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【論考】中国経済に持ち直しの動き-利上げやインフラ投資抑制により景気は緩やかに減速

2017年04月19日 | 政治・行政・経済・ビジネス・安全保障・外交・国際


 

中国経済に持ち直しの動き-利上げやインフラ投資抑制により景気は緩やかに減速


(1)中国では、1~3月期の実質GDP成長率が前年同期比+6.9%と、2四半期連続で上昇。景気減速に歯止めがかかっただけでなく、持ち直しの動き。
(2)内訳をみると、安定成長を優先した当局の下支えにより、インフラと不動産開発関連の投資が大幅に拡大。民間固定資産投資も景況感の改善を受けて持ち直し。輸出も世界経済の拡大によって前年比プラスに転換。雇用・所得環境も改善の兆しがみられ、実質小売売上高の増勢鈍化にも歯止めの兆し。ほぼすべてのセクターにわたって前向きの動き。
(3)他方、住宅市場の過熱状況が続くなど、企業や個人による投機的な動きが持続。過剰生産が指摘されてきた重工業セクターの生産も再び拡大。こうしたなか、政府はリバースレポ金利の引き上げやインフラプロジェクトの承認抑制を開始。
(4)今後、政府は構造調整の優先度合を高め、景気過熱にブレーキをかけるとみられ、成長率は緩やかに鈍化すると予想。2017年の実質成長率は2016年と同じく+6.7%になる見込み。
 
 
 
 

ジャンル:
海外
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