は暦とその人の生年月日ですべて判断します。これは九星が暦に従って正確に動いているからなのです。鑑定士はいわば上空から皆さんの動きを眺めているようなものです。私は気学をよく気象観測に例えるのですが、気象予測と運勢の予測は“気の動きを見る”という意味で、同じような観測方法を使っていると言えます。

(「西南に利ろし東北に利ろしからず」)
易経の言葉は非常に神秘的で時として暗号のような書かれ方をしています。ですから文面通りに解釈すると何を言っているのか全く判別がつかない言葉がたくさんあります。その中に「西南に利(よ)ろし東北に利(よ)ろしからず」(水山蹇・すいざんけん)という言葉があります。この言葉は文字通り解釈すると「西南がよい。東北はよくない」という意味になります。但しこの言葉には重要なメッセージが含まれています。一つは気学的な解釈です。すなわちこの言葉はまず方位作用のことを表しています。なぜ西南は良くて東北はよくないのかというと、西南は守りを表し、東北は方針転換を表す方位だからです。つまりこの易経の言葉は「現状維持がよい。方針転換はするな」ということを伝えているのです。人は調子が悪くなると気分転換や方針転換をしたくなります。けれどもその方針転換も時と場所(変更箇所)を誤ると、却って運気を乱してしまうこともあるのです。いつも積極的に動いていると、ついつい動くことで打開を図ろうとする人がいます。こういう時、敢えて我慢して現状維持に徹した方がよいという局面もあるということを易経は教えています。

(方位には吉方位と凶方位がある)
私たちはよく引っ越しや移転などを経験します。仕事の都合もあれば家を建てる、あるいは気分転換で引っ越しすることもあるでしょう。そういう時方位のことを何も考えずに引っ越ししている方がほとんどではないかと思います。方位には吉方位と凶方位つまり行ってよい方位と行ってはならない方位があります。正確に言うと行ってもよいタイミングと方位があるということです。方位とは皆さん方が地図で確認する方位のことですが、気学では理論があり、東と言ってもその範囲が正確に定められています。だいたい東というようなアバウトな判断はしません。地図上で特殊な調整を行いながら、東なら東の範囲を正確に定めています。

(その方位に行くと言うことはその方位の気に引っ張られている)
鑑定では引っ越しや移転の相談が少なからずあります。方位に影響されることを方位作用と言いますが、方位作用は磁気作用がもたらす物理現象および生体反応と規定できます。ですから当然移動する方角によって起きる現象が変わってきます。吉方位作用の一例を紹介しましょう。

東に行くと積極性が出て新しいことを始めたくなります。
西に行くと交際が活発化します。
南に行くと頭が明晰になり学習意欲が増します。
北に行くと情が厚くなり今までにない新しい人間関係を構築できます。
北西に行くと気が大きくなり投資意欲が増します。
東南に行くと縁が広がり従順性が増します。
北東に行くと改革意欲が増し方針転換することが起きます。
西南に行くと改革意欲が減退し現状維持に傾きます。また長く続いたことが終わります。

上記は吉方位へ行った場合の方位作用ですが、いずれの方位もタイミングの悪い時に行くと法則通りのマイナス作用が出てきます。私は過去何度も引っ越しを経験しましたが、気学の法則通りに方位作用が出ていたことが分かりました。

(気の世界に“たまたま”という現象は一つとしてありません)
その方位に行くと言うことは、その方位にある気と同じ気を自分が持っていることを示しています。気のバランスの崩れた方位に行くのであれば、その時の自分の気のバランスが崩れているのです。何もしなくともよい方位へ向かうことができる人は、気のバランスが取れているということです。ですから気のバランスが崩れた方位に行く人は、“たまたま”行ったのではなく、その時気のバランスが崩れていたために、気のバランスの崩れた方位へ向かったのです。“たまたま悪い方位へ行った”という言い方は気学ではあり得ません。気学は科学ですから必ず理由を追及できます。“たまたま”ではなく、その人の気の状態をそのまま写し取った方位へ引っ張られていったのです。このことは過去のことであっても、暦を見れば容易に追跡することが出来ます。

(今持っている気の状態が行き先を決めている)
気の世界は自分が“今”持っている気の状態が現実化します。ですから不機嫌であれば不機嫌な出来事や人に出会います。不安であれば不安を背負った人がいる所へ向かいます。他人のことを思いやり譲り合いの気持ちがあれば、車に乗っていても道を譲ってくれたり交通渋滞に遭うことが少なくなっていくのです。気の世界は波動の法則で成り立っています。ですから自分の波長(気)を普段から整えておくことが大切です。私たちの運勢は常に外部の環境に影響を受けるものですが、その中でいかに自分自身の気が普段通りに整っているかが、出来事の吉凶を分けるポイントとなっていくのです。
(浅沼気学鑑定所)
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