カー用品市場の黎明期におけるアルミホイールは、贅沢なドレスアップ用品であった。
今でも、こうしたニーズは無いとは言えないが、一部のマニアの世界になってしまったようである。
現在のアルミホイールは・・・・・冬タイヤの芯である。
昔は、スチール・ホイールが冬タイヤの芯であったが、東南アジアや中国から安いアルミホイールが輸入されるようになり、スチールがアルミに変わった。
芯だから値段が無い。
タイヤとセツトで販売されるので、アルミホイールだけの価格は設定されていない。
タイヤだけで販売されることもなく、アルミホイールだけで販売されることもない。
今年もJAWAの「アルミホイール・イヤーブック2010」が刊行された。
2009年のJAWA会員のアフターマーケット向けアルミホイール販売本数は前年比5・9%減の658万3226個となった。
このうち92.4%が輸入品である。
新車販売と連動する高級アルミホイールの販売が減少し、冬タイヤの芯(スノーホイール)は堅調に推移した。
単価のダウンで売上高は、さらに大きく減少していると思われる。