Gohyaガンコ戦略研究所 ~Transition from Hard-line to Pliant Wisdom~

2010年秋、日本を衰退から救う道を考える事を目的に開設

トランプ次期大統領の記者会見に見る政策と日本の取るべき道

2017年01月12日 10時59分26秒 | 国おこし
 昨日、トランプ次期大統領が半年ぶりに嫌いな記者会見を開いた。
そこで、従来から言って来た事がどれくらい本気かがいくつか見えた。
特に、日本関連では、これまで米軍基地の負担だけだったが、昨日は『貿易の不公平な問題』に関して、
中国・メキシコと共に、日本が挙げられた
   出典1>日本経済新聞、2017/1/12 5:14、
       http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN12H03_S7A110C1000000/?dg=1
       トランプ氏、日本に2回言及 中国やメキシコと並列で


   出典>日本経済新聞、2017/1/12 6:16、     
      http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN12H0D_S7A110C1000000/?n_cid=NMAIL001
      移転企業に「高い国境税」 トランプ氏が当選後初会見


 市場は早速反応し、円高で株安になっている。
メキシコの自動車工場や関連部品工場などは直接的な影響を受け、日本から中国向けに輸出している部品も、
中国からアメリカへの輸出減の影響を受け、日本からの直接アメリカ輸出は当然影響を受ける。
実際に影響を受け始めるのは何時頃からかは不明だが、先行きの見通しが暗くなる事は確実だ。
中国や韓国、メキシコの方はもっと直接的な大きな影響を受けるだろうが、決して他人事ではない。
アベノミクスの進展が停滞している状況で、輸出が打撃を受ければ、アベノミクスは完全に腰折れになる。

 昨年11月初めのトランプ選出以来、日本の政治家も企業経営者も楽観論を語ってきたが、そういういつもの
習慣的な【希望的観測】は打ち砕かれた。日本経済に暗雲が漂い始めた。

 そもそも、アメリカは「経常収支」も「財政収支」も恒常的に赤字の国である。
そのアメリカに、日本を含め新興国の代表である中国やメキシコやブラジルが大量の輸出をして潤ってきた。
そういう構図は何時までも続く筈がない、と悟るべきだ。
トランプ大統領が出現しなくても、いずれは壊れる構図だ。

 ここは発想を大転換し、輸出のアメリカ市場向けへの過度な依存は捨て、新興国の経済成長促進へ重点を
切り替えるべきだ。
その場合、視点はその国のためになる事をする! という事にしっかり狙いを定めるべきだ。
すると、物の輸出よりも、企業育成と共に、それを動かす人材の教育や職業訓練が大事で、そこへ重点を置く
べきだろう。

 これからの数十年で、AI+ロボット+IOT+フィンテックなどの相乗作用で、従来型のモノ作りから医療
関連までの幅広い産業で劇的な大変化が起こる事を想定し、日本はそれに対処する事を基本戦略に据えるべきだ。
日本の人材の育成に注力すると共に、友好的な近隣諸国と協力して、次世代の人材教育に注力しよう!
目先の、保護貿易の高波の襲来に悲嘆することなく、先を見据えた戦略構築をしよう!

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