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少数派シリーズ/分野別リンク表紙 [学校・公営プール事故]

2014年11月01日 | 学校・公営プール事故
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少数派シリーズ 分野別リンク表紙  ■学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶

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いつも少数派シリーズにお越し頂き、誠にありがとうございます。
「学校・公営プール事故」の内容は、15回に渡り掲載しております。
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Ns01poo0010001_s ■学校・公営プール事故

01 戸丸瑛梨香さん・ふじみ野市営プール排水口死亡事故を忘れないために
02 2006年ふじみ野市営プール事故は起こるべくして起こった
03 杜撰な学校・公営プールだから過去にも生徒50人以上が死亡した
04 学校プールでは40年前から排水口の死亡事故が続いていた
05 ふじみ野市営プール事故・排水口で起きた280kgの吸引力

06 教育現場がプールの恐怖を感じないことが生徒の死者を増やした
07 同じ学校や同じ管理者の下で再び起こった悪質なプール排水口事故
08 54件・50人のプール死亡事故は生徒でなく全て学校管理者に責任がある
09 プール排水口で死亡した生徒に責任・怠った管理者に軽い判決は納得できない
10 プール事故による無責任連鎖の教育現場・教育委員会に裁判所まで味方する

11 プール排水口の危険通知を回すだけの“お役所仕事”の文科省に責任はないのか
12 学校がたった12,000円をケチったために小さな生徒がプールで死んだ
13 プールの飛び込み事故でも5人が死亡、71人が寝た切りなどの重度障害に
14 プール事故以外でも学校は救急車を呼ばない・呼んでも遅く生徒を死亡させる
15 学校・公営プール事故、学校事故はいつまた起こるか分からない

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

Nkomono_0202 誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

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学校・公営プール事故、学校事故はいつまた起こるか分からない/プール事故15

2014年10月31日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶15
学校・公営プール事故、学校事故はいつまた起こるか分からない

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ブログ者の思い/このページは学校・公営プール排水口事故のまとめとして、私(ブログ者)の思いを申し上げます。50人以上の生徒が、学校の不注意・怠慢によって自校のプールで亡くなりました。遺族の方は、いつまで経っても安らぎはありません。このシリーズを通じて、私が数十年前からの話を出してきた理由がお分かり頂けたと思います。

哀しい言い方ですが、ふじみ野市営プール排水口事故の戸丸瑛梨香さんの犠牲で、長年放置されてきた学校プールの排水口の問題はようやく解決されました。こんな悲惨な事故は、2度と起こしてはならないことは言うまでもありません。しかし忘れてならない問題は、文科省・教育委員会・現場教師の連鎖的無責任体制は、依然、変わらないのです。

私が一連の事故を“終わったこととして欲しくない”と申し上げたのは、こんな体質では事件のほとぼりがさめると、また別の原因で幼い命が奪われる恐れがあるからです。学校プールだからといって、安心できません。いや、学校プールだから安心できませんと言ったほうが、正確かも知れません。

あなたの可愛い子供さんの命を、こんな無責任な教師やプール管理者に預けているのです。あまりの現場の能天気さに、呆れます。こんな体質では、運が悪ければあなたの大事なお子さん・お孫さんが死ぬのです。前号のように、これからもPTA・地域で強い注意喚起を促がす行動が必要です。親として、学校当局の完全なる防備の確立を求め続けなければなりません。
長い間、ご覧頂きましてありがとうございました。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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プール事故以外でも学校は救急車を呼ばない・呼んでも遅く生徒を死亡させる/プール事故14

2014年10月17日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶14
プール事故以外でも学校は救急車を呼ばない・呼んでも遅く生徒を死亡させる

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ブログ者の思い/ここから2回はブログ者の思いとして、プール事故のまとめと学校内の事故にも触れます。“学校内の危険”は、校舎の高層化による転落、窓ガラスにぶつかる、階段からの落下、廊下での激突、運動器具、トイレやドアに指を挟まれる、運動場・体育館、体育授業・部活、理科実験事故、課外授業(遠足他)、その他まだまだあります。

事故そのものの危険の他にも、非行・いじめ、地域との問題、バカ親対策など先生は確かに大変です。先生は授業以外にも、あまりにもやることが多過ぎるのかも知れません。ただ学校事故で最大に怖いことは、少々のことでは救急車を呼ばず、あるいは呼ぶのが遅く、生徒を死亡させたり重篤化させてしまうことです。

時々、通報が送れ、手遅れになった生徒の記事が載っています。救急車を学校に入れると学校の評価を落とすため、先生の責任逃れ・体面主義から通報をためらうのです。生徒の死・重篤化を防ぐことより、己の出世ために動いていることが一番怖いことです。

これらは個々の親御さんだけでは、対策は無理です。今ではマスコミ・専門家による監視・提言が求められ、現場ではPTA・地域を通じて強い注意喚起を掛けるべきです。そして可愛い子供さんが事故に遭わずに、すくすくと成長されることを望みます。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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プールの飛び込み事故でも5人が死亡、71人が寝た切りなどの重度障害に/プール事故13

2014年10月03日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶13
プールの飛び込み事故でも5人が死亡、71人が寝た切りなどの重度障害に

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写真はイメージであり、当該プールではありません

ブログ者より/学校・公営プール事故は、排水口事故だけでないのです。今号は、プールの飛び込み事故の怖さ・多さです。水深管理を怠り、浅いプールに生徒を飛び込ます教育現場の無責任さを追及しています。

有田一彦氏の主張/学校プール事故で怖いのがもう1つ、あまり表面沙汰になっていない「飛び込み事故」だ。1984~1994年の11年間に5人死亡、1978~1994年では、71人が一生寝た切り・車椅子や介護が必要な後遺症が残る第1級の重度障害になっている。小学生9人・中学生43人・高校生19人にも及び、気の毒にもその年代から不自由な生活を余儀なくされてしまった。

原因は、水深が浅過ぎるプールの底に頭や首を打ち付け、脊椎損傷や精神・神経系障害になった。一般の生徒だけでなく、水泳部員もいる。なぜならプールの水深は、戦後まもなく決められた深さだ。半世紀を経て生徒達の身長が大幅に伸びたにも関わらず、同じなので、当然、頭をぶつける。また全く水に慣れていない生徒にも、一律に高いスタート台から飛び込ませたための事故だ。事故の中には、水深60cmしかなかったものもある。

小中学校の場合、プールの水深は0.8m以上になっている。しかし管理者の怠慢で水深が保たれなかったり、毎日、大勢の生徒がプールから上がるとかなり水が減るが気に留めていない。そんな浅いプールにさらに(添付写真のような)高いスタート台から飛び込ませれば、どれだけ危険なことかは普通の大人なら分かる。飛び込み事故の生徒の中には、身長が170~180cmもあった。教育現場の人間とは、そういうものなのである。

ブログ者補足/今の小中学生の身長は高いにも関わらず、水深60cmで飛び込ませる教育現場の人間ってどんな神経の持ち主なのだろうか。それも1つの学校だけではなく、数多くの学校で間違いが繰り返されました。60cmがどの程度の長さ(深さ)か、あなたの身長などから確認すれば、呆れるでしょう。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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学校がたった12,000円をケチったために小さな生徒がプールで死んだ/プール事故12

2014年09月19日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶12
学校がたった12,000円をケチったために小さな生徒がプールで死んだ

有田一彦氏の主張/文部省は“通知を流す”作業さえ済ましておれば、プールの安全対策の実効が上がらなくても何ら罰せられない。これが、一連のプール事故が減らない元凶(組織的過失)である。これで事故の構造が、つかめてきたと思う。文部省の1枚の通知は、ただ排水口の危険を指摘するだけなのだ。実効アップの具体的予算の裏付もない。

プールの排水口は、ボルト締めでしっかり固定しなくてはならないのだ。1995年当時、事故が起きた学校でのボルト締め工事は、たった12,000円だったそうだ。こんな簡単な工事さえしておけば、小さな生徒は死なないで済んだ。蓋を替えたり水を抜いたりすることを含めても、10万円少々だ。

文部省は“通知を流す”ことで、仕事が終わる。学校現場では、何もしないで済ます。前述のように、教育者の組織的過失なのだ。この悲しみを繰り返さないために、早急な対応を取って欲しい。とにかく学校のプールには、多くの危険が隠れている。学校のこんな体質では、運が悪ければあなたの大事なお子さん・お孫さんが死ぬのだ。

ブログ者補足/こんな事故を起こしても、教育現場は誰も責任を負いません。何事もなかったかのように、定年までしっかり給料をもらい、出世する教育者も稀ではありません。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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プール排水口の危険通知を回すだけの“お役所仕事”の文科省に責任はないのか/プール事故11

2014年09月05日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶11
プール排水口の危険通知を回すだけの文科省に責任はないのか

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有田一彦氏の主張/学校プールの排水口事故について、度々教育現場や裁判所の無責任・無能さを指摘してきた。一方、学校プールを管轄する文科省(当時の文部省)は、何度も排水口の蓋の固定、ボルト締めなどの必要性の通知を都道府県に出してきた。だから文部省には、何ら非がないのだろうか。

あれだけ文部省が出した通知の指導実効が上がっていないことは、全国の学校プールの放置実態からも明らかである。文部省の通知は何も役に立っておらず、学校現場では危険性すら認識できていない。いくら通知を出しても、現場では無責任が“蔓延”している。現場に徹底されない通知を出しているだけの文部省の姿勢は、ただ、回しただけに過ぎず、責任を回避をしている。

通知の実態はこうだ。文部省から都道府県へは満足に吟味されずに、上部から下部へ、右から左へ事務的に流れるだけだ。他の官庁からも含めて山ほど来る通知は、途中の部署で放置を繰り返しながらやっと学校現場に届く。実際に届いた排水口事故への対策通知は、9月のプール終了後だったという笑えない話もある。

ブログ者補足/まさしく旧・文部省の対応は、“お役所仕事”の典型です。書類さえ回せば自分達の仕事は終わりではなく、いかにプール事故や死亡者をなくせるかが、本当の仕事なのです。民間企業で、書類だけ回して後は知りませんなんて仕事をしていたら、席(籍)がなくなります。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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プール事故による無責任連鎖の教育現場・教育委員会に裁判所まで味方する/プール事故10

2014年08月22日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶10
プール事故による無責任連鎖の教育現場・教育委員会に裁判所まで味方する

有田一彦氏の主張/プールの排水口対策は、再三、文部省から蓋を固定(重量に任せた固定は不可)すべき通知が、各教育委員会を通じ学校関係者に知らされている。にも関わらず何の対策もせずに、事故が起これば文部省からの通知を棚に上げ、被害者に責任を負わせ、過失相殺や賠償金の値切り等、教育者としての恥を知るべきだ。

学校の校長や教師、教育委員会、あるいは裁判長にお伺いしたい。問題のプールの排水口は、どれほどの吸引力になるのか、はっきり知っているのか!?裁判そのものが、生徒達が危険性を把握できる前提で、事故の責任を転嫁するのは完全に誤りである。生徒より遥かに経験豊かな大人のプール管理者が、排水口の危険予知ができたにもかかわらず、放置していたからではないのか?(管理者は、再三の文部省からの通知等で十分に予測できた)。

生徒達が危険な吸引力に対する知識を持っていなかったことを理由に、被害者の過失をプール管理者の責任より重くする判決は納得いかない。過去の事故で、本当に裁かれる人間は誰なのか?また裁判官も含めて、事実を認識すべきであろう。

ブログ者補足/プール事故に限らず、当時も今も役人に対しては甘い判決が出ることは、許しがたいことです。この時代は、まだ裁判員裁判は行われていませんでした。現在のように、市民感覚を持った裁判員が加わっていれば、誰が見てもこんな“アホ”な判決は出ていないと確信できます。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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プール排水口で死亡した生徒に責任・怠った管理者に軽い判決は納得できない/プール事故9

2014年07月31日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶9
プール排水口で死亡した生徒に責任・怠った管理者に軽い判決は納得できない

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写真はイメージであり、当該プールではありません

有田一彦氏の主張/1968年、京都・宇治市宇治中学校、中1・男子死亡事故の裁判も、中1なら排水口が危険なことは十分知り得たとして、生徒に6割の過失を負わせた。これは言い掛りに等しく、実際の危険性を知らない生徒よりも、危険性を知っていて放置した学校責任のほうが軽い。著しく不当な判決だ。責められるべき人間は、教育現場の責任者だ。

一連のプール事故の責任は、プール管理者が排水口の危険性を放置していたことに尽きる。しかし残念ながら過去のいくつかの裁判判決では、死亡した生徒にも事故責任の一端があったとして過失責任を負わせ、プール管理者の責任を減じている。これでは両親は、たまったものではない。このような判決は、どうしても納得がいかないのである。

プールで死亡した生徒の死亡賠償金を、値切りに掛かった地方自治体もある。(既号の)静岡・西伊豆町の小5・男子死亡事故では、ボルトで固定されておらず、ズレていた蓋を健気にも直そうとして死亡したにもかかわらず、町側は生徒に3割の責任があるとして、賠償額の減額(値切り)を迫って係争中である。

ブログ者補足/その後の結果は不明。なお、ふじみ野市営プールの被告は、執行猶予付の禁固刑、委託された業者は罰金だけ。時代は変わっても、裁判官はプールの恐怖や管理者の怠慢の事態を分かっていないと申し上げておきます。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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54件・50人のプール死亡事故は生徒でなく全て学校管理者に責任がある/プール事故8

2014年07月16日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶8
54件・50人のプール死亡事故は生徒でなく全て学校管理者に責任がある

有田一彦氏の主張/学校・公営プール事故の図表の中で、「固定されていない蓋をはずした」は、一見、生徒側に責任があるように見える。しかし学校管理者には、当時の文部省から排水口の蓋は固定することを言われていた。一方、当時の親や生徒には、排水口の危険性は知らされていない。

本来は、プール底面の蓋のズレは、学校側の怠慢である。にも関わらず生徒が泳いでいる際に気が付き、直そうとしたが水流に巻き込まれて死亡した。何でも興味を示す子供や生徒には、危険予知はできない。

しかし過去の裁判では、この生徒の過失責任を7割、学校教育者などプール管理者の責任は3割に減免したおかしな判決例もあった。憤りを感じざるを得ない。

ブログ者補足/ふじみ野市営プール事件のような一連の事故が報じられた後なら、“蓋をはずす”ことは危険であるのは分かります。しかし当時は吸引力の怖さは誰も知らず、子供であれば尚更です。

一方、プール管理者の学校には、度々、文部省(当時)から蓋を固定することの通知が回って来ていたのです。従って裁判で生徒に責任を負わす言い逃れは、責任転嫁の一言に尽きます。裁判内容の一部は、次号で紹介します。

▽プール事故54件の内訳/図表 (前出)
H01p1 うち50人の生徒が死亡した

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同じ学校や同じ管理者の下で再び起こった悪質なプール排水口事故/プール事故7

2014年07月15日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶7
同じ学校や同じ管理者の下で再び起こった悪質なプール排水口事故

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写真はイメージであり、当該プールではありません

ブログ者補足/有田一彦著「あぶないプール」によると、1966(S41)~1995年(H7)の30年間に54件(55人が被害)起きており、うち50人が死亡しているそうです。有田氏は、中でも、教育者としての自覚もモラルもない“質(たち)の悪い事例”を2件挙げています。

■悪質例1/同じ学校で2度も同じプール事故を起こした
有田一彦氏の主張/排水口事故は、54件・50人の死亡者を出している。そのうち、最も悪質な例が2件ある。静岡県・西伊豆町仁科小学校では、1971年に男子が足を吸い込まれたが幸いにも大事に至らなかった。

しかし1995年には、同じ学校のプールで泳いでいた小5男子が、危険と感じたのか健気にズレている蓋を直そうとして逆に吸い込まれて死亡した。いくら20数年が経過しようと、同じ学校の小さな生徒が死を向かえた事実は、過去の教訓が全く生かされていない。

■悪質例2/同じ教育者が2度も同じプール死亡事故を起こした
もう1つは、鹿児島県・指宿中学校で1982年・中1女子の水泳部員が排水口で死亡した。その当時、教育委員会でプールを指導する立場にあった人間が危険の認識が薄いまま、1994年同県・金峰町田布施小学校の校長に着任。

その学校の小5男子が、不備な排水口で死亡した。事件が起こる学校現場の管理者、教育委員会の質とはこんなものなのか、全く悲しい。改善しようとする意識、生徒を守ろうとする意識がまるでない。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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教育現場がプールの恐怖を感じないことが生徒の死者を増やした/プール事故6

2014年07月14日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶6
教育現場がプールの恐怖を感じないことが生徒の死者を増やした

有田一彦氏の主張/学校プールの底や側面などに設置されている排水口は、閉塞率50%ぐらいでは問題ない。しかし手足や頭がはまり込んで穴全体を塞ぐ閉塞率100%に至ると、急激に吸引力が増し、最大では200kgを越すデータが記してある。

生徒達は危険を知る由もないが、一連のプール事故が起こり続けていても、学校のプール管理者は水の凄まじさを分っていない。排水口の吸引力が少ないイメージでしか捉えておらず、安易に考え蓋の重さだけで十分と思っている。あるいは蓋が不整備でも、何とも思っていないことが最大の問題だ。

数十年前の当時から、文部省の通知や事故・事例が新聞に報道されているにもかかわらず、他人事のような対応する始末だ。過去の悲惨な生徒の死が、全く教訓に生かされていない。学校や公営プールの管理者がこんな意識である以上、プール事故はなくならない。

ブログ者補足/ふじみ野市営プール事故では、吸引力が280kgであったとされます。また閉塞率とは、身体自体によって排水口を塞ぐ割合のことです。例えば、掃除機をホースのまま使うと、物やカーテンを巻き込むなどして、なかなかはずせなくなります。

▽排水口の閉塞率と吸引力の関係/図表 (前出)
H02p2

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ふじみ野市営プール事故・排水口で起きた280kgの吸引力/プール事故5

2014年07月13日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶5
ふじみ野市営プール事故・排水口で起きた280kgの吸引力

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■プール排水口の閉塞率と相乗的に増加する吸引力の関係
有田一彦氏の主張/一般的なプールだけでなく学校プールでも、水の汚れを濾過(ろか)するためにポンプで排水口から水を循環させている。排水口は、プールによって底や側面など様々な位置にある。流れるプールでなくてもポンプの力は相当なもので、蓋がない不備な排水口に手足や膝が吸い込まれた、あるいは頭が吸い込まれる事件が続く。

一旦、手足を吸い込まれると、その吸引力には1人ではどうしようもなく、そのまま溺れてほとんどが死に至る。1人の人間どころか大人・数人掛かりでも、助けられずに死亡したケースもある。普段、学校のプールを見ても、とてもこのような悲惨な事故が起こるように思えない。

吸い込まれると穴の部分の水流断面を狭めるため、開口部の流速が速くなると同時に摩擦も増えて、力がどんどん増えていく。そして、ほとんど全閉塞状態(身体自体が穴を塞ぐ)になると、信じられないような大きな力になるのだ。

ブログ者補足/掃除機をホースのまま使うと、物やカーテンを巻き込むなどして、想像以上の吸引力になることと同じ。

■ふじみ野市営プール事故の吸引力は280kg
あるプール事故で、大阪地裁判決で使用された資料/図表(ブログ者作成)を提示する。

▽排水口の閉塞率と吸引力の関係/図表
H02p2

ブログ者補足/ふじみ野市営プール事故の吸引力は、280kgであったとされます。これでは7歳(小2)の子供どころか、大人でも抜け出せません。今後、提示予定ですが、過去にも数々の悲しい事例があるにも関わらず、全く生かされていません。

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学校プールでは40年前から排水口の死亡事故が続いていた/プール事故4

2014年07月12日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶4
学校プールでは40年前から排水口の死亡事故が続いていた

▽ここからは、有田一彦著「あぶないプール」の要約文です。次回以降も続きます。

有田一彦氏の主張/排水口の事故は、図表のように1966(S41)~1995年(H7)の30年間に54件(55人が被害)起きており、うち50人が死亡している。事故がただちに死亡に繋がり、実に危険であることが分かる。事故は、学校プールで47件、公営プール4件、民間プール3件あり、ほとんどが学校プールである。もちろん学校プール数そのものが絶対的に多いのだが、その他に管理体制に問題がある。

被害者の内訳は、小学生21名・中学生28名・高校生3名・その他3名で、性別では9割が男子だ。図表のように「蓋がはずれていた」のは、「蓋がなかった」ことと同じ(計46.3%)である。生徒が「蓋をはずした」13件も、本来なら簡単にはずれないように「ボルト締め」をするのが義務である。何れにしても、学校等の管理ミスは免れない。

ブログ者補足/2006年の戸丸瑛梨香さんの死亡事故の40年も前から、学校や公営プールでは同様の排水口事故が多発していたのです。

▽プール事故54件の内訳/図表 (前出)
H01p1

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

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杜撰な学校・公営プールだから過去にも生徒50人以上が死亡した/プール事故3

2014年07月11日 | 学校・公営プール事故
Nminoritytp 少数派シリーズ/学校・公営プール事故
ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶3
杜撰な学校・公営プールだから過去にも生徒50人以上が死亡した

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以前にはプールの排水口による死亡事故は、私達にはあまり知らされていません。しかし1960年代から数十年に渡り起こっており、何と図表の54件、50人以上もの生徒達が犠牲になっていたのです。文科省・地方自治体・教育委員会・学校現場のいわゆる役人の無責任体制(態勢)の連鎖によって、何の落ち度もない小さな生徒達が次々と排水口に引き込まれて、もがき苦しみながらプールの底で死んでいったのです。

一般の人でこうした事実をご存じの方は少なく、私(ブログ者)も全く知りませんで。でも、前号紹介の有田一彦著「あぶないプール」を読んで愕然としました。今さら数十年前の話を蒸し返しても仕方ないと、けっしてお考えにならないで下さい。プール管理を行なう行政の無責任体質が、多くの命を奪って来たのです。ふじみ野市営プール事故・戸丸瑛梨香さんが亡くなったのも、その延長上にあったのです。

戸丸瑛梨香さんのみならず50人以上の亡くなった生徒達に報いるためにも、“もう終わったこと”と捉えて欲しくありません。まさしく殺人と呼べる役人の怠慢さ、亡くなった生徒の悲惨さを、いつまでも大勢の皆様に伝えていくべきと考えました。役人・学校現場の無責任体制(態勢)は、プールに限らず別の学校事故に繋がるからです。今後、具体的に、何の瑕疵(かし)もない生徒がプールの底で死んでいったかをご説明して参ります。

▽プール事故54件の内訳/図表
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Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

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2006年ふじみ野市営プール事故は起こるべくして起こった/プール事故2

2014年07月10日 | 学校・公営プール事故
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ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶2
2006年ふじみ野市営プール事故は起こるべくして起こった

2006年・埼玉県ふじみ野市営プールで、7歳(小2)戸丸瑛梨香さんが亡くなりました。このテーマで投稿しようと思ったきっかけは、有田一彦氏の著書「あぶないプール」を読んだからです。著書が発行されたのが、この事故が起こる約10年も前の1997年です。

さらには1997年から遡ること30年前から排水口事故が多発し、50人の生徒が死んでいる事実に驚いたからです。徒(いたずら)に、教育関係者を批判しているのではありません。しかし、世の中どの組織も同じように、一部に無責任・無神経な人間がいます。その人間が人の命を預かる部署に就けば、小さな生徒達は簡単に死んでしまうのです。これは事故ではなく、間違いなく殺人だと言い切れます。

著書は、50人の死亡例、教育現場の無責任体制(態勢)、裁判の不当性を問う内容です。死亡数字は、飽くまでも有田一彦氏が提示された1995年以前の集計です。ブログ者の調査不足により、その後2006年・ふじみ野市営プール事故が起きてから今日までの事故数・死亡者数は把握できておりません。しかし学校現場の無責任体質から鑑み、今もって相当数の生徒が亡くなっているのではと考えます。

ご関心が強い方は、直接、同書をお読み願えればと存じます。マイブログでは、いかに無残に子供達が死んでいったかを、順次、お伝えします。

Nsankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

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