365の短歌っぽいブログ 少しの笑いをリズムにのせて

少しの笑いをリズムにのせた365このお話

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46 冬の一日

2016年11月29日 | 日記
今日の朝の空は
お米の研ぎ汁を思わせる白い空

まっさらなお米の上に
蛇口から勢いよく水が飛び込んで
四方八方泳ぐ米粒
のように雪粒が
下へ上へと世話しなく舞う
職場の窓から見えるそれは
とてもきれいな光景だった

いざ帰宅で外に出ると
いい感じだった我がフェイスは
冷気にのった雪粒が
鞭を打つように直撃し
張りつき、そして水となり
赤らむ顔に乱れる髪で
たちまちねぶた祭りの山車となる

あぁ、やっぱり冬は嫌いだと思い直す


更に冷え込む夜道をとぼとぼ行くと
人工的な白さを放つ
外灯が夜道を照らす
モノクロの孤独な世界が
たちまち形成されていく
足の先から
冷たく冷たくなっていく

しんとするその中に
道を挟む家々の明かりが
ふと
孤独な影をオレンジに照らすと
帰りを待つ声が柔らかく響いて
とたんに世界は色をつける


マッチ棒
擦らずに浮かぶ
おかえりが
あればそれだけで
しあわせ


それでも冬はやだけどさ

知らない誰かの家からの
小さな温もりにさえ敏感になる
貴重な貴重な季節です

さぁ、明日もやりますか

またね!
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