ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

群馬の温泉とダムの旅(1)

2007年05月12日 | 旅行
朝6時に出立して、高速を使わず、第2産業道路から国道17号線そして、上武道路へと乗り継いで、利根川を渡り、群馬県境を越えた。その後は、赤城山麓を周回し、沼田からは、利根川沿いに北上して、みなかみ町へと入ってきた。
 さらに、藤原方面へと進み、最初に、群馬県北部の藤原ダムを見学した。1959年(昭和34年)に完成したもので、洪水調節、不特定かんがい用水の補給、発電を行う多目的ダムだ。また、1981年(昭和56年)に完成した玉原ダムとの間で揚水発電も行うようになり、藤原ダムが下部ダムで、玉原ダムが上部ダムとなり、有効落差518m、揚水時の全揚程559mは世界最大級とのことだ。しかし、このダム建設によって、藤原集落160戸が水没しており、工事中には、20余名もの犠牲者を出し、ダムサイトに慰霊碑が建立されていた。紺碧のダム湖はとても静かに水を湛え、訪れる人もほとんどなかった。
 その後、ダムサイトを走って、「奥利根民俗集古館」を訪ねた。大きな茅葺きの屋根の古民家で、築300年以上のは経っているとのこと。奥利根地方の民具や民俗資料などが所狭しと並べられていて、懐かしい思いで見て回った。囲炉裏に火が入っていて、その端でせんべいとお茶をご馳走になってきた。
 次に、「あゝ湖底の故郷館」にも立ち寄った。藤原ダムによって水没した藤原集落160戸の資料館で、ダム建設反対から、苦渋の受け入れまでの過程をパネル展示してあり、ダムによって水没し、先祖代々の家や田畑を手放して、他へ移らなければならなかった人達の苦悩を見せつけられる感じがした。
 それから、国指定重要文化財「雲越家住宅」見学後、「TEPCO電源PR館・須田貝」にも行ってみたが、眼前には巨大な須田貝ダムが聳え、威容を誇っていた。内部の展示では、水力発電の方法について解説してあり、特に、揚水式発電についての知見を得た。
 見学してから、昼食のとれる場所を探しに奈良俣ダムの方へと向かっていった。ロックフィールドダムが望めるところまで走ってみたが、食事の出来るところが見つらなかったので、引き返すことにした。
 仕方がないので、宝川温泉へと至り、そこで昼食を取ることにした。ざる蕎麦を食べてから、日帰り入浴したんだけど、ここは日本一の面積を誇る露天風呂がある。とても大きなものが、子宝の湯(混浴)、摩訶の湯(混浴)、摩耶の湯(女性専用)、般若の湯(混浴)と河原に4つ並んでいて、併せると畳450枚分の広さがあるという。泉質は、弱アルカリ性の単純温泉で、無色透明、やわらかくて入りやすい湯だ。渓谷を望むロケーションは最高で、のんびりと浸かって、温泉を堪能した。
 入浴後は、藤原地域から離れ、国道291号線に出て、南下していった。後閑まで走って、茂左右衛門地蔵尊に立ち寄っていくことにした。ここは、徳川五代将軍綱吉に沼田藩主・真田信利の暴政を直訴し、1682年(天保2)11月5日、この地で処刑された杉木茂左右衛門を祀ったところだ。この義挙により、沼田藩は改易となり、利根・吾妻・勢多177村の領民の窮状を救うことになった。妻子もまた斬首されていて、茂左右衛門の恩義に報いる為、領民達が建てたのが、この千日堂とのことだ。
 ここから、国道17号線を少し行って、塩原太助記念館も見学した。ここは、上毛かるたにも「沼田城下の塩原太助」と謳われ、群馬県民に親しまれている塩原太助の記念館だ。太助(1743~1816年)は新治村下新田の農家に生まれ、幼くして両親を亡くし、19歳の時、江戸に出て炭屋に奉公した。22年間、にわたって、勤勉に働き、後に独立して成功した。「本所に過ぎたるものが2つあり。津軽大名、炭屋塩原」と言われたほどに出世したが、晩年は多額の私財を公益事業に投じたとのこと。展示コーナーには、太助の遺品や炭焼き用具などを紹介する炭に関する資料等があり、興味深く見学した。
 その後、巧みの里を巡ったんだけど、天気がとても良く、春の花がたくさん咲いていて、とても良かった。
 それから、泊まることになっていた湯宿温泉「金田屋」に早めについて、外湯巡りに出かけた。「小滝の湯」と「窪湯」を巡ってきたが、かなり熱めな湯だったものの、浴後はさっぱりした。宿に帰ってきてから内湯に入り直し、6時から夕食となった。薬膳料理というのが出されたんだけど、いろいろと趣向が凝らしてあった。空也蒸しとか、鮭の味噌付け焼、ネギトロワラビトロ、桑の葉の天ぷらなどなど、とても豪華で、手が込んでいて、堪能した。お酒も冷やで2合頼み、美味しく飲みかつ食べた。
 食後は、部屋に戻って、テレビを見たり、明日の旅程を考えたりしていたら、まどろんできたので、床に就いた。
続く

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