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おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

朝日の満ちる食堂

2007-01-21 08:47:36 | Weblog
家を出たらまだ東に明星が輝いていた。
凍った雪の肌がが街灯で光っている。
中にはオレンジ色の宝石のような結晶も所々見える。
大きなカーブを曲がると店が大沢川の川霧に飲まれそうになって見える。
快晴の予感。
除雪隊の食事が終わり今度は自分の朝食。
霧の中に昇った朝日がいつの間に晴れ渡り店の中にいっぱいに満ち溢れている。
まぶしくて横を向いて新聞を読んだ。
マイナス3度の霧の中をマキ婆が背を丸めて転がるように歩いてきた。
いつもは白の世界にいるのに山の地肌や木々の茶色、そして空の青さは架空の世界にいるよう。
雪が降らないとそれを生業としている人たちがいるので気配りのある人は挨拶のとき小雪でうれしいねと声を潜めて挨拶に使う。
ひそめいた挨拶は心の中でゆらゆらとこだましている。
お天気が良いので来客があるぞーとピザの生地を丸めて置いて、かなりピザヤに人が来ていたから売れるかいと声を掛けたらあまりピザの準備をやってるからおにぎりなどしか売れないよと又板長の弁。
それでも1時過ぎには車を止めるとこがなくなってしまった。
雲さんが店長さっきの四人組、何かクレームをつけなかったと聞いてきた。
何でと聞き直したら汁の椀にへっとが片付けるときはいっていたよと。
エーと絶句。
でも不思議今の時期ほとんど昆虫がいないのにと思っていると、板長がこんなにいい天気で暖かければそこらから出てくるさと。
すかさず小西さんがきれいな水の環境の良いとこに棲息してますからと言うかと言ったので、そんな問題じゃない困ったとみんなであれこれ考えたけど結論が出なかった。
へっととはカメムシのことで僕たちはあまりの臭さに屁臭虫と呼んでいる。
思い当たることもあった。
暖炉に炭をたっぷり入れていつもよりかなり室温が高くなって出てきて、田舎のおばさんたちに捕まってしまって汁椀に放り込まれた。
できればそこらの線で収まってくれるといいが。夜ホームセンターに行って電気毛布を買って自宅に帰った。
寝室で吐く息が白くなっても布団の中は春だー。

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冬の魚野川山荘は熱いぜ

2007-01-20 20:11:49 | Weblog
前日書いたけど新潟日報に魚沼市と協賛で広告を入れた。
冬の魚沼においでという内容で行事と観光施設などのPRだ。
ほかの広告はいろいろ細かくよほど興味のある人か関係者以外あまり見ないと思うが魚野川の広告はずばり冬の魚野川は熱いぜというキャッチフレーズで店名など以外は激震ラーメンとイノシシ丼しか見出しがなく後は目立たないように細々書いておいた。
手前味噌的の考えからいくとほかの人より数倍目立ってると思う。
その証拠に朝すぐ電話が来た。
店はどこにありますか上越からいきますと。
それで朝おきたらいい天気、これはかなり来るぞとわくわくしていたがお祝いの人たちが来たらその後続かなかった。
もう積雪も50センチを切りうれしいような悲しいような。
バイトも3人減らしていたので実感とすると急がし様な気もした。
伊豆の磯谷さんから電話でイノシシを送ったよといってきて、サービスに小さめのイノシシのあばら肉の骨付きも入れたと。
いつも何かと頂いてばかりで山芋が好きで在庫がないといったのでちょうどあった北海道産の20キロを送った。
調理器具や食器をトラックで持ってきてくれ再建を応援していただいた。
イノシシを入れ味噌味でイノシシラーメンを始める。
イノシシの好物の山芋を入れてみようかな。
夜は久しぶりに自宅に帰った。
妻の調子が余りよくないのと娘も同じだった。
かえると要望が山ほどたまっていてすぐ横になりたいのを我慢して聞きビールを飲んだ。
全壊の家は寒い。
湯たんぽを入れてもらって有るけど上に毛糸の大きなカーデガンを羽織って寝た。寒くて何度も目が覚めた。
室温が3度だった。
でも地震の後店で寝ていたときは残したコップの水が凍ってしまった日もあった。
電気毛布を買ってくることにする。

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鶺鴒 ピー助

2007-01-19 12:53:41 | Weblog
昨晩はウッチャンと板長と飲む約束だった。
ウッチャンは川口温泉でゆったりしてから川口の寿司政で飲もうと考えていた。
自分は店が抜けられず温泉の閉店時間に間に合わないので板長を誘って行けばーと言ってみた。
そしたら二人とも温泉に行って上がってから携帯で店は終わったかと電話してきた。
迎えに来てくれるからその前にお風呂先入ったらもう迎えに来ていて店の前にいた。
車に乗ろうと中を見たらヒロちゃんも仲間になっていた。
すし屋でビールと日本酒をチャンポンでのみつまみにサバとコハダの握り赤貝の握りなどを食べた。
ウッチャンは馬のたてがみを食べたいと言って注文した。
馬のたてがみは脂だけでなんかいまいちなことを知っていたので付き合わないで代りにアナゴの握りともう一回サバの握りを頼んだ。
新潟の海でまき網で取った物らしい。
脂も適度に乗って旨かった。
いつもは二次会まで盛り上がるのだが、出かけるとき雪がかなり降り始めたので朝の除雪隊のご飯が増えるのが気になって早めに帰った。
ところがそれから雪がぴたりとやんでしまった。
朝はいつも通り。
久しぶりに魚市場に行って新聞を見たら前に頼んだ広告が魚沼市の合併欄に出ていた。
県下でも4-50十万の発行部数なので少し効果があるかもしれないと感じ急いで店に戻りスタッフと打ち合わせをした。
広告の中に心配な食材があったからだ。
イノシシ丼で野生のイノシシ肉は現場で処理されるので十分な洗浄がなされていないことが想像されるので調理室に有害な菌や生物が入り込むのを止めるためだ。
そんなことをやっているともうイノシシ丼を食べに行きたいので場所を教えてと電話がかかってきた。
そしてピザもいつもより売れ出した。広告のおかげで忘れていた人たちが思い出して買いに来てくれたのだと冗談半分で板長が言った。
ピザを作りながらしきりにセキレイにチーズをやっていたので、イノシシと同じく野生の鳥は鳥インフルエンザが危ないからやめておいてよと。
自分のときセキレイが来るとあまり人懐っこいので一粒ぐらい良いかとやってしまう。
渡り鳥なのか秋になって自分たちの前に現れたからピー助と呼ぶと寄ってきたので去年来ていた鳥だと思った。
そしてしまったと思った。
うかつにえさをやり楽しい時間を共有したけどあきらめがたい心情がここにある。

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アガリクスチュウハイ

2007-01-18 09:10:16 | Weblog
もう春の陽気。
でも木々の芽や体の時計が偽りの春だと感じてる。
地震で崩れた前の崖の雪が春の底雪崩のようになっている。
昨日送迎から帰ってきたらまだウッチャンが飲んでいた。
幼馴染にあげたキノコの一つにアガリクスがあるが人より自分も不安なので飲もうと煎じていた。
ビールもなんかしっくり来ないので麦焼酎にして煮出したアガリクスでチュウハイにした。
ウッチャンも一緒にたっぷり飲んだ。
こんなに飲めばアガリクスも効果がないと思っていたが朝どこか若返って軽くなったような感じがした。
送迎で眠くならないようにコーヒーを飲んだら中々寝付かれずシルクロードの雑誌を読んで寝不足なのに。
板長が休みで志保ちゃんが休み。仕込みはヒロちゃんと自分で遣るしかないので張り切っていたら意気が漏れたのか小宮さんから携帯が来た。
柏崎の漁港の魚のセリ市場に来てるから何か生きのいい魚を買っていこうかと。
二人休みなので考えてみたがこの前買ってもらった魚が余り鮮度が良かったので頼む事にした。
目鯛と鰆、ホッケを買って来てくれた。
水ダコは北海道で地物じゃなかったのとメバルも頼んだのに忘れてきてしまった。
昼定食は目鯛と鰆の刺身天ぷら付
漁港の市場にいる仲買人からかって来るらしい。
親方が東京に帰る時間に間に合ったので下処理をして新聞紙に来るんで断熱して持たせた。
お昼は雨でたいしたお客が望めないと思っていたらその通りになってしまった。
ところが突然マイクロバスが乱入と言うような感じで止まり殆どが女性のグループが来た。
そして蕎麦を皆が注文してきたので大慌て。
残ると捨てなければいけないので12人分しか打ってなかった。
少し目にして急いで打った。
そんな日は次から次へと蕎麦に追われた。
そのバスの人達は僕たちと同じような雰囲気だったので飲食関係の人達だったと思う。
皆に蕎麦だけで商売ができるかもと言ってみた。
夜は予約が一つ。
ウッチャンと板長と外で飲むので遅くなると言った予約は受けなかった。
もう少し早く行ってくれれば準備も出来て受けられたのに。
続く
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親方のお年玉

2007-01-17 14:56:04 | Weblog
昨日は神様のお年玉のような晴天だった。
夜明けに南の空に誰かの眉毛みたいな月がかかっていた。
朝日が昇るとどうなるかと思っていたらまもなく厚い雲に覆われて日の出も月も見れなくなってしまった。
昨日親方がやってきた。
板長が親方に折角だったら大雪になればよかったのにと憎まれ口を利いていた。
バカヤロー俺は行ないが良いんだと言い切っていた。
駅まで迎えに行ったけど天気がいいのでその後マキを少し運んだりしていた。
夜は予約が無いので家に帰ると言って置いたので帰ろうかと思っていたら、ウッチャンが親方の事を聞き付けてまた飲みに来た。
親方は一人で飲んでいたので話し相手が来て大喜び。
この前台湾に結婚式の打ち合わせに行ってきた話や株を皆売り払って生きてるうちに使い切るんだと馬鹿に景気の良い話を遣っていた。
御前も来いよというので一緒に飲むことにした。
今年は少ないけど皆にお年玉を遣っておいたと言って御前にはないけどよと。
去年に比べると少なくなっているから皆驚くぞと。
誰もそんな期待をしていないよと言いそうになったが、わざわざ新幹線に乗って皆にお年玉を遣りに来てくれた気持は凄くうれしかったから口が滑らなくて良かったと思った。
年金生活でそんな大金持ちではない事を良く知っているし、株を売らなければいけない事も物語っている。
そんな大事なお金なのだと帰ったら皆に話をしょうと思う。
今日は予約が二つ。
一組は送るだけで二時間以上掛かる。
来てくれるからいいけど魚沼市の端から端また沢から沢に送らなければならない。
予算三千円でと言われたので断ったら料理三千円でと言う事になった。
酒は浴びるほど飲むらしい。
でも雪が降らないでよかった。
まるで春のように霞がかかり何と無く優しい大気だ。
朝昨日まで鼻をグズグズ遣っていた親方も一晩立ったら直ったと言うくらい皮膚に良い感じの柔らかい大気だ。
昨日の日報の記事で関原酒造の事が乗っていた。
お客さんでありこの前に濁り酒を味見に頂いた酒蔵だった。
自分で欲しいと思っていた酒がその酒だった。
どぶろくの最高級品と感じられる酒は気がつけば空っぽになり感動のあまり名前を付けてしまった。
越後ライスヌーボー。
きっと都会の戦士達にそれと僕たちに時空を越えた懐かしさやあたらしさを提案すると思う。
幼馴染が遣ってきた。
大病をして落ち込んでる時会ってキノコを上げたらお返しにビールを持って来てくれた。
落着いた笑顔は敦煌の五七窟の観音菩薩に近づいてきた。  


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PC故障

2007-01-16 16:45:16 | Weblog
今日PCの修理をするので一日休みます。
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オジロワシの瞳

2007-01-15 09:37:59 | Weblog
国土交通省の雪の予測は10センチだった。
待機は4人。
雪は空のほころびから漏れてくるぐらいの雪であったから朝食はきっと同じ人数だと確信していた。
夜中に二度ばかり外を見ていたからなおさらだった。
普段はあまり起きることも無かったが又飲みすぎで布団に嫌われて逃げられてしまったからだ。
もう少しもう少しと夢の中で目覚ましを止めた事に気がつき飛び起きたら6時半。
でも人数が少ないからどうにも成るかと始めたら内山さんから電話で人数を言われて驚いた。
13人に増えてしまっている。
そんなに雪は降らないようだったけどと後で聞いて判ったことは歩道除雪が出たからだった。
月曜日に登校する生徒のために除雪したらしい。
相変わらず雪がちらちら前の予報では晴れのマークになっていたのに。
でもこんな日は景色がどんどん変わり5分も同じ光景が続かない。
動く日本画を見ているみたいだ。
どちらかと言うと墨絵に近い。板長が来て仕込みの打ち合わせを遣りながら川鵜がやたらと慌てて飛んでいるなとみていた時プルーンの木の前を大きなトンビがゆったり目の高さを横切ろうとしていた。
珍しくトンビがと見ていた瞬間尾が白い事が分かり、尾羽ねが2枚ほどぬけていて年取ったオジロワシだと分かった。
板長にオジロワシがと言った時はもう屋根を越えて言ってしまった。
横の崖のほうを見たけど見当たらないので諦めて又新雪の川岸を眺めているとまだ遠くに旋回しているのが見えた。
先ほどの話がうそでないことを証明するために板長とマキ婆を呼んだ。
マキ婆派オジロワシのことなど分からないのかもたもたしてるので冥土の土産になる凄い鳥が飛んでると言ったら転げるように来た。
三人で窓ガラスに並んで張り付いて見ていると今度は新道島方向から直角に店に向って飛んできた。
翼を広げると大人の両手の大きさぐらいあり大空の王者の風格で堂々と怖い物無しの様な感覚の飛行であった。
板長も興奮して大きい、尾っぽが白い、くちばしが黄色いと声を出していた。
二度目の接近にさっき見なかった所の顔と目を見ようと固唾を呑んで見守っていた。
ゆっくり近づいてきたとたん店の中の鋭い視線に驚き反転して左の方に飛び去ってそれっきり見え無くなってしまった。
獲物を狙う立場が逆転した瞬間の狼狽振りは航空機で言えば崖に激突の危機一発の反転であり僕の目から見たら、米国大統領の肥満夫人がスカート姿で大衆の前でこけた見たいな感じだった。
野球じや無いが彼女はイエローソックスで白に近い灰色のモモヒキをはいていた。
瞳ははっきり見えなかったがテデイベアーの瞳に似ている様な気がした。
何しろいきなりスカートの中の下着を見せられて目を見詰め合う時間が無かったのだ。
今日は小正月。
明日はもぐら叩きの日
平日になってどんどん伝統が失われていく。
ヒロちゃんの話だとパソコンがぐわいが悪く転換時に変化するから誤字の原因に成ると分かり自分だけのせいじゃない事を知った。


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鳥追い

2007-01-14 08:12:30 | Weblog
先ほどまで止んでいた雪が又降り出し遠くが見えないぐらいになっている。
除雪隊の朝食の後片付けと、朝の一服をしながらマキ婆は夕立雪だなーと呟きながらダッタン蕎麦茶を入れ使った食器を数えて一杯来てくれて良かったのーと又言った。
ホンとは今日が天神様に行く日だったが、一日勘違いして昨日行ったのだ。
皆がおおー魚野川といったのは今度から一月の第二土曜日に日にちが変更されたからだった。
別のに有る魚野川が来た事はどうしてそのことを知ったのかと驚きの声も混ざっていたと朝になって判った。
天神様に参拝したら、係りの人に進められるままにお神酒と、お茶といわれる冷酒を二合ほど飲んだ。
ヒロちゃんに送り迎えを頼んだので一気飲みだった。
その前にビールを一本と濁り酒を味見してたので店に着いたころはかなり出来上がっていて酔っ払ってブログを書いてしまった。
朝見ると誤字脱字いつもの事だけど、たまにはと思い解かる程度に直した。
たいした雪じゃなかったが、毎日降りっぱなしはかなり溜まった。
タイヤショベルでやっても一時間半ぐらい掛かり久しぶりの排雪であった。
お昼は小正月だったからか客足が悪く普段より暇のようだった。
ヒロちゃんに頼み魚野川便りを作った。
メニューやブログや新しいメニューを載せた。
14日は鳥追いだ。
子供の頃今年みたいに雪が少ないとカマクラが作れないので毎日雪乞いをしていた。
雪下ろしの苦労など考えない子供の考えで。
親達もその割りにお祭りで大事な豊作の神事も兼ねているので同じように心配していたような気もする。
暖房は火鉢といろり、そしてコタツがあるだけ。
テレビが普及しない時はいろりで聞く大人たちの話が大事な情報源だった。
鳥追いの鳥は雀ばかりじゃなかったと言って朱鷺の話もしてくれた。
曾孫爺さんの頃はここらでも朱鷺がいて綺麗な鳥だったそうだ。
朱鷺はなぜ嫌われたかと言うと田植えをした稲を足場にしてドジョウをおかっけたから苗が駄目になり農家に嫌われたのだそうだ。
魚野川が作った沼地を埋め立てた田んぼがいっぱいあったものだ。
今でも深田と呼ばれるとこもある。
地図などに名は無く耕作者しか呼ばない地名だと思う。
良く腰まで浸かって田植えをしている話を聞いた。
この魚野川があるところはちゃんと地名に載っていて島田と呼ばれている。
今思い起こせばココは大沢川の川の上にあることを思い出した。
耕地整理で大沢川が改修され川の蛇行を直したので今のようになった。
その前は豊かな湿地帯で有り少し下流にはカワウソが住んでいたと伝えられている。
酔った時の星野さんの話に登場する同じカワウソだとこの頃わかった。





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竜光天神様

2007-01-13 08:51:10 | Weblog
三時ごろから雨が雪になってきた。
自宅も落下式屋根だから雪の滑り落ちる音が聞こえ除雪車の音も聞こえ出した。
朝食を作らなくてはと思ったがまだ時間が有るので寝ていた。
車が無いので妻の車に乗って6時前に出かけ和南津トンネルの所にグレーダーがいてわき道に見覚えのある車と人がいた。良くみると内山さんが何かやっていたのでついでに朝食の人数を聞いた。
車が違っていたので始め判らなかったらしくいきなり声を掛けたので驚いていた。
この頃朝早かったり昨日の事もあったので体が疲れて鉛のようだ。
忙しいけど少し昼寝をしなければ。
市場に行って買うものも無かったが大葉がないのと玉子を追加しておかないと毎日除雪隊だけで30個は必要で今日の牛筋と大根の煮込みに一個づつつけるから買ってきた。
トマトを2箱と生姜を一箱、苺と韮も一箱買った。
韮は少し傷んでいたので1把30円。
自分でも食べるけど茹でて温泉玉子の青みに使う。
フル出動で雪模様の土曜日はフリーの人は少なかったし段取りをしたから先が読め誰より先昼を食べて少し本を読みながら昼寝をたっぷりした。
昼食は温かいそばにし、太く平打にして食べた。力強い麺体と蕎麦の旨みが冴え渡り久しぶりに自分のそばがうまかった。
冬は温かいそばを押すべきだと始めて判った。
佐渡牡蠣と大根おろしか鏑おろしの蕎麦などおいしいしもっと奇抜な蕎麦もいいだろうな、
親方に又いわれそうだ奇をてらうなと。
北海道の猟師から蝦夷鹿百キロ到着。
何のメニューに使おう。
夜は二組の宴会で小出までの送迎が一組ある。
バスで迎えに走り出し、堀の内の町を望む頃には遠く雲が桃色で少し黒に近い色に一部光を反射していた。
夕暮れの光が足りない景色は青白く沈み木々は雪花に包まれている。
その景色は懐かしい昔の色。
そして切なくなるような強烈な静寂。すれ違う車にはっとし今に戻る。
新しい感傷に浸って小出の近くまで来たら先ほどの雲の色はスキー場のナイターの光が雪雲に反射して出来た色だった。
てっきり遠い場所の雲の切れ目に差し込んだ夕日の残照が屈折して雲に当たったのかと思って楽しんでいたのに。
それはそれで魚野川が光を失って横たわり川原を前景にし手前の杉の木の一本一本の梢が手に届きそうなほどはっきり鮮やかに見え、オレンジ色の光を抱き込んで王冠の様な情景は又素晴らしい。
先ほどの昼寝が又心を柔らかにしてくれた。
皆さんそれなりに喜んで帰った。
ヒロちゃんが帰るとき乗せてもらい竜光の天神様に参拝に行った。
馴染みの役員が詰めていてきっと他所のの人達はいかならしく魚野川が来たと言って話題になっていた。
竜光蕎麦と名乗って商売をしたのは天神様が縁で毎年出かけている。

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雪晴れの夜明け

2007-01-12 08:18:19 | Weblog
昨日の降雪予想は2センチ。
除雪隊も4人しか待機しない。
でも夕方雪は小ぶりであるが止まず予測が出て30分もしないうち2センチを超えて降り止む気配すらなかった。
来れは朝食が増えると思い心の準備だけしておいた。
朝歩道をロータリーが返ってくる音がしたのでストーブを付けご飯の準備をしいつものウインナーなど無かったので大根おろしとトロロおろしをいつものおかずに追加して出した。
若い人達は少し不満だろうと牛筋大根を鍋ごと出したら若い人達は汁椀に盛って食べていた。
食事が終わる頃に東の空が燃え出し雲の切れ目から朝日が差してきた。
青白く冷たい世界が何と無く温かいと息をそっと吹きかけたように思われる日の出だった。
日が登って木々の樹氷が輝き雪面には広く雪霧が低く立ち込めそれが薄い桃色に染まっていた。
行きばれの予感に試みたされていたが直ぐにしのほうから黒い雲が近づいてきてしまった。
市場に急ぎマグロを買った。
今日とと明日は新年会の予約が入っていたので一品料理にセリイタメとタコの頭とトマトのサラダ新巻鮭と数の子の糀漬けの準備を始めた。
天ぷらにふきのとうを使うので洗ったり煮物は牛筋を煮て野菜などと一緒に使う。
昼定食はイナダが安かったので刺身にし天ぷらをつけた。
雪も降らなかったが一般客はたいして来なかった。
予報ではしばらく冬型が続き少しずつ雪が降る。
早めに寝て明日の除雪の朝食と宴会に備えようとビールを飲みブログをと思っていると妻から電話で母が夜出かけて何処に行ったか分からないから直ぐ来いコール。
調子の悪い娘を預けっぱなしで思い当たる節があったのでタクシーを呼んで自宅に戻った。
その前にを一回りしたが何処にもいなかった。
もう疲れて嫌になったとこの前も言われていたから最悪のことを考えていた。
自宅に帰ったら老人車があったのでほっとして又飲みたくない酒を飲んだ。
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