蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

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米大統領戦― クリントン対トランプ―現象に思う

2016-11-02 21:54:14 | 時事所感
11月2日(水)好天の秋日和 

 11月8日、米大統領選まできっかり1週間。ここにきてクリントンが逃げ切るかとみえていたのが、またもやクリントン候補のメール問題。もはや引き離されたまま、うたかたと消えるかと思われたトランプ候補が一気に盛り返し、世論調査では1%前後の攻防と報じられている。

 この状況に株価は大幅下落。

 はてさて一週間後、どんな結果を見させられるのか?
 私は、いくらなんでも僅差でクリントンが勝利すると思うのだが…。
 それにしても今のアメリカ。大統領候補にこんな二人しか居ないのだろうか?否、このぐらいの人間しか出てこないのだろうか?
 これはさすがアメリカと感じ入ったサンダース上院議員はとっくに惜しまれて消えてしまった。

 とはいえ今の世界中の指導者、どこをみてもこれはすばらしいなと思わせるような人物には、ついぞお目にかかれない。

 否、もともと政治という舞台には万人を唸らせるような人物の出現がはなから期待できない分野なのかもしれない。

 ここで少し長い目で近現代の歴史を概観するならば、大きな世界大戦の後は、その反省と戦後の緊張感から多くの人々の人間性が覚醒するためか、人類の理想へ向っての動きが、いろいろの形でまがりなりにも少しは前進するように見える。

 それはたとえば第一次世界大戦後の国際連盟のように…。そして第二次世界大戦後も国際連盟への見直しから現在の国連へとなった。

 だが第二次世界大戦も遠く半世紀以上ともなり、加えて米ソ冷戦の終結から第三次世界大戦への恐怖感の融解を経て、世界から平和共存への強い希求が皆無になってきたように見える。
 いまや各国が自国のエゴしか頭にないように思える。

 このような状況の中でどこの国でも小粒に自国のエゴだけを声高に平気で臆面も無く絶叫できるような輩が跳梁跋扈するのは至極当然のことなのかもしれない。
 我が国だって例外ではない。働く人々の4割が非正規雇用の低賃金に呻吟させられて、まともな家庭をもつことも断念せざるを得ない現状をも尻目に、アベノミクスなどと大法螺吹いて得意満面、天に恥じざる御仁が大宰相閣下だ。おまけにそのお気に入りの農林水産大臣とかは、自分の股肱の秘書に一人前に暮らしていける給与も与えていないとか…。 

 少しまともな人間なら、こんな有様を肘枕して、まあ人間、万物の霊長なんて自称したところで、半身はいつまでたっても獣なのだからこんなものだろうて。
 そのうちこの地球の地上はもとより地下も天上も汚染しつくし、自ら気がついたときには息もつけずに滅んでゆくに違いないのだ…と。

 幸い吾が山家の隠居は、その前に土となっていられるのがせめてもの救いか。とはいえ、可愛い子や孫のことを思えば…嗚呼!
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