京都・岡崎地区にある公共の文化ホール「京都会館」が、2016年1月からロームシアター京都として生まれ変りました。企業名(ローム)をネーミングライツ(命名権)として高額の寄付を受けて、オペラも演奏できるシアターとなりました。
岡崎疎水からの眺望は、
外観はほとんど変わったようには見えませんが、オペラの舞台装置を収容するため左にある茶色の建物の高さ制限を例外的に緩和して建設しました。
東側からの入り口です。
最近の公演は人気が高くてチケットが買えません。そこで附属設備である「京都モダンテラス」で食事をして、その後シアターの公開されている部分を見てきました。
一階に蔦屋の書店があり、その上がカフェレストランになっています。
こんな室内です。
チキンキエフを注文。
本屋の中には、スターバックスが開店しています。
シアターの公開されているフロアー(3階)には、書棚とソファーや椅子、テーブルが並んでいます。下の階のスタバで飲み物を買って持ち込むことができます。買わなくてもいい。
三階からカフェレストランに入ることもできます。
このフロアーには「小澤征爾音楽塾展」の部屋があります。それを見ると長年小澤さんは、ローム社の支援のもとに音楽塾を京都を拠点にして続けてこられたことが良くわかりました。
そんな御縁から、ロームはこのシアターの支援者になってくれたようです。
ロームは電子部品ハイテクメーカーなので、一般消費者の人々には名前が知られていないと思いますが、京都に本社があって、クリスマスイルミネーションで京都ではよく知られた会社です。