家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

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いい古い家

2006年01月24日 | 家について思ったことなど
家を建てる人は誰しもいい家を建てたいと思う。そこでいい家を建てるにはどうしたらいいのか情報を集める。そして情報は目移りするほどたんまりある。
しかし、決定的に情報が少ない分野がある。それは経年変化した家の情報だ。

家は長い年月使うものだから、新築時のスペックだけで「いい」「悪い」を判断するのは性急といえるのではないか。

まっとうな作り手は長く使える家を意識して作る。世の中にはまっとうな作り手による、古い「いい家」がいくつもあるはずだ。
最近は古民家が小さなブームとなっているが、そこまで古いのは施工者すらわからなくなっているし、同様のものを建てるのは困難なので、築15-20年くらいの最近の古い家の情報がもっとあったらいいと思う。そうすれば、施工者の優劣を推し量る材料になる。
(20年経過しても)「みすぼらしくなっていない」「省エネ性能が衰えていない」「耐震性にまったく問題がない」「デザインが陳腐化していない」等々、評価ポイントはいろいろあるだろう。そして、たぶん一番の評価ポイントは「家族がその家を気に入っていてまだまだ使い続けたいと思っている」になるだろう。

築20年でいい評価が与えられる家は掛け値なしの「いい家」に違いあるまい。築年数がつみあがればつみあがるほど「いい家」度合いは増すのではないか。
家の本当の優劣とは、築年数が経過してから証明できるものだと思う。

そういえば私は、古い住宅を対象とした建築賞があってもいい、と過去のエントリに書いていた。実現すれば施主に役に立つ情報になると思うのだが・・・。


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2 コメント

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古くていい家 (kuni)
2006-01-25 22:58:47
設計が良いだけじゃなくて、

住人も良くないと難しいですよね。



新築以上にその点では難しいから、

表彰するとしたら、住人を表彰すべきかもしれませんね。
住人 (garaika)
2006-01-25 23:33:45
kuniさん、たしかに住人のことも考えなければと私も思っておりました。

ただ、その住人がそこまで使うことまで想定した設計というのはそれですぐれた設計・施工といえるのではと思った次第です。家族の資質・将来のことまでしっかり読み込まないとできないことでしょうから。

もうあまりにも一方的で断定的な「いい家」論を展開する人が多くて、そういう人に、「スペックはどうあれ20年経っても家族に愛されている家はいい家とは言えないのですか」って聞いてみたかったりもするわけです。

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