がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

さようなら、富士ふれあいの森 ~最後の主催事業・星座観察会~

2013年11月10日 | アウトドア
山梨県・精進湖のすぐ近くに位置する「富士ふれあいの森」はもともと神奈川県海老名市の野外教育施設でした。数年前に相鉄企業株式会社が指定管理外車として管理運営されてきました。

私の記憶では、富士ふれあいの森がオープンして2年目の年から、利用させていただいている、と記憶しています。

木立の中に離れすぎず近すぎず配置されているバンガロー。
思う存分楽しめるカヌー・カヤック。
こどもの背丈に合わせてつくられている野外炊事場。
こどもたちの心理に配慮したトイレ。
野趣あふれるテントサイト。
雨天時も安心の多目的室。
本部として十分すぎる機能を果たしてくれた団体本部棟。

どれをとっても、どこをとっても、いい施設だなぁ、と今でも思います。




最後の主催事業となって「星座観察会」は、11/9-10の一泊二日。


参加者は9組25人。
みなさん、星を見る気マンマンです。
天気予報はくもりのち雨。
うーん、最後だっていうのにイカンなぁ。


夕食は富士ふれあいの森スタッフの手作り料理。
こどもたちにはカレー、おとなたちには角煮が好評でした。







19時、ごちそうさま。
空はどんよりと曇り空。
でも時折、月が雲間からのぞきます。

みなさん見に行きたそうです。

仕方ありません。
みなさんの期待を背負って、いざ観察場所の朝霧アリーナへ!






・・・やっぱりムリなものはムリですな。
雲間からアルタイルが一個見えただけ・・・。

すごすご。

あー、ちょっとやるせない気持ちでフトンに入りました。



二日目。雨を覚悟していましたが、まだ降らない様子。

数名の方がカヌー・カヤックを体験しに出かけました。


あとの方たちのほとんどは、私が担当したネイチャークラフトに参加。


まずは施設の森にでかけて、ドングリやマツボックリやお気に入りの木の枝などを拾ってきます。

紅葉にかこまれてのんびりと歩くご家族の後ろ姿は、なんともほほえましい限りです。




みなさん思い思いに、フォトスタンドやコルクボードやリースに飾り付けをして楽しみました。












星は見えなかったけど、今回の記念品になったことと思います。



もう、来年からは、この場所で出会うことはできないけれど、また、別の場所で再会することを信じています。

さようなら、富士ふれあいの森。
たくさんの思い出をありがとう。
あなたのおかげて私は成長することができました。


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