はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

フラット35子育て世帯優遇

2017-01-13 09:29:48 | 日記
みなさんこんにちは。

携帯の調子が悪くなり修理をしようとショップへ行きました。

なにやら商談スペースのようなところに通され…

新しい料金プランを提示され…

なんででしょう。今の携帯を使い続けるより機種変更した方がプランの内容もよくなり月々の支払も減りさらにタブレットまでついてくるという…

今の機種でその料金プランにしてよ、と掛け合ったものの、機種変更をした人にのみ対応とのことで。

物を長く大切に使うよりも新しい物をどんどん買い替える方がお金がかからないシステムに納得できません。

騒いだところでシステムを変えられるでもないのでぴかぴかの携帯とタブレットお持ち帰りです。

さて今回はフラット35のお話し。

政府は若い子育て世帯を対象に、住宅ローン「フラット35」の金利を0.25%引き下げる優遇措置を導入します。2017年度から始めるもので、少子化対策の一環として子育て世帯の住宅取得をサポートしようとする狙いです。

消費税が10%になる前に、住宅購入などを検討している子育て世帯には朗報! さらに住宅ローンのさまざまな金利優遇制度についてもご紹介します。

○そもそも「フラット35」って何?

まず「フラット35」について、ご説明しましょう。住宅ローンは、公的ローンと民間ローンに分類されるのですが、「フラット35」は独立行政法人の住宅金融支援機構が提供する、公的ローンにあたります。

【公的ローン】
・住宅金融支援機構(フラット35)
・財形住宅融資
・自治体融資

【民間ローン】
・銀行などが提供する民間融資
・提携ローン
・社内融資

公的ローンのメリットは、何と言っても長期の固定金利を採用していることです(住宅ローンの種類によっては、変動金利と固定金利を組み合わせることも可能)。「フラット35」の場合、21年以上借入期間があれば、全期間で固定金利となります。返済額やローン返済総額が確定する安心感とともに、将来のライフプランを立てやすい点が一番の魅力です。

民間ローンでは加入必須となっている「団体信用生命保険」(住宅取得者が死亡した場合などに返済するための生命保険)も任意加入なので、年齢や健康上の問題で保険に加入できない人も、利用しやすいといえるでしょう。

○子育て世帯なら、当初5年間金利が0.25%優遇

今回の「フラット35」の金利優遇は、若い子育て世帯を対象に、借入時の金利を0.25%引き下げるというもの。条件は以下となります。

・親と同居する住宅を取得する場合(新築・中古を問わない)
・親元の近くで暮らすため、住宅を取得する場合(新築・中古を問わない)
・中古住宅を購入する場合

親世帯との同居・近居を目的とした住宅取得の場合は、新築・中古のいずれでも適用され、そうでない場合は、中古の住宅取得が条件です。対象世帯や近居等の要件は、地方公共団体が、地域の実情を踏まえて設定するとしていて、詳細は、今後確認が必要です。

○3,000万円の借り入れで、約38万円の負担減

それでは、実際にこの優遇措置を使った場合、どれだけお得になるのでしょうか。3,000万円を「フラット35」(35年ローン)で借りた場合、0.25%の金利優遇がある場合と、金利優遇がない場合の差額を、2017年1月現在の金利「1.12%」として計算してみました。

その結果、金利の違いにより、35年のトータルで約38万円の差が出ました。当初の5年間で約21万円の負担減、残りの期間も約17万円安くなるのは、当初の5年間の金利が低いために、元本が減るペースも速くなるからです。

○お得に活用したい優遇制度

さらに、住宅ローンの金利優遇制度は、他にもあります。省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅を取得した場合、金利が0.3%優遇される「フラット35S」や、省エネルギー・耐震性等の住宅性能を一定以上向上させる性能向上リフォームの場合、金利が0.6%優遇される「フラット35リノベ」などです。

また民間の金融機関でも、優遇制度はあります。各金融機関によりさまざまですが、例えばある金融機関では、10年間の固定金利が0.5%、その後の期間は変動金利になりますが、1.9%金利を優遇するなど、変動金利にも優遇制度を導入しているところが多いです。

住宅ローンは少しの金利で総支払額が何十万円も変わる可能性があります。加えて住宅ローンを申し込む際に支払う手数料もローンの商品によって傾向が異なります。各金融機関に足を運んで、シミュレーションしてみましょう。

○金利の推移も注視し、ローン商品の比較を

最後に「フラット35」の金利推移を参考としてご紹介しましょう。

これまでの推移を見てみると、2016年夏より少し上がってきているというのが最近の傾向です。変動金利では、2017年1月で0.5%前後(フラット35の金利は1.12%)となっているので、今の金利だけで比較すると、変動金利の方がお得になります。しかし、今後金利が上昇し、1.2%や1.5%と逆転する可能性もありますので、変動金利を選択する際は、今後の金利動向に注意してみてください。

ここまで、金利の基本から金利優遇におけるシミュレーションについてお伝えしました。さまざまな観点から総合的に商品を比較し、低金利の恩恵を受けながら、家族が笑顔で住み続けることのできる家造りを楽しみましょう。

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