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谷垣幹事長「予定通り消費税10%へ引き上げるのが望ましい」

2014-09-16 17:22:40 | 政治

厭です! お断りしたい。

なんだ、ねつ造新聞朝日の記事か

ん? 蔵前勝久 署名入りですかw

ねつ造ではありません。わたくしが直接取材した記事ですってことかしら(わらい

でも、取り上げたのが谷垣さん。

相も変わらず、厭な奴を取り上げている。

安倍首相も何で谷垣氏を重用するんだろうか。

谷垣氏にシンパシー感じているとしたら困りもんです。

>自民・谷垣氏「消費税上げない方がリスク」
 蔵前勝久 2014年9月13日
 自民党の谷垣禎一幹事長は13日、年末までに安倍晋三首相が判断する消費税率の10%への引き上げについて、「上げるリスクは乗り越えることが可能だが、上げなかった場合のリスクは、かなり難しい。法律に規定されている引き上げが基本路線だ」と述べた。東京都内で記者団に語った。

 谷垣氏は「引き上げは(世界各国が)織り込み済みで『日本はこうやっていく』と思っている。織り込み済みのことをやらない影響はリスクだ」と指摘。判断の指標となる7〜9月期の国内総生産(GDP)の成長率については「緩やかな回復過程になってくる」との見通しを示し、予定通りに引き上げるよう主張した。

 谷垣氏は12日夜、消費増税を決めた「3党合意」の党首だった山口那津男・公明党代表や民主党の野田佳彦前首相らと会合を開いた。谷垣氏は「引き上げの基本路線は、みんな共有の認識だった」と説明した。
http://www.asahi.com/articles/ASG9F4V6GG9FUTFK001.html?ref=rss
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産経の田村秀男氏や嘉悦大の高橋洋一教授などの見解では、4月に3%引き上げた消費税増税ショックは「想定外」の激しさだそうです。

この両氏が指摘する4月以降の経済指数やグラフを見れば、確かに酷い消費の落ち込みようです。

特に家計消費の落ち込みが著しいことがわかります。

庶民が消費税引き上げで生活防衛に動いているのです。

企業動向も大事ですが、最終消費の庶民が財布の紐を固くしては経済はよくなりっこありません。

このままでは今年のGDPは、昨年より30兆〜40兆円減るそうです。

それに追い討ちをかける来年2%の消費税再引き上げをするためには、12月に安倍首相は決断しなくてはなりません。

田村・高橋両氏の見解では、来年の消費税2%の再引き上げは無理だから止めた方が良いという意見です。

小生などは、単純ですから甚く両氏の意見に同感してしまうのであります。

消費税を10%まで引き上げる法律は、野田政権が解散を条件に民主・自民・公明3党合意で法案化したものです。

ですから安倍政権はこの3党合意に縛れた政権でもあるのです。

その3党合意で事実上の立役者になったのは、当時の野田首相などではなく谷垣自民党党首です。

それを法案化したときの12月の時点では、自民党党首は安倍党首だったということです。

消費税引き上げは、野田政権が政権と引き換えに残していった最後っ屁だったんです。

ですから昨年安倍首相は、したくなかったと思う消費税3%引き上げを決断したんだろうと同情していたんですが、なお来年2%引き上げ決断を認めるほど余裕などないはずです。

ところが、この度の内閣改造で党の要、幹事長に就任した谷垣禎一氏は、こんなことを仰っているのです。

来年10月に予定通り消費税率を10%に引き上げるのが望ましい。

 「(税率を)上げたときのリスクはいろいろな手で乗り越えられる。上げなかったときのリスクは金利動向など、なかなか打つ手が難しい」

その上で「経済の動向をよく見て判断しないといけない」とも強調した。

同時に「その年の税金でその年の政策を打つのは当たり前のことだ。大きな方向を先送りしないようにすべきだ」と語り2020年度までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化すると言う財政再建を優先すべきとの認識を披瀝した。

一部の報道では安倍首相が谷垣氏を幹事長に据えたのは、消費税引き上げを再考するためではとの憶測もありましたが、谷垣氏の発言を聞きますと、そんなことどこ吹く風でございますねw

谷垣氏が聞いたら、もしそうなら安倍さんも世間も、私のことを知らなすぎるんじゃないかと仰るかもですよ(わらい

私が議員しているのは、国民のためではなく財務省の為なんですと、言われそうな気がして仕方ないんですが・・(わらい

だってそうでしょう。

消費税上げなければ国民は税負担のリスクを回避できますが、消費税上げれば国民が負担を負わなければいけないわけです。

財務省にとっては逆で、上げないと税収増えないと思っている(実際は総税収減る可能性の方が高いですけどね)

その上「(税率を)上げたときのリスクはいろいろな手で乗り越えられる。」とも言っている。

“いろいろな手”とはなんですかね、具体的に示してくださいよ。

新聞屋への軽減税率適用とかですかね(ばかばかしいww

一方「上げなかったときのリスクは金利動向など、なかなか打つ手が難しい」

暗に国債の金利が上がると言って脅しているんです。

タチの悪い評論家と同じことを、自民党の幹事長が脅し文句にしてるんです。

そんなことは起きません! いやなやつですね〜

消費税上げて消費が落ち込めば、消費税上げた増収分以上に総税収が減ってしまう可能性の方が高いんですからね。

幾ら消費税引き上げしても、総税収が減っては財政再建なんか出来っこないじゃありませんか。

97年橋本内閣が消費税を3%から5%へ引き上げたときから、実際にこうしたことが起きて、その後総税収は年を経るごとに減り続け、財務省が消費税増税で目論んだ財政再建はおろか、赤字国債の増刷に頼ることになり、財政赤字は増え続けてきたのではありませんか。

橋本内閣の失敗の轍を学ばないで、またぞろ財務省だけが望む消費税引き上げを強行すれば、アベノミクスは失速し、13年度に仄かに見え出した景気の槌音ははかなく消えていかざるを得ないでしょう。

アベノミクスの結果、昨年(13年度)の“税収は46兆9529億円”と前年度から6.9%も増えたんですよ。

その結果、13年度補正予算の見積額を1兆5989億円上回り、07年度の水準まで回復。

税収増などを受け、国債は当初の見積額より2兆75億円減らすことができ、発行総額は43兆4545億円と2年ぶりに税収が国債を上回ったんですよ。

わかるでしょう、こういう結果がアベノミクスで出たのです。

13年度は消費税など上げていないのです。

それなのに、総税収は増え国債発行額は当初見込んだ発行額を2兆75億円減らすことが出来んです。

ところが4月に消費税引き上げた14年度はどうなるでしょうか。

実際は4月に3%消費税引き上げた結果、景気指数が一気に悪化してきました。

政府は消費の落ち込みは引き上げ前の駆け込み需要があったから、秋以降は平常に戻ると言っていますが、そんな単純なものではないでしょう。

GDPが再び500兆円以下にでも下がれば、景気回復は遠のいたとみて間違いないでしょう。

これこそ消費税引き上げの悪い影響だと思います。

景気が悪くなっては消費税上げても、総税収は増えないどころか減る可能性の方が高い。

今は円安や株高で虚業の部分でバブルが現出して、一見景気回復しているように見えるが所詮は小バブルなんです。

実体経済に回復する見込みが薄れれば、バブルも弾け飛んでしまいます。

14年度の税収も4月に消費税上げたにもかかわらず、13年度並は無理でしょう。

安倍政権が誕生した当時、安倍首相が目指す政権の方針はなんだったでしょうか。

“デフレからの脱却”だったのではありませんか。

それを実現するためのアベノミクスだったのではないんですか。

アベノミクスが批判されながらも、日本経済は回復の軌跡を辿り始めたばかりです。

実質まだ2年も経たないで安倍政権自らが、アベノミクスに赤信号ともすことになる、消費税引き上げは止めるべきです。

谷垣氏が推し進めてきた消費税引き上げ3党合意に囚われ、無理を承知で消費税増税3党合意をやれば、間違いなくアベノミクスは頓挫します。

それをわかっているなら、決してこの大事な時期に、消費税など引き上げる愚の決断はしないものです。

経済は生き物と同じだ、間違った施策を講じると失速するし、正しい施策を講じればよくなる。

国民が求めているのは、経済を良くして国民もその恩恵に浴したと思っているだけです。

財務省が求める財政再建は、経済が好循環し出せば自然と改善されるものだ。

すべき手順を間違えると良くなることも逆に悪くしてしまう。

追記 17:22

参考記事

経済学者クルーグマンが警告する!

>「日本経済は消費税10%で完全に終わります」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40411

とんでもない愚策

私はこれまで安倍晋三政権によるアベノミクスを支持してきました。金融と財政の両面から経済を刺激するというアベノミクスの戦略は、これまでどこの先進国も実行したことがない「経済実験」でした。これを批判的に見る専門家もたくさんいましたが、私は必ず奏功すると主張してきました。

実際、アベノミクスが実行に移されてから、株価も上昇し、景気も回復基調に入ろうとしていました。しかし、私はここへきて、安倍政権の経済政策に懐疑心を持ち始めています。

というのも、安倍政権はこの4月に消費税を5%から8%に増税し、さらに来年にはこれを10%に増税することすら示唆しているからです。

消費増税は、日本経済にとっていま最もやってはいけない政策です。今年4月の増税が決定するまで、私は日本経済は多くのことがうまくいっていると楽観的に見てきましたが、状況が完全に変わってしまったのです。

すでに消費増税という「自己破壊的な政策」を実行に移したことで、日本経済は勢いを失い始めています。このままいけば、最悪の場合、日本がデフレ時代に逆戻りするかもしれない。そんな悪夢のシナリオが現実となる可能性が出てきました。

さらに、いま世界を見渡すと、先進各国の経済に多大な打撃を与える「危機の芽」が生まれる土壌ができつつあります。詳しいことは後でお話ししますが、日本がその大打撃から逃れられる保証はありません。最悪の場合、世界の危機が日本経済を壊滅的に破壊する可能性すらあるのです。

続きを読むには、リンクを辿ってください。

コメント

木村社長(朝日)会見で、幕引きは許されない!

2014-09-13 07:12:34 | 政治

>「思い込み」は朝日色?(9月12日)
 2014.9.12 11:23 [【浪速風】]産経ニュース west

 「朝日新聞に苦言を呈するとすれば、何割かの人はどうも自分のアタマで思考してないように思えることだ。(略)世界や世間をどうとらえていいかわからないために、二、三年上の兄貴分の記者の思考に染まり、やがてそれが、朝日色という存在するはずのない思考法を借りてしか、ものを考えない体質になっていく」

 ▼痛烈な批判だが、これが昭和63年に創刊された「AERA」のパンフレットに掲載されたのに驚く。筆者は、新雑誌が「異細胞」として刺激を与え、朝日新聞を変えることを期待したのだ。が、慰安婦問題の謝罪なき検証や、「吉田調書」報道を見ると、何も変わっていない。

 ▼どちらも朝日色の「思い込み」が先にある。旧日本軍を告発し、反原発を主張するために、証言や調書の都合のいい部分を採用する。それがどれだけ日本を貶(おとし)めてきたか。木村伊量(ただかず)社長の謝罪会見も不十分で遅きに失した。なお、冒頭の文章を書いたのは司馬遼太郎さんである。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140912/waf14091211230016-n1.htm



司馬遼太郎氏が看破していたという
>朝日色という存在するはずのない思考法

なお言い副えば、そうした思考法に左翼思想と特亜に阿る勢力が、朝日の編集権を支配して行ったことが、今の朝日新聞の現況なのだろう。

戦後出直したはずの朝日新聞、再び滅びべくして滅び行く運命に陥っていたのだ。

今のままで、人事やうわべだけ変えたフリしても、もう日本のクオリティペーパーとしての信用は地に墜ち、誰も朝日を信用はしないし、新聞社としてやって行きたくても無理だろう。

実業である限り、朝日新聞で仕事をしてきたのは朝日新聞の記者や正社員だけではない、新聞も広く裾野を持った事業で、多くの人々が朝日新聞で働いてきたのだ。

そうした人たちのことを考えると廃刊は断腸の決断だ。

しかし、間違った思考で言論を支配されることは、一実業の廃業よりはるかに重いものだ。

コメント (2)

朝日新聞 木村伊量社長のメール公開=週間文春のスクープ特報

2014-09-05 20:45:09 | 政治

 週刊文春は、木村伊量朝日新聞社長が全社員向けに送ったメールを独占入手して公開しましたw

 朝日新聞が先日「吉田調書」を独占入手したとして出したスクープ記事、「所長命令に違反し、所員の9割が原発撤退」を彷彿とさせるような、週間文春も朝日に負けてはいないスクープ特報ですw

>朝日新聞 木村伊量社長のメール公開
2014.09.03 18:00 週刊文春 スクープ特報

「慰安婦報道検証記事」の余波で揺れる朝日新聞の木村伊量社長(60)が全社員向けに綴ったメールの内容が明らかになった。
《長年にわたる朝日新聞ファンの読者や企業、官僚、メディア各社のトップ、ASA幹部の皆さんなど多くの方から「今回の記事は朝日新聞への信頼をさらに高めた」「理不尽な圧力に絶対に負けるな。とことん応援します」といった激励をいただいています》以下、《》内は木村氏のメールより)

 朝日新聞が、何故読者だけでなく国民からバッシングを受けているかを理解できないでいる社長。
 まったく以って懲りない人です。朝日社員もこんなメールをいただいても困惑するし、なんか哀れすら感じてきます。

 朝日の社長には、悪いことをしてきてしまった観念がないんですね。
朝日新聞が何か被害者にでもなってしまったと嘆いている風に取れますが、多分自分たちは正しいと居直ってますもんね
 理不尽な圧力とは、朝日新聞の虚偽の従軍慰安婦強制連行記事が基となって世界に拡散し、日本国・国民が謂われなき理不尽な仕打ちを受けているなどとは、露ほどにも思い致さないのでしょう。

 諫言しときますけど、デマを流して日本を貶め苦しめた朝日新聞は加害者です。被害者は日本及び国民ですよ!

 この文章は朝日新聞社内専用ホームページ「風月動天」に、ひと月に一度アップされるもの。同ページは朝日新聞社外の人間には閲覧不可能。また他メディアに内容が漏れないよう、「閲覧する際には、個々人のパスワードを打ち込まなければならず、誰が印刷したかまで、会社側が把握できる」(現役社員)という。

徹底した社員統制までしているあたりは、中国共産党仕込みなんですかね。

 今回、「週刊文春」はメール全文を入手。そこには、

《「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をまき散らし、反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力に断じて屈するわけにはいきません》などと記されている。

>「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」
 このどこが誤りなんでしょうか。まさに朝日新聞がまいた「諸悪の根源」じゃありませんか。
反朝日新聞キャンペーン云々以前に、社長として反省し謝罪と責任を取るべきではないんですか(そんな気はサラサラ無いようですが・・w

 また、産経、読売など他紙の報道で「一時退避」を「撤退」とミスリードした疑惑が明るみに出た「吉田調書」報道についても触れており、

《朝日新聞が書かなければ永久に世の中に知られることがなかったかもしれない衝撃の事実の連打で、これぞ価値ある第一級のスクープ》と自賛。

 事実を捻じ曲げ、当事者の品格を貶め歪曲や捏造して独断報道をすることは、罪悪です。
誰でも知りえる情報の歪曲、捏造よりはるかにたちの悪いものです。
そのことに心いたさないとは、この点でも許し難い社長です。

 朝日新聞は近々、「吉田調書報道」の検証記事を作る予定とされており、木村社長の対応が注目される。

 検証記事は既に上記の社長の自賛ではっきりしているでは有りませんか。
これ以上罪作りはやめたほうがいいのではないでしょうか。

 検証するのだったら朝日新聞に関係しない第三者機関を作りそれらを以って検証しなくては何の検証の意味もありません。

太字の青字は社長のメール文 エンジの文字は小生の見解です。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4325



 韓国のメディアからも、盛んに朝日新聞頑張れと言う励ましのメッセージが連日届いていますね。

そんなことで木村社長は、意を強くしているんでしょうか。

 慰安婦問題を提起し韓国を唆した朝日新聞が、韓国からエール受けたと喜ばれてもね。

怒っているのは日本であり国民なんだからな。

朝日新聞は日本で発行して日本人が読んでいる新聞だろうが。

 韓国から激励されても、日本人読者からは非難されていることを無視して日本で新聞販売などやっていけませんよ。

 だからこそ社員は動揺してるんでしょう。それすらわからないか、わからないフリする社長って?

 もし日本人で、本当に朝日の報道姿勢を評価する人いたら、それは本当の日本人じゃないね。

朝日を擁護する者は、日本人を騙っている者の他有り得ないだろう。

 こんな社長メール貰って、社員は嬉しいだろうか、逆に益々動揺するんじゃないんですか。

 もっとも動揺して当たり前、しなかったら却っておかしな社員ですけどね。ホントに!



関連記事
>【不肖・宮嶋 コラコラ記】朝日の肩持つ韓国メディア 韓国政府との間に何かある!?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140904/dms1409040830005-n1.htm

>韓国各紙だけが「朝日新聞全面擁護」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140901-00010000-willk-pol

 

 

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掲載中止された池上彰氏のコラム「慰安婦報道検証」の・・ その後

2014-09-05 08:19:46 | 政治

朝日新聞当局は、自社に都合が悪いと判断し“言論統制”して掲載しなかった池上彰氏のコラム「慰安婦報道検証」を、9月4日改めて掲載いたしました。(わらい




   池上彰氏の朝日新聞コラム掲載へ
https://www.youtube.com/watch?v=wSdGhLTP33M

もう、どうでもよくなった池上彰氏の再掲載されたコラム読んでみる?(わらい

>(池上彰の新聞ななめ読み)慰安婦報道検証
2014年9月4日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASG935H4GG93UPQJ008.html
 過ちがあったなら、訂正するのは当然。でも、遅きに失したのではないか。過ちがあれば、率直に認めること。でも、潔くないのではないか。過ちを訂正するなら、謝罪もするべきではないか。

 朝日新聞は、8月5日付と6日付朝刊で、「慰安婦問題を考える」と題し、自社の過去の慰安婦報道を検証しました。これを読んだ私の感想が、冒頭のものです。

 6日付紙面で、現代史家の秦郁彦氏は、朝日の検証について、「遅ればせながら過去の報道ぶりについて自己検証したことをまず、評価したい」と書いています。これは、その通りですね。

 しかし、今頃やっと、という思いが拭い切れません。今回の検証で「虚偽」と判断した人物の証言を掲載してから32年も経つからです。

 今回、「虚偽」と判断したのは、吉田清治氏の証言。氏が自らの体験として、済州島で200人の若い朝鮮人女性を「狩り出した」などと証言したと朝日新聞大阪本社版朝刊が1982年9月2日に報じました。その後も朝日は吉田氏に関する記事を掲載しました。

 これについて今回、「読者のみなさまへ」と題し、「吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした」と書いています。裏付けできなければ取り消す。当然の判断です。

 ところが、この証言に疑問が出たのは、22年前のことでした。92年、産経新聞が、吉田氏の証言に疑問を投げかける記事を掲載したからです。

 こういう記事が出たら、裏付け取材をするのが記者のイロハ。朝日の社会部記者が「吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介やデータ提供を要請したが拒まれたという」と検証記事は書きます。この時点で、証言の信憑(しんぴょう)性は大きく揺らいだはずです。朝日はなぜ証言が信用できなくなったと書かなかったのか。今回の特集では、その点の検証がありません。検証記事として不十分です。

 検証記事は、「慰安婦」と「挺身隊(ていしんたい)」との混同についても書いています。「女子挺身隊」は、戦時下で女性を労働力として動員するためのもの。慰安婦とは別物です。91年の朝日新聞記事は、女子挺身隊と慰安婦を混同して報じたものだと認めました。

 これについて「読者のみなさまへ」というコーナーでは「当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました」と書いています。

 ところが、検証記事の本文では「朝日新聞は93年以降、両者を混同しないよう努めてきた」とも書いています。ということは、93年時点で混同に気づいていたということです。その時点で、どうして訂正を出さなかったのか。それについての検証もありません。

 今回の検証特集では、他紙の報道についても触れ、吉田氏の証言は他紙も報じた、挺身隊と慰安婦の混同は他紙もしていたと書いています。問題は朝日の報道の過ちです。他社を引き合いに出すのは潔くありません。

 今回の検証は、自社の報道の過ちを認め、読者に報告しているのに、謝罪の言葉がありません。せっかく勇気を奮って訂正したのでしょうに、お詫(わ)びがなければ、試みは台無しです。

 朝日の記事が間違っていたからといって、「慰安婦」と呼ばれた女性たちがいたことは事実です。これを今後も報道することは大事なことです。

 でも、新聞記者は、事実の前で謙虚になるべきです。過ちは潔く認め、謝罪する。これは国と国との関係であっても、新聞記者のモラルとしても、同じことではないでしょうか。

■池上さんと読者の皆様へ

 今回のコラムは当初、朝日新聞社として掲載を見合わせましたが、その後の社内での検討や池上さんとのやり取りの結果、掲載することが適切だと判断しました。池上さんや読者の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわびします。

■池上さんのコメント

 私はいま、「過ちては改むるに憚(はばか)ることなかれ」という言葉を思い出しています。今回の掲載見合わせについて、朝日新聞が判断の誤りを認め、改めて掲載したいとの申し入れを受けました。過ちを認め、謝罪する。このコラムで私が主張したことを、今回に関しては朝日新聞が実行されたと考え、掲載を認めることにしました。

 

 

 

コメント

自縄自縛に陥った朝日新聞ww

2014-09-03 13:32:30 | 政治

よほど朝日新聞は、読者に(慰安婦関連の)記事読まれるの厭なんだね〜

今一番ホットな記事も載せない新聞を、一体誰が読むんだ。

そんなことするんだったら、いっそのこと廃刊すればいいのに。 はぁはははは

>池上彰氏が原稿掲載拒否で朝日新聞の連載中止を申し入れ
2014.09.02 19:57  週間文春 スクープ特報


 ジャーナリスト・池上彰氏が朝日新聞に対し、連載「新聞ななめ読み」の中止を申し入れたことが明らかになった。朝日関係者が明かす。

「月に一度の連載『新聞ななめ読み』は、池上氏が一つのニュースについて各紙を読み比べ、その内容を自由に論評するもの。8月末の予定稿では、慰安婦報道検証を取り上げており、『朝日は謝罪すべきだ』という記述があった。朝日幹部が『これでは掲載できない』と通告したところ、池上氏から『では連載を打ち切ってください』と申し出があり、その予定稿はボツになったのです。これまでも同連載は、『朝日の記事は分かりにくい』、『天声人語は時事ネタへの反応が鈍い』などの批評を掲載しており、今回の反応は異常ですね」

 池上氏本人に確認したところ、事実関係を認めた。

「連載を打ち切らせて下さいと申し出たのは事実です。掲載を拒否されたので、これまで何を書いてもいいと言われていた信頼関係が崩れたと感じました」

 8月5、6日に朝日新聞が掲載した慰安婦報道検証記事について、謝罪が一言もないことがこれまで問題視されてきた。そんな渦中に、池上氏の「謝罪すべきだ」という論評を封殺していたことが明らかになり、今後、朝日新聞の言論機関としての見識が問われそうだ。

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4316
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朝日新聞に言論機関としての見識を問うても、うちの新聞は便所の落書きですから・・ なんちゃってね(わらい

こんなことすれば、池上氏のどちらかと言えばリベラル的な評論を期待していた池上支持層を、目覚めせてしまいますね。

朝日新聞はますますドッポにはまってますよ。

朝日の現上層部は保身が第一、謝ったり責任論になることを嫌っているだけでしょ。

ホントこんな新聞、誰が読むんでしょう(わらい

朝日新聞系列のテレビ朝日も、報道番組「報道ステーション」だけでなく、一切の番組で「慰安婦問題」は禁句なんでしょう、一言も触れませんからね。

関連記事
>朝日新聞が「週刊文春」広告掲載を拒否!
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4313

                        

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