明るく楽しい日々を願って。

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どうぞ宜しく・・・。

江戸川乱歩展

2009年10月22日 | Weblog
今日、お天気が良かったので、港の見える丘公園へ
行ってきました。

神奈川近代文学館で開催されている『江戸川乱歩展』
を観に行きました。


神奈川近代文学館です。
大仏次郎記念館横の霧笛橋から撮った写真です。




『大乱歩展』チラシです。

あの、『怪人二十面相』の名探偵・明智小五郎と小林少年の
作者はどんな人だろうと思って観に行きました。

そういえば、昨日、10月21日は江戸川乱歩の誕生日でした。

江戸川乱歩は、本名平井太郎、1894年(明治27年)に三重県
名張で生まれました。1964年(昭和44年)に没するまで、
多くのミステリーを書き、後の横溝正史、松本清張に影響を
与えました。

江戸川乱歩は、アメリカのミステリー作家エドガー・アラン・ポー
から取ってペンネームを付けました。

展示物を見ますと、乱歩は几帳面な人だったようです。
ご自分の著作、活動の新聞記事や雑誌記事などの膨大な
スクラップがありました。

また、小説の構想・構成や人物像などもカードに作って
保存しています。

作家の仕事は、緻密な作業の上に成り立っているのですね。

明智小五郎と小林少年は、なんと、戦前の1936年に、当時の
講談社から依頼を受けて書かれました。
そんなに昔からあったんだ。
戦後、書かれた物と思っていました。

昨年、2008年にポプラ社から『怪人二十面相シリーズ』が、
発行されています。戦前から続く人気があるのですね。

気になるのは、200円もする高価なダイヤモンドを、
怪人二十面相が狙うという件は、
どの様に書かれているのでしょう。

江戸川乱歩の正体が分った展示でした。




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