Gohyaガンコ戦略研究所 ~Transition from Hard-line to Pliant Wisdom~

2010年秋、日本を衰退から救う道を考える事を目的に開設

北方領土問題の新解決策への疑問

2016年10月18日 08時54分49秒 | 安全保障
先日10月12日に「総選挙の風」というタイトルで、北方領土問題の「2島先行返還論」の可能性を想定して、
それではソ連の不法占拠を認める結果になるとして反対を論じたが、昨日の日本経済新聞には、
「ロシアとの共同統治案 政府検討 」という記事が出た。
    参照>日本経済新聞 電子版、2016/10/17 2:01、
       http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H52_W6A011C1MM8000/?n_cid=NMAIL001


「ロシアとの共同統治案 」は小生の想定外であったので驚いた。
大胆な発想だが、実現の可能性はあるのだろうか?

 法律や警察権などはどうするのか!?  
ロシアの軍事関連施設はどうするのか? 
まさか、日露共同統治は出来ないだろう。
色々な疑問が湧く。
両国の間の違いを埋めるには、新法の制定が必要だし、それは大変な作業になる。

 しかし、日本経済新聞は、この案で「事実上の2島返還の決着に持ち込まれるおそれがある。」
と予想している。それは、共同統治の範囲をどこまでにするかという問題があるからだろう。
「2島だけの共同統治」なら誤魔化されたようなものだ。

 奇策を弄して、自らが罠に落ち込むことがないようにして貰いたい。
策略なら、相手が一枚上手だということをしっかり認識して掛かるべきだ。
何しろ、相手はKGB出身なのだから。純朴な日本の政治家には対応できない相手だろう。
国家として、毅然として主張すべき点を曖昧にされる点には要注意だ。

「北方四島は日本の固有の領土である」という主張は捨ててはならない。
その観点からは、
「ロシアとの共同統治案」よりは「国連の管轄下に置く」方がまだ良いのではないか?!
自国の固有の領土という主張は取り下げないが、管轄を、解決の機運が盛り上がる時期まで、一時的に国連に
委ねるのである。

そういう発想は、日露とも、一切ないようだ。
もしあれば、どこかで国連との協議があっても良い筈だ。

「日本の固有の領土であるのに他国が不法に占拠している領域」は、すべからく、「国連の管轄下に置く」方式で
臨むのが良いのではないか?
韓国が不法占拠している「竹島」もその対象になろう!
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