明るく楽しい日々を願って。

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どうぞ宜しく・・・。

宇野千代展へ行ってきました。

2017年06月28日 | Weblog

今日は、朝から雨。

梅雨の季節ですから、仕方ないです。

 

神奈川近代文学館で開催されている

《宇野千代展》に行ってきました。

YUさんが入場券をお持ちだったので、

お友達3人が無料で入館できました。

YUさん有難うございます。

 

     

宇野千代展のチラシです。

宇野千代が着ている着物は、

千代自身のデザインによるものだそう。

 

     

文学館入口の看板です。

雨の日でしたから、館内は空いていました。

 

     

神奈川文学館の入館記念印を押印しました。

 

宇野千代は、1897年(明治30年)、

山口県玖珂郡横山村に生まれました。

今年、生誕120年になるのを記念して

この展覧会が開催されました。

 

私は、宇野千代について、

僅かな知識しか持っていませんでしたが、

この展覧会を見て、宇野千代の多彩な

才能と行動力を知り、ファンになりました。

 

宇野千代は、小説を書くばかりでなく、

「スタイル」という女だけが読むお洒落雑誌を

発行したり、着物のデザインをしました。

 

会場の入口に、千代のデザインした振り袖が

2着展示してありました。

黒地の桜の花びらを散らし、

金糸銀糸を縫い取りした着物は、

千代が米寿のお祝いに着た着物だそうです。

 

もう一着は、淡墨桜を描いた着物で、こちらは、千代が

100歳のお祝いに着る予定でした。

けれども、この望みは叶えられず、千代は1995年

98歳で急性肺炎のため亡くなりました。

 

宇野千代は、尾崎士郎、 東郷青児、北原武夫と暮らし、

その都度、新しい小説を書き進めました、

その実力は真似ができないと思いました。

 

また、岐阜県根尾の淡墨桜が、伊勢湾台風によって

無残な姿になっていたのを、千代は当時の岐阜県知事

平野三郎宛に手紙を書き、薄墨桜の保護を訴えました。

これにこたえて、知事は淡墨桜に対する保護と蘇生を

施しました。

 

     

こちらは、ふるさと切手《淡墨桜》の切手です。

私は、全20枚のシートを、12枚の小型シートにして、

リーフに貼り保存しました。    

     

こちらは、岐阜県根尾郵便局の風景印です。

猿楽狂言、菊花石、淡墨桜を描いています。

 

     

こちらは、現在の淡墨桜のライブ映像です。

ずいぶん、生き生きとして元気な桜の様子が

見て取れます。

これも宇野千代のお蔭ですね。

 

最後に、千代の最晩年の著書、

《私なんだか死なないような気がするんですよ。

心とからだについての282の知恵》海竜社の言葉が

私は、大変気に入りました。

色紙になっているのを手帳に写し取って、

パソコンで書いてみました。

     

なんて、愉快な、楽天的な言葉でしょう。

私も、最後までこのように楽天的に生きたいと思いました。

 

                         

 

ランチは、港の見える丘公園のポートサイドヒルで、

黒カレーを頂きました。

     

     

     

 

港の見える丘公園では、バラの花は盛りを過ぎましたが、

たくさんの花々が咲いて、梅雨の雨に濡れていました。

     

 

今日は、たくさんの良い事がありましたよ。

 

 

     

     

 


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