昭和建築学会


昭和の建築物や路上にあるオブジェなどを中心にご紹介します。

昭和建築学会 第107回 都内某所+隅田川とその近く

2017年02月13日 | 建築

日本橋から船がでていて、水路のような川(名前がいろいろある)をめぐり、隅田川にまで出て戻ってくるというツアーにいってきました。

まずは、隅田川の支流にあたる××川の植物ワイパー群を。

植物も伸び放題なので、ワイパーも大ぶり。

 

幾重にも重なって、きれいだな……。

 

これもまた大ぶり。

 

これは一見、少し変わってますな。

 

草刈れよ、東京都。

これをとったのは都知事がまだ舛添要一の時代。

 

ワイパーは延々と続く。

 

かなり色濃くワイパーがかかってます。

 

草は刈られ、ワイパー(らしきもの)だけが残っているのもそれなりに不気味。

 

これはワイパー物件というより、右手の立体的な作りが独特でシャッターを切りました。

 

赤いのは、花ですか?

 

揺れる船の中、いいアングルでスカイツリーが撮れました。

これは建築中から、都民ですらが興味津々で完成を楽しみにしていたようですが……、都民といえど、田舎者ですな。

ちなみに、「東京スカイツリー」の名称は公募によるものらしいです。僕も応募しました。命名「イースト通天閣」。

 

おお、こんなところに元AKB48のメンバーが……。

 

あとはランダムに、都内某所の散策の中から。

(かぶ)ぎょうさんはなぶさ

 

某幼稚園の前にて。野菜の名前は組の名前らしい。ここに札がかかってると「そらまめさん、全員帰宅」というような意味でしょうか。

おくらさんとは、ちょっとマニアックな(笑)。それに、ぽっぷこーんさんとは……、どうしてとうもろこしさんと書かないのだ!?

 

一瞬、さる高名な詩人を彷彿とさせる建物が……。

 

お寺さんです。

 

これは僕がおいたのではありません。どういうわけか路上に地図が落ちてました。

先の「寺山祥」の影響でしょうか? 市街劇の関係?

 

角物件。無用門+室外機+ポール2本。なかなかやりますな。

 

きちんとしてかいてください。

 

ん? なんだ? 

 

ありあけ会。

男性高齢者も歓迎です。

女性は無料。

有償行為厳禁!

場所は、高円寺(笑)

うーん、しかもこんな電柱の下のところに……。

立ちションをしようとしていたおじいちゃんのち○ち○が立っちゃったらどうするんですか!?

 

軽快に飛ばしたくなるようなポップな書体♪

 

 

宇野東園さんは、木村栄作さんに駆逐されました。

 

角物件。

赤いコーンを壊したのは誰だ? それにしても黄色いポールにかぶせてしまうという安易さ!

黄色いコーン、なかなかいいですな。

荒れてますけど、角物件としては美麗物件のうちに入ります。レトロな入口ナイスですね。

 

おっき~。って東京でも通じるのでしょうか。関西弁だと思ってました。

 

ほんとうなら、カミソリ建築と呼ばれたかったんだよ(泣)

 

 

しかし、この敷地いっぱいに立てられたブロック塀、なかなかよいですな。

不等辺四角形の土地なんでしょうか?

 

 

おしっこの始末、ペットボトルの水持参で散歩しなさい、かな?

自前のおしっこでペットのおしっこを流してはいけないでしょうな。当たり前だ。

 

 

トマソンと化したコーン一対。

 

ときどき、「ど根性大根」なんていうのが新聞に載りますが……、

この蔦(?)、さほどの根性感じさせないですね。

 

 

角物件にして物置。なんと贅沢な。

 

 

なんですが、表札、盗られたんですか?

それとも、たかみなの実家ですか?

 

 

 

 

 


昭和建築学会 第106回 両国 その3

2017年02月12日 | 建築

律儀ですね。

 

 

よほど車にボコられるんでしょうな。

 

しもとりする人に、口臭とってほしくありません。

 

 

もういいよ、分かったよ。赤いコーン買うよりはお金あまってるんでしょ?

 

南無南無。お地蔵さんもきれいだけど、

収まっているのところが薄い石で彫られている。

畏れ多いことでございます。

 

 

消防のタニコー……、厨房も死語ですねしっかりと。

 

 

鉄製の掲示板の跡? 正体不明トマソン。

 

 

室外機、3階じゃまずいのかな?

 

 

よくいわれる阿部定タイプ。

コンクリートできっちり固めてあるのに残念だなあ。

ひょっとして縁石として再デビューさせるため!?

 

あんまりやる気なさそうな、進入禁止のチェーン。

というより、リストラ寸前でいつ撤去されるのか分からない!?

 

右手、「大日本相撲協會」の字が!

 

ピンぼけで字が読めない(泣)お稲荷さんなのは分かる。

 

そうそうたる顔ぶれの奉納。

 

こういうクロネコの人でも、伝票のバーコードを読み取り電子マネーで支払えるのでしょうか?

こっそり隠れて、この緑の幌の中に乗って運搬されてみたい。

 

ガードが堅いとは、このこと?

 

 

ベンツが石柱をガリガリこすって行く……。

 

 

みどりとしょかんちょう

 

 

高架下のトマソン。いくら高架下といえど、つぶれる商店はつぶれる……。

 

ここも高架下。訳ありの建築で凹部が生じてしまってるんでしょう。

自転車止めるのにうってつけ!

 

純粋階段と無用門のコラボ、一歩手前。

 

謎の遊具。見ようによれば、大人のおもちゃのような形状。

 

 

3~6さいまで、というので、乗りませんでした。

正しくは3さい~6さい用。

入学入園児の年齢で何歳児かというのを分けるので、6歳児は小学1年生。

6歳の幼児は、あり得ない。

 

あからさまな未公開情報ですね。

 

上を見上げる鳩。てっぺんにいるのは雌の鳩?

 

古びているとはいえ、遊具にして美麗物件。

 

仮免取得の路上実習生は、この標識の前で教官からぼろくそに言われるんです。

 

やっぱり自転車は下町じゃ強いです。

 

 

「兄妹はなかよく」

「二人の行く先はーひーとーつー♪」

 

 

車の出し入れをする通用口は見つけてきませんでした。

しかし、なにやら不思議な空間を作ってますね。

現役を引退した、旗の台も一役買っています。

 

ぜんぜんこんでないんですけど……。

着物の手入れの店も、両国らしい。

 

でたー、解放区。しかもコーンとポールがガムテープでつないであるという超チープ。

 

 

厨房がガムテープ剥がすなんて、何のことはないですな。

 

 

幽霊建築というには新し過ぎる(?)、けどみごとな原爆タイプが。

 

東京23区内の、空き地だぜ、地道だぜ!

 

雑草しか生えていないのに水やりをするのかな?

それにしても、元栓、蛇口、ホースのリールがかなりややこしいことに……。

 

 

……挫折

 

で、何を扱ってるお店なんでしょうね?

 

「中央の茶色いビル。ここのオーナーの心意気を買った」

 

茶色いビル、肉屋だ。

馬を扱うのも両国らしい?

「馬 豚   鶏」

牛は扱わないのかな?


裏戸にして、ブロック塀+アルミのドア、適当なガーデニング……

横倒しになっているのは臼ですか?

「みどりそろばん教室」この看板いつからかかってるのでしょうね。

サザエさんが裸足で駆けてきそうな界隈。


そろばん勘定のうまい人なら、もっときれいな家にすんでいてもおか・・・。


かなり太い木質化した蔓が執念で残り続けました。

というか、これを刈る前のこの家を見てみたかった。


美麗物件。空間の取り方がいいですね。しかし、室外機の足、なんとかならないものなのか?



そしてまた梱包アートもまずまず。


「進化する幽霊建築」と名づけたい。

屋上に緑まである!


場所は両国。歩道でもないこの場所に、自転車が一台もとまっていないとは。

ごみは落ちてますけど。


確かに、こういう看板はありますけど、普通自転車なら無視します。



ぼくの命名した「狭物件」この言い方、どうもしっくりこないので、これからはこのような物件は、

「細緑(ほそみどり)物件」

と名称変更します。緑が生えていなくても土が顕わになっていれば使います。



正体不明の建物。

道順の関係で近くにまでゆけなかった。

①宗教施設 ②ラブホテル 

のいずれかでしょう。(中では似たようなことやってるわけだし)。

 

でたー! リアル落書き。

写真は撮れないでいるのだけど、

西日本のある盛り場にはキュビズム風落書きがあるのを見たことがあります。

 

樹木虐待が過ぎるから……、こんなにブロックを壊し、地表にまで根を伸ばそうとするんです。

東京は、木をいたわらない町……。

木が怒っている。

 

 

 

 

 


昭和建築学会 第105回 両国 その2

2017年02月10日 | 建築

 

骨董品店にしては、このアルミサッシ……。

おとしより遺品というのが泣かせます。

 

まあ、場所が場所ですから番付表のふるいの使いたくなるのはわかりますが、

この造型、誰が考えたのでしょう

いいかげんかというとそうでもないし、それほど凝ってるわけでもない。

 

生まれて初めて、「マス」の記号をじかに見たんじゃないかな。

 

 近くまで寄って撮った写真はどこかに行ったのだけど、

おもにそばやうどんの店でした。

 

おー、これは安い!¥100

 

と見せかけておいて、缶コーヒー以外は普通の値段だよーん。

 

もう20年くらい、缶コーヒーは飲んだことない (・。・)

 

金がかかっていて場所ふさぎな迷惑な街灯。

 

おっと、これはぼく好みの物件……、もう少し見てみましょう。

 

戸の部分の斜交い、ぼろいくせに厳重にしばられたドア、もろそうな波形ビニールトタン。

戸の向こうにはコンクリートブロックまで見える。向こうは何があるんでしょう。解放区か?

 

このドアにして、この厳重なロック!

 

少し離れてゴミ箱。こういうのを見ると、東京で震災が起これば暴動間違いなしですな。

ご愁傷様。

 

意味のない赤色コーン。お疲れさまです。

 

さて……

ついに相撲部屋に。「八角部屋」です。
この通りってすごく汗臭くって男くさい匂いがすると思うでしょ?
それが、ベビーパウダーの匂いなのか椿油の匂いなのか、いい香りでむせかえっていました。

 

何気にキリコ物件。

 

相撲部屋通用口。ここだけ見ると男くさいですな。

 

相撲部屋近所、これも幽霊建築に入れていいのかな?

 

端正な引き戸。美麗。

 

鉄板がついている以上、左の家の土地でしょうか?

 

ワープロ文字、細すぎたのかな? 「!!」迫力ないよ。

 

ね、最初からマジックで書いておけばよかったんですよ。駐車する人が減るとも思えないけど。

 

 

塾か何かでしょうか。レトロ調の街灯かわいいな。

 

 

ぶら下がり健康器発見。

 

 

怖くて寄りつけません。

 

昭和30年代の香りがします。

 

この字体、両国ならでは。考えすぎかなあ?

 

まあどうってことないかも知れませんが、ここは両国ですよ!
施術する人骨折しないのかな。

 

一昔前の落書き、字が読めません。でも、逆に新鮮な気が。新鮮な小学生の仕業ですな。

 

 

なんか園児と父兄の方が檻に入ってますが……。「フンを投げますのでご注意ください」。

 

ブランコと鶏にはなんか縁があるのでしょうか?

 

 

手洗所と書いてあるけど、公地のかなりの無駄遣いだと思いますが。

 

 

ここで、あまり用を足したいと思いません。

 

 

いやに堂々として、オブジェ風なのに蛇口1個ついてるだけ。

 

謎の遊具、といいたいところだけど、これに子どもが捕まってブランコのようにぶら下がるのです。

こういう原始的なおもちゃは大人は思いつかない。

 

 「止まれ」の標識、自転車が止まっています。何かご質問でも?

 

 

ちゃんと自転車も止めてあるし、ラブホテルじゃないですよー。左の入口気になるけど。

 

美麗物件。これからは単純に美しい物件を「美麗物件」と呼びましょうか?

 

 

廃屋、じゃないよね? 「水上」と書いてあるし、それにしてもごみの山……。

 

 

つぎはぎ建築。左の方、汲み取りトイレの換気口は現役?

 

 

何でまたこんなにまでして木を植えたがるのか? 樹木虐待。

都会の人は木が好きなのに、地道がそんなにも嫌いなのか?

 

 

雨どいのパイプ(?)、長すぎる……。

 

 

MADE YOUR STYLE しまっていたし、なんのお店か分からなかった。角物件の自販機はナイスです。

 

 

角物件寄ってみました。立派な台の上に。

 

 

 

まただ。雨どいのパイプ、長すぎる……。

 

空き家、売り家? 受験生に表札とられた?

なんかポップな感じ♪

 

 

しかし、高いところは苦手。

造形的にはいいですね。

 

メーターの鶏小屋。

 

これも一種の原爆タイプ? 今は更地になっているところに建物があったとき、この窓のところがトイレだった?

 

 

波形トタン美麗物件。

でも、つまりのところなんなんでしょ? 壊れてるだけ? 黄緑がきれいですね。