ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

新潟・福島の紅葉と温泉の旅(3)

2005年10月31日 | 旅行
朝、温泉街を散歩してみたんだけど、とても静かで、あんまり人通りもない。シーズンはずれの平日だからなのかな...。ぶらぶらと30分ばかり巡ってから宿へ戻り、朝風呂に入った。これが、とても気持ちがいいんだよね。散歩の後は温泉に限るよ。
 浴後は、8時前から朝食を食べ、荷物をまとめて、宿を立ったんだ。喜多方市街から、国道459号線を東へ走り、磐梯山麓へと至った。桧原湖周辺はとても紅葉が見事だったんだけど、天気は曇りで、あまり写真撮影には向かない。それでも、かなり撮ったけどね。
 
 紅葉の桧原湖

 その後、湖畔の磐梯高原駅にある無料駐車場に車を入れ、五色沼自然探勝路を歩くことにした。柳沼、青沼、るり沼と巡っていったんだけど、ほんとうに紅葉がみごとで、パチパチと写真を撮っていったから、結構時間がかかってしまった。これで、天気が晴れていれば申し分がなかったんだけど...。
 さらに、弁天沼、深泥沼、赤沼、と歩き続け、毘沙門沼へと至った。ここが、一番紅葉がきれいで、何十回もシャッターを切ってしまったんだ。おかげで、2時間近くを費やしてしまった。少し疲れたので、ビジターセンターに立ち寄ってから、定期バスに乗って、磐梯高原駅まで戻ってきたんだ。
 その後は、車で少し東へ走り、「磐梯山噴火記念館」を見学したんだけど、火山噴火って、恐ろしいもんだ。磐梯山でも、1888年(明治21)に大噴火があって、多くの犠牲を出し、川がせき止められて、現在の湖沼群が出来たんだって...。ほんとうにものすごいエネルギーなんだよね。
 感心しながら、見学を終え、川上温泉の食堂で、昼食をすませてから、猪苗代湖方面へと向かったんだ。でも、もう一箇所温泉に入っていきたくて、磐梯山の中腹にある押立温泉へ立ち寄っていくことにした。ここは、林間の静かな立地で秘湯と呼べるような趣なんだ。その中で国民宿舎「さぎの湯」(入浴料500円)へ入浴させてもらったんだけど、ここも源泉掛け流しの良い湯だったよ。
 浴後は、猪苗代磐梯高原インターまで下って、磐越自動車道に乗り、東北自動車道に乗り継いで、一気に帰ってきた。平日なので、帰路の渋滞もなくすいすい走れてとても助かったよ。
 今回の旅は、3日とも天気に恵まれなかったけど、すばらしい紅葉もみられ、良い温泉にも入れたから、まずまずだったかな...。