おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

神の道 人の道

2006-12-06 09:40:34 | Weblog
初雪の降り始めと消える一瞬に山肌に微かだが道のように見える現象に僕は冬の神様の道と勝手に考えている。
地元ではそんな話は聞いた事がないが。
雪が薄っすら降ると山のそま道が白く浮かび上がってくる。
これはその山で生活する人達が歩き生活のために使っている山道で地図には載っていない道だ。
キノコや山菜採りの次年度の探索に地元の人しか知らない道を利用できる事は凄い強みになる。
地元の人に良くなぜこの場所を知っていると言われる事があるが今の時期に山を見ているからだ。葉の落ちて見通しのきく今の時期は斜面や樹木、そしてほかの植物の植生を良く見ることが出来る。
逆に神の道はそのときの自然現象で気温が急に上がったり日差しや一番多いのは風で白く覆われ薄く積もった初雪の頃数時間で現れ数時間で消える。
温度変化が一番ある尾根が融雪し黒い道のように現れ瞬く間に消え去ってしまう。
今日は氷雨と言うのだろうかもやに覆われて消えかかった初雪が着物の絞り柄みたいになったところに落ちている。
昼定食は豚肩ロースの味噌漬け焼き。
お昼に食事と会議の予約があり、二千円なので焼きおにぎりと温かいキノコ蕎麦を出した。
温かいそば用に蕎麦を太くして打った。
昼蕎麦に温かい蕎麦も選べるようにしたら寒くなったせいかぼちぼち出るようになった。
出来れば茹でたてのキュとしまった蕎麦を食べてもらいたいのでラーメン用のチャーシューをあげてナルトを添えて出した。
二人目までは何も言わずに帰ったが3人目のカップルの女性は変な蕎麦と言ってチャーシューを残して文句を言って帰った。
出来ればと冷たいのをと、そこまで思ったけど自分の都合を押し付けちゃいけないのでキノコを少し入れた温かい蕎麦にした。
でもあの肉は香辛料をあまり使わず和洋どちらにも使える肉なのだけどなー。
ココまで考えたら折角だから、月替わりにしてそのときの素材で変わった温かい蕎麦を作ろうと思った。
少しひねくれてまた1月は寒鮒を取ってくれると思うから、寒鮒を甘露煮みたいにし魚臭さを押さえた寒鮒蕎麦に温かい昼蕎麦をしょうと考えた。
あまり誰でも食べれる素材じゃないから冷たい蕎麦が出るかも。
2月は先ほどの肉に野沢菜漬けの煮たのを小口切りにして玉子を入れて混ぜ、豚キムチみたいに漬物と肉の出会いを生かしたい。
かなり根に持っているなー。
夜は前に世話になった方の家族が揃って十日町からピザを食べに来てくれた。
星野さんも着てくれたが今日は一緒に飲めなかった。
板長が休みで何と無く忙しくどう言う訳か水曜日は忙しい。
自宅に帰っても暖房は切られているので店であまり物の夕食にした。
どうしても食事をしてしまうと後酒はどちらでも良くなるので飲み会以外は飲まない日が多い。
余ったビールを家で飲もうとして車の中に2回こぼしてしまったのもある。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪晴れの朝 マイナス3度 | トップ | hosinos woldo kozawa »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事