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歯茎の腫れがさらに進行し、歯槽骨(歯を支える骨)がほとんど溶けてしまいます

2017-11-02 15:41:34 | 日記
歯周病は歯に付着したプラーク(歯垢)内に潜む歯周病菌により引き起こされます。歯茎や顎の骨などに炎症がおこり、やがては歯が抜け落ちてしまうなど、歯周病は大切な歯の寿命を縮めてしまう病気です。
歯科用ユニット
歯肉炎
歯茎が赤く腫れた状態です。痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、ブラッシング時に血が出たりすることがあります。

軽度歯周炎
歯茎の腫れが進行し、歯周ポケットが深くなります。深くなった歯周ポケットから血や膿が出ることにより、口臭を感じるようになることがあります。

中度歯周炎
歯茎の腫れがさらに進行し、歯周ポケットも深くなります。この段階に至ると歯のまわりの骨が溶け始め、痛み、歯が浮いたような感覚、歯がぐらつくなどの自覚症状が現れるようになります。

重度歯周炎
歯茎の腫れがさらに進行し、歯槽骨(歯を支える骨)がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、痛みや歯のぐらつきが重症化します。
マイクロスコープ 歯科
生活習慣を見直すことも、歯周病予防に効果的です
歯周病は生活習慣病の一種です。そのため、生活習慣によっては歯周病リスクが高まったり、治療による症状の改善効果が低下したりすることがあります。ですので、ブラッシングなどの毎日のご自宅のケアをきちんと行うとともに、生活習慣を見直して、より効果的に歯周病を予防するようにしてください。生活習慣を見直す際には、食生活や睡眠などの基本的なことに注意を払うのはもちろんのこと、「ストレスを溜めない」「適度な運動を心がける」などの取り組みも必要です。

また、喫煙は血管を収縮させ、歯茎の血行を悪くし、歯周病への抵抗力を低下させる可能性がありますので、禁煙もしくは減煙されることをおすすめします。そして糖尿病になると、細菌感染への抵抗力が低下し、歯周病が悪化しやすい状態を引き起こす可能性がありますので、口腔内だけでなく、全身の健康管理にも努めて歯周病予防をはかるようにしてください。

歯周病の予防・治療で一番大切なのが日々のブラッシングです

2017-11-02 15:08:35 | 日記
歯垢とは食べかすや歯の垢ではなく細菌の塊です。その中の歯周病原菌が出す毒素で歯肉に炎症がおきます。歯垢(プラーク)はしばらくすると唾液中のミネラルと結合して石のように硬い歯石になります。歯石は歯と歯肉の間の歯周ポケットに溜まり、歯肉を刺激しつづけ、やがて歯を支える骨(歯槽骨)を溶かします。
歯科用ユニット
糖尿病との関係
歯周病と最も関連の大きい病気が「糖尿病」です。糖尿病になると身体の免疫力が奪われるので、免疫力がない=口の中が歯周病菌に侵されやすい状態となります。また、糖尿病になると唾液の分泌量が減ってしまいますので、口の中の細菌が増殖しやすくなり、歯周病が進行しやすい状態になってしまいます。そのため糖尿病になると歯周病になりやすくなり、また歯周病が治りにくくなってしまいます。

全身疾患との関係
近年、歯周病が糖尿病・肺炎・心疾患などの原因になることが明らかになり、歯周病が全身の健康を脅かすことがわかってきました。歯周病を引き起こす細菌は、歯周病の人の口の中に数多く存在します。

その細菌が気道や血管から内臓に入り込むことで、肺炎や心疾患の原因となってしまいます。更に妊娠している方の場合、低体重児出産や早産の確率が高まることも指摘されています。 お口の中を清潔に保つことは、全身疾患の予防に繋がります。
マイクロスコープ 歯科
歯科医院で行うお掃除をプロフェッショナルケア(P処)といい、スケーラーという機器を使って歯の表面・歯ぐきの下についた歯垢や歯石を丁寧に落としていきます。歯石を取り除くと歯垢が付きにくい状態となり、歯周病を改善させていきます。

歯周病の予防・治療で一番大切なのが日々のブラッシングです。歯ブラシや歯間ブラシを用いて歯垢を丁寧に落としましょう!ブラッシングの方法などがわからなかったり不十分な方には歯科の歯科衛生士による歯磨き指導も行っていますので、お気軽に声をかけてくださいね。

歯周病とは、歯と歯茎の間に歯垢(プラーク)が溜まり、歯垢内の細菌に感染することで発症する感染症です

2017-11-02 13:55:58 | 日記
最近では生活習慣病として位置づけられており、若年層でも発症する人が増えています。歯周病には、初期段階には自覚症状が現れにくいという特徴があり、気がついた時には症状が進行した後だったというケースも少なくありません。そして、症状が進行すると歯を失うことにも繋がりますので、天然歯の維持にはこの歯周病の予防が不可欠であると言えます。
歯科材料
歯周病セルフチェック
歯周病は自覚症状のない病気として知られています。そのため、初期段階では全く分からないまま、気付いた時には重症化していることが多いのです。早期発見すれば、歯磨きの徹底や歯石除去によって完治できることから、日頃のセルフチェックが必要 とされます。以下の8つの項目に当てはまる症状があれば歯周病が疑われるため、早めの歯科の受診をおすすめ します。
ハンドピース
朝起きると、
口の中がネバネバしている
歯ぐきが赤く腫れている、
または時々腫れることがある
歯を磨く際に血が出る
口臭が気になる
歯ぐきを押すと膿が出る
歯ぐきに違和感がある、しっかり噛めない
歯ぐきが痩せて、
歯が長くなったように見える
歯がぐらぐらする

歯周病は一度かかると、完治させることはできません。だからといって、「予防」を諦める必要はありません。歯が健康な方の予防も、重度の歯周病にかかっている方の予防も、どちらも同じ「予防」です。予防はいつからでも始められます。今の進行度合いで歯がどんどん悪くなっていくのと、現状で食い止めて、そこからしっかりと予防に取り組むのとでは、将来の結果が大きく異なります。「歯周病にかかっているから」「歯が虫歯だらけだから」「もう年だから」と諦めず、「現時点からの予防」を始めるようにしてください。予防は、歯の状態、年齢、性別に関わらず、誰でも、いつからでも始めることができます。