今日は、小春日和の穏やかな日でした。
銀杏も紅葉も散り、木々には散り残りの葉が
僅かに残っています。
こんな穏やかな日は、読書に限ります。
私は、フィンランドの分子生物学博士であり、
児童書作家のシニ・エゼルさんの
『砂漠の鷲』を読み始めました。
『砂漠の鷲』表紙です。
作者シニ・エゼルさんです。
(写真は、この本の紹介記事からお借りしました。)
作者は、日本に帰化されたツルネン・マルティさんの
次女でいらっしゃいます。
3歳から10歳まで日本で過ごされました。
そのせいか、感覚的に日本的なところがあり、
文章は穏やかで優しく、少年の冒険物語なのに
猛々しくありません。
読んでいて、スムースに物語に没入できます。
北の漁港に住むアーロという少年が、
砂漠の鷲に導かれて南の国へ行き、
砂漠の鷲の身体を借りて飛翔し、
様々な困難を乗り越えて
成長する物語です。
とっても面白いです。
まだ、読んでいる途中ですが
ここに書かせて戴いています。
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ところで、今年2016年のフィンランドのクリスマス切手に
この本の著者シニ・エゼルさんのお描きになった絵が、
採用されました。
なんて可愛らしい切手でしょう。
12月3日の私のブログで、
もう一つのクリスマス切手と
混同してしまいました。
ここに訂正します。
先に予約したフィンランドからのサンタクロース郵便に
この切手が貼られていることを期待しています。