食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

市販の漬物は発ガン性やアレルギーを伴う大量の化学物質漬け/食品のカラクリ・野菜6

2014年03月25日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 漬物1/野菜
市販の漬物は発ガン性やアレルギーを伴う大量の化学物質漬け
食品添加物・着色料まみれの鮮やか過ぎる不健康食品
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■本来、漬物は乳酸菌がたっぷりの健康発酵食品だったはず!?
「漬物」が伝統的な健康食品だったのはかつての話で、今や不自然な食品の代表格になってしまいました。3回に渡り、漬物と梅干しの食品添加物の多さ、低塩(減塩)漬物は却って塩分を摂り過ぎる、中国野菜が使われる怖さをご紹介します。

市販の漬物のしゃきしゃき感や沢庵(たくあん)のパリっとした食感は、全て食品添加物のなせる技なのです。これほど大量の食品添加物や合成着色料の多さは、呆れるほどです。今号は、食品添加物と着色料について取り上げます。本来、漬物は乳酸菌がたっぷりと含まれる発酵食品です。しかし結論から言えば、現在売られている漬物は、残念ながら日本人が脈々と伝えてきた伝統食品ではなくなっているのです。

沢庵(たくあん)を例にあげると、和食にもかかわらずカタカナの食品添加物がいくつも並びます。現在の漬物は漬けておらず、全て化学物質に浸(つ)けただけのものです。発酵をさせていないのです。加工食品のように、その場ですぐ作れる機械生産です。お年寄りや漬物好きな方ほど、市販の漬物も昔ながらの方法で漬けたものと錯覚しているのです。乳酸菌やミネラルもなく、“漬けていない”漬物は、食べても健康になるどころか逆です。

◇沢庵の原材料と食品添加物
▽無添加品(本来の作り方)
干し大根・米ぬか・食塩、(アジ干物・昆布・砂糖)

▽市販品
・大根 ・食塩 ・ぬか ・ふすま(ひいた小麦粉の皮くず) ・グルタミン酸ナトリウム ・グリシン ・乳酸 ・ポリリン酸ナトリウム ・ブドウ糖果糖液糖 ・サッカリンナトリウム ・甘草 ・ステビア
・グアーガム ・ミョウバン ・ソルビン酸カリウム ・黄色4号 ・黄色5号 ・赤色3号

注1/ぬか・ふすまは本来の目的のために使われているのではなく、実際に漬けたように思わせるためのカムフラージュです。
注2/スーパーでぬか床のような桶から取り出して買う漬物も、漬物自体は化学物質浸けさせておき、出荷の最終段階でぬかを塗った恐れがあります。

■鮮やか過ぎる漬物の彩りは今や危険な合成着色料の色
黄色がきつく鮮やか過ぎる沢庵を見ると、不気味さを感じます。つぼ漬け・胡瓜漬・福神漬などにもタール色素の黄色4号の合成着色料が使われ、アレルギー性が高く、じんま疹やぜんそくの原因になっています。野沢菜(市販品)も黄色4号と発ガンの恐れがある青色1号が、さくら大根・しば漬け・梅干なども大量の着色料の使用です。

多くの着色料は欧米では禁止されていても日本は許可されており、漬物業界は危険が分かっていても大量の合成着色料を使い通します。昔ながらの“自然な漬物”は、見た目が悪く売れないからです。しかし自然の色が、本来の漬物の色合いではないでしょうか。ぬか漬けした漬物は、さっぱりとした味です。しかし最近の化学物質に浸けた漬物は、鮮やかな色とねっとりした味の素(グルタミン酸ナトリウム)の味が、漬物・ぬか漬けの味と勘違いされる危惧を覚えます。

消費者は見た目ばかりにとらわれ、また手間を掛けずに作りたいメーカーの儲け主義が食品添加物を氾濫させているのです。残念ながら“おふくろの温かみ”、ぬか漬の漬物はほとんど売っていないのが現状です。自分で、浅漬けなどを簡単に作りましょう。しかし市販の「浅漬の素」を使っては、市販の漬物と同じになってしまいます。

Sankoua
次号/低塩漬物は却って塩分を摂り過ぎてしまう落し穴
調味梅干はそのままでは腐るので保存料がたっぷり入っている

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