根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

崩平山 9月9日(土)

2017年09月09日 23時09分48秒 | 大分県

    崩平山(くえのひらやま・1288m)      

  平成29年9月9日 (土)  快晴

(行程)  朝日台レストハウス→千町無田林道→千町無田林道登山口(発9:05)→崩平山頂上
           (着10:00~発10:50)→千町無田林道登山口(着11:40) : ピストン
              下山後、「九重・飯田ふるさと資料館」と「筌ノ口温泉」に立ち寄る。

徹爺さんが春先から計画されていた山であつたが私の体調等で夏場を避けて
、高原に秋の気配がするこの時季に登る事となった。

 登山口となる朝日台は九州横断道路(やまなみハイウェイ)が開通した頃、
ここのドライブンに立ち寄り、飯田高原や九重連山の景観を眺めて
帰る(阿蘇に)のが私の定番ポイントとなっていた。

「朝日長者伝説」については、その頃から聞いてはいたが、
当時は漠然とした心象であった。
崩平山の山裾にまつわる「千町無田」の伝説であるので、今回の山行に当たり
大いなる興味を引くこととなり、さらなる「朝日長者物語」を知ることとなった。

(長者伝説のさわり)
「九州100山峰」:渡部智俱人 著より
 山麓の朝日台にちなみ朝日長者物語は古く、近江国浅井勝彦が玖珠郡の
領主として赴き、17代目浅井長治が約1300年前に、この地に館を構え
後千町前千町の美田を有し、屋敷内に立ち並ぶ土蔵には財宝、米俵が山と積まれ、
九重35峰を築山として栄華のかぎりを尽くしていた。・・・・

 (長者伝説: 参考にしたサイト)
  ・大分の伝説
  ・伝説紀行 朝日長者 九重町
  ・千町無田の田
  ・朝日長者伝説と七不思議  

 * やまなみハイウェイ「朝日台」から崩平山頂上までのル-ト (←Googleマップ )

↑ [やまなみハイウェイ(飯田高原交差点手前)から崩平山を望む]

↑ [「林道起点案内標識」手前の路肩に駐車: 復路で撮影]

↑ [千町無田林道登山口]
駐車地から2分位歩くとY字路となり林道から離れ右に入る。]

↑ [U字状に削り取られた地形が続く]
作業用と思われる道を緩やかに上って進むが、中腹を過ぎた頃から
右肩の自然林の中に踏み跡が在るのに気づき
進路を移動して山道を辿る。
歩き易い木の根張りと落ち葉踏みゆく快適な登路となった。

 

↑ [山頂直下の緩やかな登り]
森林帯を抜けると直ぐにススキ野が広がり、山頂部に林立ちする
電波塔や送電柱が賑やかに迫る。

↑ 崩平山( くえのひらやま・1288m) 頂上]
     頂上は平坦な広場が細長く東西に走り、
中央部に建つ山名標柱の傍にはコンクリトの建物が大きく存在している。
山名標識には「くえんひらやま」とふり仮名が付けられいる。

↑ [頂上からの展望]
南側に展望が広がり、九重連峰の大パノラマを堪能できる風景となっているが
今日はあいにくと霞んでいる。再度訪れて眺めたい気持ちに駆られる・・・・。

↑ [崩平山頂上にて]

↑ [復路は、踏み跡を追って歩きやすい自然林の中を下る]
画面右側には往路で歩いた作業道が並走しているようである。

 

 下山後、「筌ノ口温泉・(けのくちおんせん)」に立ち寄る       

↑ [鳴子川・筌の口橋右岸に建っ案内板]  (←Googleマップ )

↑ [鳴子川河畔に在る九重・飯田ふるさと資料館(個人の資料館)]

駐車場の車中で昼食後、徹爺さんお気に入りの筌ノ口温泉につかるため
駐車地から歩いて筌ノ口橋を渡ると、
店(みせ)前に出ておられた奥さまにたまたま挨拶の声を掛けた。
店先の展示品が気になり、店に入ると古文書や写真が所狭しと展示されていた。
後で分かったことであるが、
ここは店では無くて「九重・飯田ふるさと資料館」なる個人の資料館であった。

↑ [資料館展示品] 

(帰宅後、ネットで調べた事を、断片的にメモ書き)
・川端康成は九重山地に2回(昭和27年10月と翌28年6月)訪れて
 筌の口温泉に投宿。
・別府から豊後森を経て昭和27年10月24日飯田高原に訪れ、
 長者原→諏峨守越→法華院温泉→坊がつる→鉾立峠→朽網分れ
 →久住南登山口へと歩いている。

↑ [資料館展示品]
川端康成の長編小説「千羽鶴」続編として、
「波千鳥」の執筆取材のため九重に訪れたとの事。

 (私が抱いた疑問として、「なぜ九重に来たのであろうか ?」を調べると)
(ウィキペディアより)
続編『波千鳥』の作品背景としては、・・・続きを書きたいと考えていた川端の元へ、
当時大分県在住の画家・高田力蔵が偶然、大分県の案内役をかって出て、
諸所をめぐる旅の機会が与えられたことが大きいという。

↑ [筌の口温泉・共同浴場入口/湯銭は200円なり]

↑ [広い浴槽に茶褐色の温泉が溢れ出ている]

↑ [鉄分と硫黄分の濃い成分でタオルがすぐさま色変わり、とにかく熱い・・・]

↑ [筌の口橋から鳴子川上流側を眺める]

↑ [我が家で反省会]
「山・温泉・酒」と三拍子揃っての語らいで
徹爺さん持参の銘酒2本(「福井の ときしらず」・「佐賀の能古見」)
を軽く飲み干す。

(蛇足)

朝日長者伝説について
 財宝埋蔵伝説にまつわる埋蔵金を埋めた山(合鴫山:1205m)と
 地獄窯(九州電力大岳地熱発電所付近らしい・・・?)をいつかは散策したい。

千羽鶴について
 久住南登山口で川端康成を出迎えたという佐藤酒造2代目にまつわる
 佐藤酒造を訪ね、清酒「久住 千羽鶴」を試飲することとする。
  それから、小説を余り読まない私であるがこの際、「千羽鶴(新潮社)」を読もうという
 好奇心に駆られた。

 (2017.12.14 追記)

 

 大吟醸「千羽鶴」を求めに、久住町へドライブ
「続・崩平山」につづく

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