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【論考】デジタル時代の東南アジアビジネスの新潮流─海外におけるイノベーションの活性化の観点から

2017-06-19 | 論考

 

     

 
【論考】デジタル時代の東南アジアビジネスの新潮流─海外におけるイノベーションの活性化の観点から

1.本稿の目的は、デジタル時代における東南アジアビジネスの新潮流を確認するとともに、東南アジアにおける日本企業のイノベーションの可能性を検討することである。
 
2.東南アジアの大都市のライフスタイルとビジネスモデルは、インターネット環境の整備とスマートフォンの普及により急速に先進国化している。
 
3.他方、東南アジア各国政府は、デジタル技術の活用を通じた産業構造の高度化を成長戦略の中心に据えている。例えば、タイ政府は、「中所得国の罠」を回避するために、イノベーション関連産業の育成策を実施しており、日本企業の関連事業が優遇される環境が整いつつある。
 
4.1980年代後半以降、日本企業は東南アジアへの進出を本格化し、東南アジアに海外の工業地帯と呼べる集積地を形成した。その結果、東南アジアにおいて日本企業は、国内と同様に日本企業同士の連携ができる。加えて、日本企業の間でイノベーションを興せるという環境になっている。
 
5.日本の東南アジア向け投資が多様化するなかで、近年ではスタートアップを含めた日本人起業家の進出が増えてきた。すでに操業している企業は、スタートアップとの連携でオープンイノベーションを実現できる可能性が出てきた。
 
6.東南アジアでの日本企業のイノベーションの具体化と活性化において、日本政府は重要な役割を果たす。とくに、企業同士のマッチングや現地政府との調整などが期待される。
 
 
 
  

    

ジャンル:
海外
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