おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

どちらもわかるけれど では自分は?と聞かれたら?

2017年07月19日 | その他
お二人は 私の母と言うよりは もう少しお若くて70歳後半のお姉様方。
お一人は 毎年数回海外にスケッチ旅行に行かれて それを基にした個展を精力的に開いていらっしゃる。
生徒さんも大勢いて それだけに留まらず私の所にもいらしています。

もうお一人は ずっと都会のど真ん中にお住まいだったのですが そこを引き払い 別荘として使っていた今の場所に移られたそうな。
海外旅行もコンサートも回数 数知れず。だから 今はどこに行かなくても良いのだと。
決して 諦めているわけではなく、今迄の事を最良と思えるから 今は この場所に落ち着いているのだそうです。
この方も私の所にいらしています。

お二人の仰っていることは それぞれ納得します。
年齢に関係なく エネルギッシュに動き 生み出し続ける事には頭が下がります。
一方 ゆるゆると今あるがままを良しとする生き方にも同意します。

私は? といえば、
ギリギリまで働く予定。
働かなくてはいけないからです。
働く量だけは減るどころか 増え続けています。
でも、一方で 多くを望まなくなってもいます。
行きたい場所 行ってみたい場所はありますが、それ程 行かなくてはならない訳でもないのです。
買いたい物は何もないです。
しなければならないだろうことはありますが 気持ちも身体も 思うようには動きません。
もはや 今以上の事は無理です。 以前なら 自分を情けなく思ったのですが、ならば 無理せずとも良いじゃないか。
そう思うようになったのです。そして、自分の中で そう思う事が 諦めだけではないとわかったのです。
まあ、言い訳かもしれませんがね。
明日以降何をするか? よりも 今すべきことを地道に繰り返せる幸せを 有難く思える自分になろう。
繰り返せることの有り難さ。 今の私には一番の幸せなのです。