学校を辞めます 

51歳、ある教員の選択

書籍「学校を辞めます」の感想 『負の連鎖を一つ一つほどいていきたい』

2010年08月17日 10時38分32秒 | 本の感想
久々に書籍「学校を辞めます」のご感想が、届きました。「学校を辞めます」は、初版の1000部のうち約900部が売れたり、寄贈されたりして行き渡り、現在は合同出版と私の所に数十冊あるのみです。書店ではほとんど取り扱っていないのにご感想をいただき、本当にありがたいと思いました。以下、感想文のご紹介をご本人の承諾の下にさせていただきます。

この間本を3度読みました。1度目は、こんなに悩んでいる先生もいるんだということと共に、湯本先生は、子どものこと、同僚の先生方とのつながりなどとても大切なことを主張しているのに、すればするほど管理職との溝が深くなるという大きな矛盾と悲劇を感じました。
2度目は、私があれこれ寄り道をしている途中だったので、1度目の感想から発展することはありませんでした。そして3度目。奇しくも、学校が「35人学級」へ見直されたり、高等学校が無償化になったり、ようやく社会が子ども目線でうごきはじめています。先日は、「学校に言論の自由を」を訴える三鷹高校の土肥先生のお話もききました。湯本先生の思いと似たものを校長先生もまた都教委に対して抱いている。負の連鎖は上からつながっているのですね。根深い問題だと思います。でも一つ一つほどいていきたいですよね。「子どもも保護者も先生も苦しんでいる」、こんなんで良い教育ができるはずがありません。
私も「学校が好き」です。「学校が好き」という子どもがふえるような学校がふえるといいですね。少なくとも今、社会が少しずつよい方向にうごき始めているのは、湯本先生が本を出版し、新聞の取材をうけ、また地道にじゃがいもじゅくでがんばっていらっしゃったからこそだと思います。小さな力が共鳴し、大きな流れになっていると思います。(三木由里子)
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多くの教師に読んで欲しいと思います

2008年10月24日 13時10分02秒 | 本の感想
書籍「学校を辞めます」の感想
一気に読みました。区教委や都教委の恣意的で管理的な教育行政のデタラメさや矛盾を鋭く突いていると思います。今東京の教育は、石原「悪徳=老害」知事により競争主義や人事考課制度や教師への異常な処分攻撃などで破壊され、また教育改革を標榜する地教委ほど、学校の荒れや学校崩壊等が進んでいる状況にあります。組合や良心的な教師や地域の親たちが真剣に立ち上がらないと、4〜5年後には、東京の教育はどこも度し難いほどの崩壊に突き進んでいると思います。湯本さんの無念の思いを受け止めつつ、多くの教師に読んで欲しいと思います。
                         藤崎喜仁(61歳・教員)
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今後の日本の将来が、心配でなりません

2008年10月02日 10時31分03秒 | 本の感想
*埼玉県のTさん(43歳 主婦・自営業)からの本のご感想です。

 私の知っている先生方もストレスによる精神的なダメージを受けて休職されている方や、病に倒れ亡くなっていく子ども達の恩師も少なくありません。
 学校という子ども達がのびのびとくらせる場や、地域社会との連携等「少子化対策」もなんら解決の糸口もないまま…。ああ、ひたすら、今後の日本の将来が心配でなりませんね。
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かっての保護者からの反響

2008年09月18日 10時16分53秒 | 本の感想
本の販売が始まって早1ヶ月、この間の僕の持分の販売状況は、販売が100冊ほど、寄贈が50冊ほどで計150冊程を手渡すことができた。自分で書いた本を売るという事が生まれて初めての自分としては、「できすぎ」じゃないかと思っている。本当にありがたい。
店頭では大きな書店では置かれているということはわかっているのだが、反響が気になる。
数日前から、かっての教え子の保護者や教職員にはがきを出す個別依頼を始めた。本当にご無沙汰の方にもかなりのはがきを出す予定だ。
少しずつ反響が返ってきている。
かってのある教え子の親からのメール(一部)を紹介する。
「本を読んでみると、先生という職業はとても大変な状況の中におかれていることを改めて感じました。英語が導入され、習熟度別に授業がなされ、共通テストが実施される中で、多くの疑問や不満はありつつも、目の前におかれた我が子の問題ばかり…。親としては当たり前のことなんですが…。先生のように多くの問題点を、声を大にして言いたい教員が多くいるにもかかわらず、現場の声が届かない現実とは?教師とは…?真剣に考えていたら先生のように、まいってしまう先生が大勢いることでしょう。先生の本を多くの方々が読んで、真剣に取り組まなければいけない状態に自分の子ども達、未来を背負って立つ子ども達がおかれていることを理解してくれる方々に巡り合えることを願っています。」
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一気に読み切ってしまいました

2008年09月06日 12時33分16秒 | 本の感想
本の感想
ページをめくり、一気に読み切ってしまいました。
文章の一つ一つにていねいさやいろんな想いが感じられ、自分の主張だけでなく、相手の事もよく考察されている所が読んでいて心地よかったです。
学校を辞めるという決断に、奥様が「何も言わない」と言ったというくだりで、先生が奥様に感謝しただけでなく、自分にまだ力が残されていると感じたと書かれていた部分は涙が出ました。私もつらい事があった時支えてくれた周囲の人や、前向きに考えられるようになった事を改めて思い出しました。学校の事、社会のほころびの事はまだまだわからない事は多いのですが、この本をできるだけ多くの人に読んでもらいたいと思いますし、何か変わるきっかけになるといいですね。
                       白子純子(助産師 38歳)
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これは、私の叫びでもあります!

2008年08月28日 09時21分34秒 | 本の感想
都立高校で働く井黒さんからのご感想です。

夏休みの時間を使って、読ませて頂きましたので、感想をお送りします。
まずもって、この間の闘いに敬意を表するとともに、辞職を決断するまでの葛藤やご苦労・ご心痛をお察しして心よりお見舞い申し上げます。
私は都立高校勤務ですが、小学校と同じように(いや今や小学校以上?)人事考課、日の君強制、非民主的な学校運営、教員免許更新制度、その他諸々の多忙化により息が詰まっています。現在勤務する高校は、都が言ういわゆる新しいタイプの学校・エンカレッジスクールです。私は数学ですが、持ち駒の半数しか数学の授業をやりません。残りは、総合学習、奉仕、キャリアガイダンス、体験学習等々です。準備から実践まで全て初めての体験で、目が回る毎日です。組合活動をする余裕も無く、管理職までもが振り回されている様子です。とてもじゃないですが、誇りを持って働いている…とは言えない状態です。正に働かされている毎日です。しかし、目前の子ども達の為に教員として出来ることは一生懸命やろうと奮闘してきました。でも身体は一つ、時間も有限、やりたいことと出来ることは違います。思いはあっても、条件が整わずに志半ばで流されてしまう自分に対して、何とも無情観に苛まれることもしばしばです。輪をかけて都教委からは次から次へと管理統制の締め付けが目白押し…。体力だけでなく、気力も付いて行かなくなる事があって、自暴自棄です。こんな私は不適格教員か? と、いずれ来る免許更新の際は退職を考えようかとも思っています。
しかし、介護すべき親と、養うべき子ども達を抱え、家族を路頭に迷わすことも出来ずに悶々と時間を過ごすのか・・・と憂鬱になってしまいます。
湯本さんの著書を読んで、共感する部分がたくさんありました。ほぼ全てといっても良いくらいです。そんな中、学校を辞める決断はさぞ大変だったのでは…、と感じました。今後は時間を見つけて「じゃがいもじゅく」のHP等も拝見させて頂くことにします。
職員がバラバラの状態・・・
理不尽な人事異動・・・
保護者との関係・・・
もっと子ども達と関わる時間を・・・
学校内にも教育格差・・・
新自由主義の競争社会・・・
共通テスト??
ゼロトレランス??
規範意識??
全て教育行政の歪みによる教育破壊だと思います。いつまでもこんな時代が続くとは思わないですが、他人任せではいけないと、自分で出来る闘いは、職場でも、司法の場でも、地域でも、あらゆる場で続けて行こうと思いますが、自分が壊れてしまっては何も出来ないので、身体と相談しながら、休憩しながら、粘り強く言いたいことは言っていく、おかしいことはおかしいと言っていく、そうありたいと思います。職場では少数派かも知れませんが、全国全世界には闘っている同志がたくさんいることを励みに、これからも頑張って行きます。
前書きにもありましたが、湯本さんの著書は湯本さん個人の記録では無く、私の叫びでもあります。ありがとうございました。共に頑張って行きましょう!!

都立高校勤務  井黒 豊


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教育行政についての告発書です

2008年08月25日 22時30分05秒 | 本の感想
「君が代」強制に反対し、不起立を貫いている根津公子さんから本の感想をいただきました。

今読ませていただきました。
湯本さんが辞める決意をされたけれど、本当は辞めたくなかったというお気持ち、私自身の気持ちと全く重なり、胸が締め付けられる思いで読みすすめました。私もクビを覚悟で闘う道を選んでも、子どもたちとかかわっていたい気持ちが薄くなることはありませんものね。私も、いよいよクビと覚悟していた08年3月31日が近づくにつれ、子どものなかにいて、涙が出てしまったり。特に3月25日は、今日で最後と思うと、涙は止めどもなく、溢れてしまいました。私たち、子どもが好きで教員になったんですものね。権力を持つ者に働く場を奪われたって、私たちの心は奪えないですからね。
 じゃがいもじゅくで、そして映像で子どもや学校とかかわり続けていらっしゃる湯本さんのお気持ちを改めて知り、感激しています。
 子どもに向ける湯本さんのまなざしは柔軟で限りなく優しいですね!読む者の心が洗われるようです。
 その湯本さんのまなざしから、都教委の教育行政には子ども不在であることが浮き彫りになっていますね。湯本さんの体験記だけれど、多くの教員のそれであり、教育行政についての告発書だと感じました。
 湯本さん、ありがとうございました。
                       根津公子
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本の感想「いっきに読み終えました」

2008年08月12日 08時30分30秒 | 本の感想
兵庫県の県立高校教員Hさんから書籍「学校を辞めます」のご感想が届きました。

さっそくいっきに読み終えました。私は高校の教員で今47歳です。東京並みの管理と統制にはなっていませんが、兵庫も多かれ少なかれ同じ状況です。
私も身体がしんどく、日々、体調との闘いのなかで、夏も、昔のように休むことはできずに、走らせ続けられています。
湯本様が書かれていることは本当によく理解できます。
私もやめたい。でも、生徒はかわいいし、親にも誰にも相手にされない生徒に寄り添いながら進むしかないと思いながら、進んでいます。
ありがとうございました。
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