ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

クロツバメ

2016年02月12日 | 沖縄の動物:昆虫-鱗翅目(チョウ・ガ)

 原野からの客

 私が借りている畑ナッピバルは、ほんの3~4分も歩けば西原町の幹線道路に出て、そこにはカラオケボックス、コンビニ、中学校などがあり、賑やかな場所となる。ただ、畑の周りは静かである。道向かいは森で、墓も並んでいる。他の3方向は畑となっている。北側はウージ(さとうきび)畑、南側はキャベツ畑、東側は元バナナ畑である。
 東側のバナナ畑、元と書いたように今はやっていない。私がナッピバルを始めたのは2012年8月だが、その時から既に耕作放棄畑であった。当時はまだ、「バナナ畑だ」とすぐに気付くほどの様相であったが、以降荒れ続けて、今は原野に近くなっている。
 原野に近くなったことで、そこにはいろんな動物が生息していると思われる。どんなのがいるだろうか?私がまだ見ていない虫もいるのではないか?などと興味はあるのだが、原野に近くなった今、ハブが怖くて中に入ることできない。

 その原野からはしばしばマングースと思われる鳴き声が聞こえ、マングースが木の上にいるのを見、なっぴばるを走り抜けるのも数度目撃している。カエルの類、ネズミの類もたくさんいると思われる。なので、当然と言っても良かろう、ハブもいる。
 ハブがナッピバルに顔を出すのは御免だが、まだ知らぬ虫や小動物がやってくるのは歓迎したい。写真を撮ってここで紹介できる。今回紹介するクロツバメは原野からやってきた客の1匹。前翅長40ミリ内外と大きな蛾なので、すぐに気付いた。

 クロツバメ(黒燕):鱗翅目の昆虫
 マダラガ科 沖縄島、八重山諸島、台湾、東南アジアに分布 方言名:ハベル
 名前の由来、『沖縄昆虫野外観察図鑑』に「体背面が黒色であるために和名が付けられている」とあった。漢字表記の黒燕は私の想像。クロ(黒)は『沖縄昆虫野外観察図鑑』の通りだが、ツバメ(燕)は自信がない。色は確かに燕に似ているけれど、同意である黒を重ねるだろうかと自案に疑問を持つ、「白い白雲」みたいなものだ。もしかしたら、目に特徴があって、例えば鍔の形をしていて、それで、黒鍔目かもしれない。
 「体背面が黒色・・・」の後に「後翅表面の半分以上は・・・瑠璃色」とある。そうと解っていれば私も確かめたのにと残念。「マダラガ科は色彩が派手」とのこと。
 前翅長40ミリ内外と大きな蛾。日中活動性の蛾で、私が見たのも昼間、12時前。畑の水場の傍でじっと留まっていた。食草はアカギ、水場の近くにアカギはある。

 
 成虫
 
 成虫斜めから
 
 記:ガジ丸 2016.2.5 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄昆虫野外観察図鑑』東清二編著、(有)沖縄出版発行
 『名前といわれ昆虫図鑑』偕成社発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行

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