JAPAN BRIEFING:エグゼクティブのため情報検索サービス

エグゼクティブのために、政治・行政・経済・ビジネス・安全保障・外交を中心に情報を提供、論点整理をお手伝いするブログです。

【論考】トランプ政権が目指す 2,500 万人の雇用創出は可能か

2017-05-19 | 論考


【論考】トランプ政権が目指す 2,500 万人の雇用創出は可能か


米国のトランプ政権は、今後 10 年間で 2,500 万人の雇用創出を公約に掲げている。
この公約は、米国史上最大規模の雇用創出を意味する。雇用創出は、個人消費などの需要増加に加え、労働投入量の増加など供給力の強化にもつながるため、同政権が掲げる年3%以上の高い経済成長を実現するカギとなる。

米国では、需給ギャップがほぼ解消しているとみられるなか、中長期的に高い経済成長を続けるためには、足許低下している潜在成長率を高めていくことが求められる。人口動態要因から労働供給に制約が強まるなかでは、労働生産性を向上していくことが不可欠である。こうしたなかで、トランプ政権が目指す大型減税やインフラ投資などは、中長期的には労働生産性を向上させ、供給力強化につながる可能性は否定できないものの、短期的には需要先食いとなる可能性が高い。トランプ政権が3%以上の成長に拘り、現在の政策パッケージにより大幅に需要を増加させれば、バブル発生やインフレ加速リスクを高めかねない。
 
 

     

ジャンル:
海外
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【論考】販売不振でもマンシ... | TOP | 【時事】今週の気になる国内... »

Related Topics