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菌が食べカスや磨き残しなどに含まれる糖分を分解しプラークが形成されます

2017-06-19 15:55:21 | 日記
歯周病は、歯ぐきやあごの骨などの歯周組織の病気です。虫歯と違い進行してもほとんど自覚症状がないため、成人の歯の喪失原因の第1位にもなっています。歯周病の原因は歯周組織に付着したプラーク内の歯周病菌です。菌が食べカスや磨き残しなどに含まれる糖分を分解しプラークが形成されます。
歯科材料
これがブラッシングなどで除去しきれないとやがて硬化し、歯石に変化します。プラークの段階であれば、適切なブラッシングで充分除去できますが、歯石はブラッシングでは除去できません。歯石は表面がゴツゴツしているため、細菌も入り込みやすくなり歯周病を進行させていきます。歯垢が歯石に変わる前に、ケアを行うことが大切です。
ハンドピース
歯周病の治療方法
診査・診断(レントゲン撮影)
歯周病は1本の歯だけではなく、お口の中にある全ての歯を支えている歯周組織を破壊していく病気です。まずレントゲン撮影をし、歯槽骨(歯を支える顎の骨)が現在どの程度失われているか確認します。それから、歯周ポケットを測定し、歯周病の進行程度を全ての歯について調べていきます。
http://minaminami.kyo2.jp/
ポケット診査
歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。

プラークコントロール
歯周病の原因となる歯垢(プラーク)を除去していきます。歯垢を専用の薬で染め出し、どこに歯垢がついているのか細かくチェックしていきます。さらにその歯垢を専用の器具などを使って効率よく除去していきます。同時にハブラシの指導も行っていきます。

スケーリング(歯石除去)とルートプレーニング
歯垢が取り除かれ、お口が清潔に保たれるようになると、腫れていた歯肉は引き締まってきます。この状態でスケーリング(歯石除去)やルートプレーニングを行います。

メインテナンス
歯周病の治療終了後、歯周炎の再発を予防するためには、定期的な検診とクリーニングが必須です。PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)各種専用器具を使用した、歯科衛生士による高度なお口のクリーニングで健康な口内環境を保ちましょう。