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●安保法新任務 自衛隊が初の米艦防護 ・海上自衛隊の最大級の護衛艦「いずも」が きょう、横須賀基地から出港し アメリカ軍の艦艇を守る「米艦防護」の任務に向かった。安全保障関連法に基づく任務で、自衛隊が 安保法の新たな任務を実施するのは 初めての事だ。今回の任務は、挑発行為を続ける北朝鮮を けん制する狙いがあるとみられている。政府関係者によると、きょうは 安倍総理が アメリカのトランプ大統領と 極秘の電話会談をしたという。先週開かれた日露首脳会談や、北朝鮮への対応で連携することを 改めて確認したとみられる。こうした中、テレビ東京と日本経済新聞が実施した世論調査で、北朝鮮に対して アメリカが 軍事的圧力を強めていることを、51％の人が 評価している。こうした世論を意識してか、安倍総理は 安全保障などを念頭に、憲法改正への意欲を強調した。
●四季島出発！ 新・観光資源を掘り起こせるか ・ＪＲ東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が１日、運行を開始した。高級ホテルのようなサービスを受けながら、東日本の観光名所を周遊するというもので、３泊４日のコースなら １人74万円から（１室２名）。予約は 来年３月出発分まで埋まっていて、抽選倍率は 平均５倍という。ルート上の地域では 期待が高まっており、栃木県の日光では 旅館の女将らが 四季島の「全列車」を ホームで出迎えることに。再び 日光を訪れて宿泊してもらう狙いだ。山梨県の塩山駅で 途中下車するコースでは、全席革張りの高級バスで 周辺の観光地へ。築140年の古民家で 懐石料理の昼食をとり、山梨の名産・ワインを ぶどうから作るワイナリーでは 地元食材と ワインの組み合わせを 楽しむことができる。こうして、あまり知られていない観光資源が 発掘されることで、国内観光が 活性化されることが 期待されている。
●人気上昇中！ 新たなクルーズ船が 続々登場 ・いま人気が急上昇しているのが クルーズ船市場。国交省によると、クルーズ船が 日本に寄港した回数は 2014年から過去最高を更新し続けている。こうしたクルーズ船人気の高まりを受けて、国内外のクルーズ船運行会社が 攻勢をかけている。福岡県博多港に イタリアのクルーズ船 コスタネオロマンチカ号が 入港した。初の日本海周遊クルーズから 戻ってきたのだ。今回のツアーは 舞鶴、金沢、境港、プサンを回る５泊６日のツアーで 立ち寄る港 どこからも 出発できるのが特徴。値段も 大人１人５万800円～と１泊１万円程度の安さを 売りにしている。コスタクルーズは 日本海をメインに ツアー回数を 去年の３倍にして 年32回のクルーズを 予定している。一方、瀬戸内海を周遊する客船「ガンツウ」。客室などに 木材をふんだんに使用しているのが 特徴で、室料は 40万円～100万円と なっている。初日のツアーには 予約が殺到し、抽選で販売を行うこととなった。
●ローン地獄を救う？学費無料のユニーク大学・アメリカでは 18歳以上の人のうち 約６人に１人が 学生ローンを抱えているという。その数なんと 4,420万人に上る。アメリカでは 大学の学費が高騰し 学生の多くが 借金をしなければ進学できない事態に。ローン残高は 住宅ローンに次ぐ規模にまでなり、若い世代の消費にも 影響が出ると 社会問題となりつつある。学生をいわば「ローン地獄」から救おうとしている大学があった。ケンタッキー州にある 小さな街べレア市。人口１万5千人ほどの街にある大学では ある条件で ４年間の学費1千万円ほどが 無料になるという。いかにして 学費無料の大学を実現しているのか？ べレア大学のユニークな取り組みを取材した...。
●佐川急便 大口顧客に値上げ要請 ・宅配業界に値上げの波が広がっている。佐川急便を傘下に持つＳＧホールディングスは きょう、大口の顧客などに対して、宅配便の運賃値上げを求めていることを 明らかにした。人手不足によるドライバーの人件費上昇が 背景にある。格安の運賃設定をしている 大口顧客との交渉を始めて、2018年の３月期から 宅配便１個当たりの平均価格を ７円引き上げ、518円程度にすることを 目指す。一方で、一般の消費者を対象とした 基本運賃の値上げは行わず、値段は 据え置く方針だ。ヤマト運輸も 先週、基本運賃の値上げを発表している。
●“米国抜きＴＰＰ”交渉へ出発 ・アメリカ抜きの ＴＰＰ発効に向けて、いよいよ本格的な交渉が 始まる。アメリカが 離脱を表明したＴＰＰ＝環太平洋経済連携協定をめぐり、２日から カナダで開かれる 事務レベル会合に出席するため、片上首席交渉官が 日本を出発した。今回の会合は、今月末に ベトナムで開かれる閣僚会合に向けた、準備会合という位置づけだ。日本政府としては、アメリカ抜きでの ＴＰＰ発効を目指す方針だが、各国の足並みは揃っておらず、合意を得られるかが 焦点だ。
●米貿易委 トヨタなど調査へ ・アメリカのＩＴＣ＝国際貿易委員会は、トヨタ自動車やホンダなどが 使用している電動モーターが、アメリカ企業の特許を 侵害している可能性があるとして、調査を始めると 発表した。調査の対象となるのは、トヨタグループの部品大手 デンソーやアイシン精機のほか、ドイツ自動車大手のＢＭＷなど 合わせて25社だ。ＩＴＣが、特許の侵害を認定した場合、この部品を使った車は、アメリカでの販売が 出来なくなる可能性がある。
●国内新車販売 ６ヵ月連続増 ・先月、国内で販売された新車の台数は、去年の同じ時期より 9.2％増えて35万4,750台となり、６ヵ月連続で増加となった。新型車の販売が好調だったことや 燃費不正問題を受けて、三菱自動車が 生産を 去年の４月から 一時中止していた反動で、軽自動車が ４ヵ月ぶりに 前年を上回ったことなどが影響した。
●日経平均株価 １ヵ月ぶり高値 ・きょうの日経平均株価の終値は、113円高い１万9,310円で １ヵ月ぶりの高値だった。好調な決算を発表した企業への 買いが目立ち、特に、先週末予想を上回る好決算を発表した 半導体の製造装置を手がける東京エレクトロンの株価が、大幅に上昇した。終値は 13％の値上がりで 16年半ぶりの高値水準となり、１社だけで、きょうは日経平均を65円押し上げた。
●【トレたま】自転車標準装備のスーツケース ・【商品名】ハコベロ【商品の特徴】14インチの折り畳み自転車が、標準装備されているスーツケースを開発【企業名】ビーズ【住所】大阪府東大阪市長田東１－１－１０【価格】５万5千円前後【発売日】６月発売予定【トレたまキャスター】片渕 茜
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤元重氏（学習院大学 教授）
●安保法新任務 自衛隊が初の米艦防護 ・海上自衛隊の最大級の護衛艦「いずも」が きょう、横須賀基地から出港し アメリカ軍の艦艇を守る「米艦防護」の任務に向かった。安全保障関連法に基づく任務で、自衛隊が 安保法の新たな任務を実施するのは 初めての事だ。今回の任務は、挑発行為を続ける北朝鮮を けん制する狙いがあるとみられている。政府関係者によると、きょうは 安倍総理が アメリカのトランプ大統領と 極秘の電話会談をしたという。先週開かれた日露首脳会談や、北朝鮮への対応で連携することを 改めて確認したとみられる。こうした中、テレビ東京と日本経済新聞が実施した世論調査で、北朝鮮に対して アメリカが 軍事的圧力を強めていることを、51％の人が 評価している。こうした世論を意識してか、安倍総理は 安全保障などを念頭に、憲法改正への意欲を強調した。
●四季島出発！ 新・観光資源を掘り起こせるか ・ＪＲ東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が１日、運行を開始した。高級ホテルのようなサービスを受けながら、東日本の観光名所を周遊するというもので、３泊４日のコースなら １人74万円から（１室２名）。予約は 来年３月出発分まで埋まっていて、抽選倍率は 平均５倍という。ルート上の地域では 期待が高まっており、栃木県の日光では 旅館の女将らが 四季島の「全列車」を ホームで出迎えることに。再び 日光を訪れて宿泊してもらう狙いだ。山梨県の塩山駅で 途中下車するコースでは、全席革張りの高級バスで 周辺の観光地へ。築140年の古民家で 懐石料理の昼食をとり、山梨の名産・ワインを ぶどうから作るワイナリーでは 地元食材と ワインの組み合わせを 楽しむことができる。こうして、あまり知られていない観光資源が 発掘されることで、国内観光が 活性化されることが 期待されている。
●人気上昇中！ 新たなクルーズ船が 続々登場 ・いま人気が急上昇しているのが クルーズ船市場。国交省によると、クルーズ船が 日本に寄港した回数は 2014年から過去最高を更新し続けている。こうしたクルーズ船人気の高まりを受けて、国内外のクルーズ船運行会社が 攻勢をかけている。福岡県博多港に イタリアのクルーズ船 コスタネオロマンチカ号が 入港した。初の日本海周遊クルーズから 戻ってきたのだ。今回のツアーは 舞鶴、金沢、境港、プサンを回る５泊６日のツアーで 立ち寄る港 どこからも 出発できるのが特徴。値段も 大人１人５万800円～と１泊１万円程度の安さを 売りにしている。コスタクルーズは 日本海をメインに ツアー回数を 去年の３倍にして 年32回のクルーズを 予定している。一方、瀬戸内海を周遊する客船「ガンツウ」。客室などに 木材をふんだんに使用しているのが 特徴で、室料は 40万円～100万円と なっている。初日のツアーには 予約が殺到し、抽選で販売を行うこととなった。
●ローン地獄を救う？学費無料のユニーク大学・アメリカでは 18歳以上の人のうち 約６人に１人が 学生ローンを抱えているという。その数なんと 4,420万人に上る。アメリカでは 大学の学費が高騰し 学生の多くが 借金をしなければ進学できない事態に。ローン残高は 住宅ローンに次ぐ規模にまでなり、若い世代の消費にも 影響が出ると 社会問題となりつつある。学生をいわば「ローン地獄」から救おうとしている大学があった。ケンタッキー州にある 小さな街べレア市。人口１万5千人ほどの街にある大学では ある条件で ４年間の学費1千万円ほどが 無料になるという。いかにして 学費無料の大学を実現しているのか？ べレア大学のユニークな取り組みを取材した...。
●佐川急便 大口顧客に値上げ要請 ・宅配業界に値上げの波が広がっている。佐川急便を傘下に持つＳＧホールディングスは きょう、大口の顧客などに対して、宅配便の運賃値上げを求めていることを 明らかにした。人手不足によるドライバーの人件費上昇が 背景にある。格安の運賃設定をしている 大口顧客との交渉を始めて、2018年の３月期から 宅配便１個当たりの平均価格を ７円引き上げ、518円程度にすることを 目指す。一方で、一般の消費者を対象とした 基本運賃の値上げは行わず、値段は 据え置く方針だ。ヤマト運輸も 先週、基本運賃の値上げを発表している。
●“米国抜きＴＰＰ”交渉へ出発 ・アメリカ抜きの ＴＰＰ発効に向けて、いよいよ本格的な交渉が 始まる。アメリカが 離脱を表明したＴＰＰ＝環太平洋経済連携協定をめぐり、２日から カナダで開かれる 事務レベル会合に出席するため、片上首席交渉官が 日本を出発した。今回の会合は、今月末に ベトナムで開かれる閣僚会合に向けた、準備会合という位置づけだ。日本政府としては、アメリカ抜きでの ＴＰＰ発効を目指す方針だが、各国の足並みは揃っておらず、合意を得られるかが 焦点だ。
●米貿易委 トヨタなど調査へ ・アメリカのＩＴＣ＝国際貿易委員会は、トヨタ自動車やホンダなどが 使用している電動モーターが、アメリカ企業の特許を 侵害している可能性があるとして、調査を始めると 発表した。調査の対象となるのは、トヨタグループの部品大手 デンソーやアイシン精機のほか、ドイツ自動車大手のＢＭＷなど 合わせて25社だ。ＩＴＣが、特許の侵害を認定した場合、この部品を使った車は、アメリカでの販売が 出来なくなる可能性がある。
●国内新車販売 ６ヵ月連続増 ・先月、国内で販売された新車の台数は、去年の同じ時期より 9.2％増えて35万4,750台となり、６ヵ月連続で増加となった。新型車の販売が好調だったことや 燃費不正問題を受けて、三菱自動車が 生産を 去年の４月から 一時中止していた反動で、軽自動車が ４ヵ月ぶりに 前年を上回ったことなどが影響した。
●日経平均株価 １ヵ月ぶり高値 ・きょうの日経平均株価の終値は、113円高い１万9,310円で １ヵ月ぶりの高値だった。好調な決算を発表した企業への 買いが目立ち、特に、先週末予想を上回る好決算を発表した 半導体の製造装置を手がける東京エレクトロンの株価が、大幅に上昇した。終値は 13％の値上がりで 16年半ぶりの高値水準となり、１社だけで、きょうは日経平均を65円押し上げた。
●【トレたま】自転車標準装備のスーツケース ・【商品名】ハコベロ【商品の特徴】14インチの折り畳み自転車が、標準装備されているスーツケースを開発【企業名】ビーズ【住所】大阪府東大阪市長田東１－１－１０【価格】５万5千円前後【発売日】６月発売予定【トレたまキャスター】片渕 茜
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤元重氏（学習院大学 教授）