不思議の国のトイレットペーパー

 某国において、公衆トイレからのトイレットペーパー持ち去りを防止するために、顔を認識し一回に使う分だけのペーバーが出てくる機械が設置されたと云うトピックを目にした。一度顔が認識されペーパーが提供されると最低9分間の間を置かないと次のペーパーが出てこない仕組みになっているのだそうだ。

 人間の顔を認識して一定の長さのペーパーを提供する機械を(多分)独自に開発・製造し公衆トイレに設置できる技術力・経済力を有する国において、そのようにしないと設置されたトイレットペーパーがロールごと持ち去られてしまうと云うのだ。経済力・技術力と、国民のモラルとのバランスが全く取れていない、不思議な国である。

 田舎町に住む伯母が、私が住んでいた街にあったデパートに買い物に来た時に「トイレに入った時についでに紙をもらって来るの」と、折りたたんだ2、3メートル分のトイレットペーパーを見せてくれたことを思い出したが、それは50数年前のことである。

 それにしてもだ、件の国の顔認識式自動トイレットペーパー支給機が一回当たりに支給してくれる紙の長さは60センチなのだと云う。これっていくら何でも少な過ぎやしないかい?


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、雪柳。

 毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは3月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。まごうことのない春がやって来た、そんな森の様子をどうぞご覧ください。
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