時計の針の 巻き戻し

ふだんの生活の中で、ふとやり残した感じがすること有りませんか?時計の針は、自分で巻き戻すものです。

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学会幹部の性格検査

2005-11-18 15:25:29 | 心理学雑論

先週の日曜日、私は近くのある本部の会合に来てくれるよう依頼された。性格検査というものをして欲しい、と言うことだ。私のような役職なしの会員でも、こういうことでは今までも結構誘い出しがある。

行って実施。結果は大体どこでも同じであり、予想通りであった。つまり、大体において役職持ちの人で、不適応に成らずに学会活動を続けている人は、もともと適応的な性格である。

 

その本部で数人の婦人部幹部が不適応気味だという。性格検査の結果にもその通り現れている。

問題はその後である。この本部では以前にも実は、全く同じ検査をしたことがある。参加している人は様々だがこういうことへの興味・関心は婦人部や女子部の人が高い。

婦人部の総県○○長さんや、県婦人部幹部は概して適応的であるが、それは彼女たちが言うような、「学会活動によって人間革命した結果」とは考えにくい。以前の結果とほとんど同じだし、あまり悩まず考え込まず、言われたとおりに行動するタイプである。こういう人たちは確かに一般社会でも適応的である。だから、臨床心理学者のなかにはこういう性格は、社会生活を送る上で好ましい、と評する人が多い。

それもその通りだが、重要な点を見落としてはいけないであろう。こういう人のなかには、楽天的なあまり、他人の苦悩を軽く考える人が多い、という事実である。わかろうとしない傾向が強いのである。自分が日常生活で用いている考えかたで相手のことを考える。

例えば悩んでいる人を見ると、「病気なのではないか」とか、「考え方を変えれば良いんじゃないか」と思ったりする。学会幹部の場合はそれに加えて、「業が深いのではないか」「学会活動をしっかりやらせれば治るのではないか」とか考えがちである。後者の場合は、不向きな人に対しても、活動を無理にやらせるからかえってこじらせてしまう。

このまま活動させたら危ないと思う、と以前にも総県や県の幹部には話したが、聞く耳を持たなかったのは残念である。はたして以前、軒の主張した通り、数人の婦人部幹部が病院通いしていたが、そのうち3人は先日も来て、同様に、情緒的に危ない状態にあった(なぜか、ほとんどが婦人部なのだが)。

それでも上の幹部は、私の言うことなど聞かない。私はたいていみんなの前で、学会活動をすることによって、検査に現れるほど性格自体が適応的に変わったということは、今まで私が実施してきた限りありません、と事実を言う。

一般社会だけでなく、学会内においても、「性格」というものが誤解されている。ひどくなっても、上の方の「適応している」幹部は、まず、自分のせいだなどとは思わないと感じる。こうなれば、自分が危ないと感じたら、自己防衛すべきだと思う。

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7 コメント

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TBして~ (わめ)
2005-11-18 22:22:56
 軒ちゃんこんばんは~^^



 わめの周囲の学会幹部の方って、軒ちゃんのおっしゃる傾向の方が多そうです。(^^;;



 いずれわめも軒ちゃんの記事を題材に書いてみたいと思いますので、TBいただけましたらうれしいです。
ありがとう&ごめんなさい (わめ)
2005-11-19 01:55:44
 軒ちゃんTBありがとう!



 それとどの記事にTBを欲しかったか書くのを忘れてごめんなさい。



 でも気持ちが通じたのかちゃんと記事まで選んで貰って申し訳なかったです。m(_ _"m)ペコリ
Unknown (sakura)
2005-11-19 11:11:17
精神を病まれる方、どうして御婦人に多いのでしょうね。



男女の脳の構造的、先天的な原因に因るものなのでしょうか。それとも、特に専業主婦で婦人部の方は人間としての評価が学会活動だけになりがちで、追い込まれやすいということもあるのでしょうか。

単に婦人部のノルマが一番厳しいということもあるのかもしれません。
みなさん、こんにちは。 (軒ちゃん)
2005-11-19 14:15:48
わめさんへ。



心遣いありがとう。私の判断で、TBするところ勝手に決めさせていただきました。



sakuraさんへ。

これは決定的なことはよくわかっていませんが、sakuraさんが指摘したこと、どれも多かれ少なかれ、関連があると思います。



男女で脳の構造は違います。また今の時代で学会員さんの不適応症状をよく見てみますと、どうやら無意識的に、周囲の人に自分のつらさを訴えている意味の症状が多く感じます。例えば、ある地区婦人部長さんの例では、不安発作や痙攣発作が生じますが、ほとんど周りに人がいる場合なんですね。まるで、「自分はこんなに苦しいんだ。助けてください」って言ってるようです。

実際、あるベテランの女性看護師さんは、パニック障害の人たちを見ていて経験的に、パニック障害は人に訴えたいために起こるようだ、と言ってました。



19世紀にヨーロッパで、女性の間にヒステリー(*厳密な意味での)発作が流行りましたが、その時も同様のメカニズムが問題にされました。勿論それは、社会の中における女性という立場というものと、密接に関連しているようです。学会では特に、婦人部にかかる負担が大きいのも事実ですね。無理させられた人が示す、「自分はもう限界です」というサインだと思っています。

Unknown (sakura)
2005-11-20 12:00:43
軒ちゃんへ

コメントありがとうございます。勉強になりました。

無理な活動で精神を病んだ方に「学会活動をしっかりやらせれば治るのではないか」と幹部が考え、専門家の意見を受け入れられないなら、軒ちゃんが書いていらっしゃるように苦しんでいるご本人に活動を休むなど現実的な対処をしてもらう他はないんですね。

現実に苦しんでいるのは患者さんなのですから、活動をがんばりすぎても、すべて上手くいくわけではないことはよくわかっているでしょうし。

本当は「学会活動すれば功徳がもらえる」という学会内部の考え方が変わるのが根本的な対処なのでしょうけれど、学会の売りは活動と引き換えの功徳ですから、売り物の価値を損なうような方針転換は非現実的ですね。



 皮肉を言えば、学会は精神科医のよいお客さんになるのかもしれません。学会活動で疲弊した会員を、S大心理学部卒の学会員が適度に癒し活動に復帰させ、生かさず殺さず、生殺しにする。一方、精神病患者を生み出す、活動のあり方や教義は手付かずのまま・・。怖いことを考えてしまいました。
実際、そうなる危険性大。 (こんにちは。)
2005-11-20 12:27:09
sakuraさんへ。



実は、S大学大学院のある専攻は、臨床心理士1種指定校(*資格が優先的に取れる)になってます。昨年4月、S大の有力な教授が日本の心理学界関連の、非常に権力の持てる重要なポストにつきました。



>学会活動で疲弊した会員を、S大心理学部卒の学会員が適度に癒し活動に復帰させ、生かさず殺さず、生殺しにする。



私はこの危険性は現実的だと思ってます。学会員の検事、判事、弁護士、精神科医だけでなく、学会員の臨床心理士が急激に増えるはずです。

正直、危ないと思ってます。



失礼しました (軒ちゃん)
2005-11-20 16:52:06
↑のコメントは、私・軒が書いたものです。

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