その日までサヨナラ、恋心よ

2006-06-20 16:51:33 | 
私が貴方の傍に居たなら、私は貴方にそんな思いをさせやしなかった
私が誰よりも貴方のことを分かっていた筈なのに!
(私が誰よりも貴方に近かったのよ!)

強がりで臆病者、涙は見せずに泣く貴方が愛おしくて愛おしくて堪らない
今からだって遅くはないのだから 私の元へ戻って来て

私だけを見て私を抱き締めてくれたなら、
せめて手の届く範囲に貴方が居てくれたなら 私はこんな思いをしやしなかった!

夜明けの鐘が 愛しくそっと 全てを消せる

2006-06-18 16:23:00 | 
貴方が吐いた優しい嘘を
私が見抜いていないとでも?

貴方の事は全て知っているの、そうよ
嘘を吐くときの癖だって 何もかも!

帰る場所など作ってやらない
何処へでも行くがいいわ
(その先で貴方が死のうと、私にはもう何の関係も無い)
白旗を振って見送ってあげる 黄泉までの路を

愛しい人よ いかないで

2006-06-18 16:07:00 | 
落ちそうになった雫を堪えて 青を仰ぐ

僕はこの広大な青の下ではとてもとてもちっぽけな存在で
君が僕を置いて行った理由がわかった気がした

天高く浮かぶ橙、憎らしいほどの眩しさ、降り注ぐ光

もしこの空が涙を流したなら 僕も一緒に泣けるのに!
(嗚呼、僕は独りで泣くことも出来ない臆病者なんだ)

せめて、せめて君の匂いを残して行ってくれていたなら
(それで救われるわけがないけれど、それでも。)