Gohyaガンコ戦略研究所 ~Transition from Hard-line to Pliant Wisdom~

2010年秋、日本を衰退から救う道を考える事を目的に開設

似て非なる言動

2017年06月20日 13時40分55秒 | 国おこし
 5月21日、このブログに小生は以下の内容を書いた。
************************************************************************************
 小池知事は「石原都知事時代に決定され、都議会で議決された『清浄度目標』は大きな間違いだった。
 よって、豊洲移転に関して、これを破棄する!」という衝撃的な発言をするタイミングを測っているのでは
 ないか?!
 言うまでもなく、「このような間違った判断をした自民党議議連」を叩ける機会である都議選に於いて、
 これを使いたいであろう。

************************************************************************************

 ところが、6月17日、小池都知事は築地に於いて、仲卸業者相手に、
「都としての約束が守られていない」
お詫びした

 法外な目標を設定し、都民に不可能な期待を抱かせた元凶である前任者の石原都知事を批判することなく、
都政の最高責任者としての立場を優先して、都政の継続性を重視し、業者に詫びたのである。
素直に詫びる人を非難する人が少ない日本人の特性を見抜いた選挙戦術かもしれないが、それにしても、ここで、
詫びる方向へ行くとは、小生の想像外であった。
 これで、都民の心をぐっと掴み、批判する自民党支持者が減るであろう。


 それに倣ったのか、昨日、安倍首相が閉会になった国会での議論での自分自身の対応を反省し、
国民にお詫びした。
「『印象操作』のような議論に対して、つい強い口調で反論してしまう。
そうした私の姿勢が結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している。」と述べた。
  出典>NHK NEWS WEB, http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170619/k10011022991000.html


 だが、その発言から受ける印象は「自分の責任を野党に負わせる責任逃れ」の印象が強い。
何故か? 
「『印象操作』のような議論」を仕掛けた野党の策にハマった、と人のセイにしたからだ。
野党の追及に対して、「『印象操作』のような議論」だ、とレッテル貼りで追及をかわそうとして、
議論を感情的に紛糾する方向へ反らしておきながら、それに対する反省はない。

 安倍首相は素直に詫びていない
小池発言と似ているが全くその本質は違う。
似て非なるものだ。
小池都知事は全く人のセイにはしていない。逃げていない。
真正面で責任を被っている。
両者の姿勢は似ているようで全く違う。都民も国民もその違いに敏感に反応するだろう。

 これでは、安倍内閣の支持率回復は難しい。
加計学園も森友学園問題も大事なのは真実を明かす事である。
文科省の言い分と内閣府の言い分が違う。どちらが本当か? 未だ明らかでない。
どちらも都合の悪い事を隠そうとしているからだ。
首相が本当に反省するのなら、まず、真実を明らかにすべきだ。
国会休憩中であれ、都議選中であれ、『予算委員会』ではなく、“学園問題審議委員会”を開くべきだ。
証人喚問もやるべきだ。
それをせずに、『反省します! お詫びします!』と言っても空々しい。

 小生は先に書いたように、首相のご意向が働いても問題ではないという立場だ。
それでも、首相や内閣府や文科省の対応に納得出来ない。
真実を明らかにする努力をしていないからだ。
きっと、何かやましい事があるのだろう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« タカタのエアバッグ事故の意味 | トップ | 豊洲移転問題決着 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。