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歯についた歯石を「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて取り除きます

2017-10-19 15:56:45 | 日記
歯周病は、「サイレント・アーミー」~沈黙の病気~とも呼ばれるように、痛みなどの自覚症状が出にくく、それが災いして予防を怠りがちになったり、進行が進んでしまうことがあります。また、歯周病は放置しておくと身体全身に影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになってきました。歯周病は、どのような病気かというと、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯の歯周病原菌となるいろいろな細菌が、 歯周ポケットの中で異常増殖すると歯肉がはれ、 歯槽骨の破壊を起こさせるのです。

STEP1 諸検査
レントゲン撮影、歯みがきの検査を行い、骨破壊の状態、歯周ポケットの深さ、炎症の有無、プラークコントロールが出来ているかどうかの検査をします。
エアスケーラー
STEP2 治療計画
検査をもとにこれからの治療計画をご説明します。何でもご相談ください。

STEP3 スケーリング
歯についた歯石を「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて取り除きます。
歯石の付着度合いにより異なりますが、数回に分けて行います。

STEP4 歯周ポケットと出血の検査
歯周病の炎症が落ち着いた状態で再度検査を行います。歯周病が進行している場合は、適切な処置を行います。

STEP5 歯周外科
歯周病が進行している場合は歯周外科処置も行います。

STEP6 定期健診
お口のチェック、PMTCを行い、歯石や歯垢がある場合には、これらを取り除きます。
歯石や歯垢は、一度きれいにしても、再びついてくるものなので定期的なお掃除が必要です。
人によって異なりますが、1~6ヶ月に一度、定期健診を受けることをお勧めします。
[対象者]歯と歯の間をうまく磨けない方、舌側、奥歯の裏側等に磨き残しのある方。
歯周病は発生しやすい病気です。
治療終了後も定期健診などの定期的なケアがとても大切です。
ハンドスケーラー
定期検診
定期検診は、非常に重要です。歯垢を放っておくと、石のように固い歯石になります。
こうなるともう日常のブラッシングだけでは取れません。少なくとも半年に1回、できれば3ヶ月に1回は定期検診に行き、歯石除去と歯の健康チェックをしてもらいましょう。

歯周病は、口腔内の歯周病菌が原因となり、歯茎や顎の骨などの歯周組織に炎症を起こす病気

2017-10-19 14:40:03 | 日記
大きく、「歯肉炎」と「歯周炎」というステージに分けることができます。はじめは歯肉炎が発症し、そのまま放置していると歯周炎へと進行していきます。違う言い方をすれば、歯肉炎は歯周炎になる手前の状態で、歯周病の初期段階だと位置づけられます。なお、一般的に歯周炎は「軽度歯周炎」「中度歯周炎」「重度歯周炎」の3段階に分けられます。
歯科タービン
歯周病は軽~中程度では痛みが出ることも少ないので、知らない間にひどくなってしまいます。重度になった時には、歯がぐらぐらして食べることができなくなり、さらに酷くなると歯が抜け落ちてしまいます。全身にも影響を及ぼします。歯ぐきの血管から細菌が全身に入り、血管の壁に血栓を作ったりして、心筋梗塞や脳梗塞、心内膜炎の原因になります。また、歯周病と糖尿病は大きな関係があります。両方とも生活習慣病ですので食習慣など多くの共通の原因があります。これらの病気のほかにも歯周病は多くの病気と密接に関係しています。

初期
歯周病は歯と歯ぐきの境目にプラークが溜まることから始まります。 プラークは細菌の集まった塊で、歯と歯ぐきの間に進行する際に歯肉はそれを防止しようとします。このことから歯肉が腫れ、これを歯肉炎といいます。 初期の段階では、適切なケアと定期的なチェックにより比較的容易に、完全に治すことが出来ます。
光照射器
中期  
歯肉炎が進行すると歯根膜が破壊されます。 その結果、歯と歯ぐきの間に隙間が出来ます。この隙間のことを歯周ポケットといいます。 歯周ポケットは手入れが難しいので、プラークが溜まりやすくなり、進行も早くなります。 プラークが放置されると歯石と言われる軽石状の塊ができます。 歯石は歯科医院でしか取ることは出来ません。 中期以降の歯周病の治療は、根気が必要です。

後期 
歯周病が進行して、歯周ポケットが深くなると歯を支える歯槽骨が溶け始めます。 
ポケットに残留する老廃物から口臭がひどくなったり、歯がぐらついたりします。 
最後には歯は抜けてしまいます。