(前の記事からの続き)
2.最善策: 評価のステップ
C男さんは、 以上のアイデアの中から、 次のことをすることにしました。
・ 音楽で自分の気をそらすか、 写真に熱中する。
・ 人に干渉する前に、 妻に相談する。
批判的なことを言う場合は、 よく考え、 書面で意見を述べる。
3.実行へのコミットメント
C男さんは、 母親と二人きりのときや、 母親に苛立ったときには、
最善策に従う決意をしました。
自分が怒る前に起きた行動に代わる、 具体的な代替行動を考え、
それを実行する状況を特定しました。
最も重要なのは、 どのようにいつもと違うことをするか、
それをいつどこで行なうかを、 はっきり知っておくことです。
それでは、 自分自身の行動分析ワークシートを使いましょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65520798.html
ブレインストーミングでアイデアを書き出し、
最善策を選び、 コミットして計画を立てましょう。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]