前回までのあらすじ
+*+*+*+*+*+
鼻歌交じりでラーメン作成に挑戦しようとするも
内なる自分の声に苛まれ諦めざるを得なくなった俺だが
+*+*+*+*+*+
ポットに水を入れる。
ポットの電源を入れる。
ポットがピーというのを待つ。
眠くなる。
寝る。
起きる。
なんとなく全てが厭になっている。
ラーメンはまた明日に順延ということにする。
世界って奴は、ちょっと目を閉じている間に、
斯くも輝きの度合いを変遷させるものなのか。
世の中のカタガタのガタガタの合間のガタガタなベッドの上で、
ほとんど誰とも会話をしなかった一日を人並みに憂う。
仮にも美しい等と到底形容し難い俺の頬を
一筋の涙がゆっくりと伝って、
名残惜しそうに汚いシーツに吸い込まれてゆく。嗚呼。
『涙そうそう』はこんな気分の俺が
ほんの気まぐれで発表した曲だ。
それはそうと、これではいかんのだ。
やっぱラーメン、作るよ。俺。
ポットのお湯をおなべにあけて、電気コンロのスイッチを入れる。
YO、ほぐしながら麺をここにブチ込むんだぜ、朋輩。
一分ほど煮込むとチャキチャキの麺の出来上がりって訳さ。
別口でスープも作る。
同梱されていたスープをポットのお湯でほぐして、
上記によって煮込まれた麺を放り込むって手筈さ。
スープと麺のコラボレート。
煮卵やメンマがアディショナルプレーヤとして、
ステージングをにぎやかにするんだぜ。ステイチューン。
俺のキッチンDJプレイに乗せて、
クラブの熱気はスーパークールにヒートアップ。
ゲストとして京成ストアで買って来た餃子も、
電子レンジのスクラッチで温めてやるって寸法。
我が家の俺による一人きりのキッチンレイブは
レンジの奏でるインダストリアルノイズにはらはらと溶けて
今宵も最高の盛り上がりを見せ
ブレーカーが落ちました。
<食卓入門 心得 一>
ポットと電気コンロと電子レンジ。
上記三者は協業させてはならない。
これに背く輩は即ち、厭世空気を肺の中に多量に取り込み、
空白の時間と惰眠と延びきった麺類と共に貪ることになる。
にしても、
落ちるもんだねえ。ブレーカー。
そんなわけで、
ラーメン完成は作者の都合により明日に順延。
ウンガックック。
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鼻歌交じりでラーメン作成に挑戦しようとするも
内なる自分の声に苛まれ諦めざるを得なくなった俺だが
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ポットに水を入れる。
ポットの電源を入れる。
ポットがピーというのを待つ。
眠くなる。
寝る。
起きる。
なんとなく全てが厭になっている。
ラーメンはまた明日に順延ということにする。
世界って奴は、ちょっと目を閉じている間に、
斯くも輝きの度合いを変遷させるものなのか。
世の中のカタガタのガタガタの合間のガタガタなベッドの上で、
ほとんど誰とも会話をしなかった一日を人並みに憂う。
仮にも美しい等と到底形容し難い俺の頬を
一筋の涙がゆっくりと伝って、
名残惜しそうに汚いシーツに吸い込まれてゆく。嗚呼。
『涙そうそう』はこんな気分の俺が
ほんの気まぐれで発表した曲だ。
それはそうと、これではいかんのだ。
やっぱラーメン、作るよ。俺。
ポットのお湯をおなべにあけて、電気コンロのスイッチを入れる。
YO、ほぐしながら麺をここにブチ込むんだぜ、朋輩。
一分ほど煮込むとチャキチャキの麺の出来上がりって訳さ。
別口でスープも作る。
同梱されていたスープをポットのお湯でほぐして、
上記によって煮込まれた麺を放り込むって手筈さ。
スープと麺のコラボレート。
煮卵やメンマがアディショナルプレーヤとして、
ステージングをにぎやかにするんだぜ。ステイチューン。
俺のキッチンDJプレイに乗せて、
クラブの熱気はスーパークールにヒートアップ。
ゲストとして京成ストアで買って来た餃子も、
電子レンジのスクラッチで温めてやるって寸法。
我が家の俺による一人きりのキッチンレイブは
レンジの奏でるインダストリアルノイズにはらはらと溶けて
今宵も最高の盛り上がりを見せ
ブレーカーが落ちました。
<食卓入門 心得 一>
ポットと電気コンロと電子レンジ。
上記三者は協業させてはならない。
これに背く輩は即ち、厭世空気を肺の中に多量に取り込み、
空白の時間と惰眠と延びきった麺類と共に貪ることになる。
にしても、
落ちるもんだねえ。ブレーカー。
そんなわけで、
ラーメン完成は作者の都合により明日に順延。
ウンガックック。