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【論考】2016年はフィリピンにとって記念すべき年だった

2017-04-29 | 論考


【論考】2016年はフィリピンにとって記念すべき年だった



経済が好調に推移するフィリピンにとって、2016年は記念すべき年となった。.....
 
実質GDP成長率は+6.9%に到達し、中国の+6.7%をわずかながら上回った。フィリピンの成長率が中国を上回るのは1989年以来実に27年振り。フィリピンは東アジアのなかで最も高い成長率の国である。.....
 
ドゥテルテ大統領は2016年6月30日に就任したばかりであり、2016年の高い成長はアキノ前政権の経済運営の成果という側面も強く、現政権の真価が問われるのはむしろこれからだ。ただし、ドゥテルテ現政権が掲げる経済政策は成長維持に必要な要素を備えており、着実に実行されれば息の長い成長が続くと考えられる。
 
今後に不安要素があるとすれば、超法規的殺人を伴う「麻薬との戦い」への内外の批判が政権運営能力の著しい低下や対米国関係などの顕著な悪化につながるリスクであろう。
 
しかし、治安改善を求める国内世論に支えられ政権支持率は安定している。また、人権にこだわったオバマ政権とは異なり、トランプ政権はフィリピンの人権問題への関心が薄いため、米比関係は改善に向かうと展望される。
 
 
 


 

ジャンル:
海外
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